ロバート・アルトマンの映画ファンのコメント
太陽と戦慄のコメント |
三人の女(1977/米) | シェリー・デュヴァルとシシー・スペイセクが一緒に画面に登場するというだけでまともじゃない映画。デュヴァルが男を誘惑しまくるのだがことごとく冷たくあしらわれるという描写が笑える。 | [投票] | |
突撃!O・Cとスティッグス お笑い黙示録(1987/米) | 意味不明な悪フザケが延々続くだけでコメディとしてはサッパリ笑えないのだが、唐突に被さるラジオ音声、シュワブ家の構造の面白さなど、アルトマンのセンスの良さは随所に窺える。終盤の展開は、なんだか分からんが凄い。 | [投票] | |
ボウイ&キーチ(1974/米) | 集団劇ではない作品でも、アルトマンの特異性がよく出ている。 [review] | [投票(1)] | |
M★A★S★H(1970/米) | 『バード・シット』や『ナッシュビル』ほどの圧倒的な高揚感はないにせよ、この映画もラストが最高にかっこいい。何故か感動してしまう。また、「最後の晩餐」を模倣したカットの意表を突かれる鮮やかさ。アルトマン映画の細部の豊かさは驚愕的だ。 [review] | [投票(3)] | |
ポパイ(1980/米) | ポパイを演じるロビン・ウィリアムズ、オリーブを演じるシェリー・デュヴァルの異様さはとにかく凄いし、スピルバーグ『1941』にも匹敵する脈絡のない破壊描写も圧倒的なアルトマンの怪傑作! | [投票(1)] | |
ニューヨーカーの青い鳥(1986/米) | ただ作家性が強いというだけでなく、観る者を本気で困惑させるような異物感がアルトマン作品には元来あるのだが、それにしても登場キャラの人格破綻ぶりと脈絡ゼロの狂った演出がラブロマンス的体裁をものの見事に粉砕してゆく様には度肝を抜かれる。 | [投票] | |
ウエディング(1978/米) | 前半では随分タルく感じられるテンポが、慣れるとだんだん快適になってくるのが不思議。人物関係は最後まで観ても把握しきれなかったが、キャラが強い人々の滑稽なやり取りがジワジワと笑いを醸し出す。細部を楽しむべき映画なんだろう。 [review] | [投票] | |
ナッシュビル(1975/米) | アルトマンの人間を見つめる独自の感性が素晴らしい。 [review] | [投票(3)] | |
BIRD★SHT(1970/米) | これは紛れもなく大傑作である!まさしくアルトマンにしか撮れない映画、異色の極みだ。 [review] | [投票(3)] | |
ロング・グッドバイ(1973/米) | 主人公が女の車を走って追いかけるシーンが堪らない。モノマネ好きのオッサンなど、脇キャラも充実。 | [投票(2)] | |
わが心のジミー・ディーン(1982/米) | 予想外にヘヴィーな室内劇。アルトマンとしては小品の域を越えるものではないが、女たちを見つめるシビアな視線には凄味が漂う。現在と過去が交錯し、まるで大島渚『日本の夜と霧』のような展開を見せる。ラストの虚しい後味が堪らない。 | [投票] |