★5 | 華麗なる30年代のカントリーハウスを舞台に錯綜するエピソードをウィット&ユーモアを交えながらブラックに紡ぎ、ラストには一つに繋がる。アガサ・クリスティーに再会した気分に浸れるはず。粋でミステリアスなひと時を熱いお茶と共に召し上がれ。 [review] (TOBBY) | [投票(5)] |
★5 | マギー・スミスのイヤミ、リチャード・E・グラントのニヤリ。ご夫人たちのキツネでニンマリ。 [review] (カフカのすあま) | [投票(4)] |
★5 | TEA AT FOUR. DINNER AT EIGHT. MURDER AT MIDNIGHT.(これから観る方へ→) [review] (奈美) | [投票(4)] |
★5 | ばら撒きまくったネタのそこに最後の締めをもってくるのかという心地良い収束。脚本の勝利と思うが闊達なアルトマン演出も老獪そのもの。キャスティングのはまり具合も良く、迷宮のような地下世界の圧倒的な造形に心躍る。 (けにろん) | [投票(3)] |
★4 | ミステリーとして観るとプロットがシンプルで食い足りないが、階級社会の裏側でとびかうゴシップを盗み聞きしているような楽しさがある。なによりこれだけ多くの登場人物をさらりと自然に描き切った台詞、カメラワーク、音楽等々には感服するしかない。 (よだか) | [投票(5)] |
★4 | 卓越した役者陣における群像劇という土壌にほのかな犯罪臭を漂わせながら、ワンカットと見紛うほどの流麗なカメラワークで往時の貴族社会を魅せる芳醇なアルトマン演出に酔った。笑うしかないスミスの貫録や、歌による小休止といった余裕も堪らない。 [review] (ナム太郎) | [投票(3)] |
★4 | エレガントな鳥獣戯画を描くかの如き演出は群像劇のお手本のようで一見俯瞰的にも見えるが、奥に貴族社会の虚飾に対する痛烈な吐き気をオブラートしている。一転して三文推理小説に堕すかに見える後半が不仲に見えた熟女二人の母性的共鳴に帰結するや、作家のモチーフが階級を越えた普遍的感情の希求だったと判明する。 (kiona) | [投票(3)] |
★4 | アルトマンの映画は他人に「おもしろいから観なよ」とは決して言えないおもしろさ。だって何が面白いのか説明しにくいでしょ。 (kaki) | [投票(2)] |
★4 | ミステリーへの華麗な招待状。アナタもこの週末、貴族のカントリーハウスでキジ狩りを楽しみながら、→ [review] (ボイス母) | [投票(2)] |
★4 | 舞台劇的な演出が楽しい。人物ひとりひとりがとても大切に扱われていて、めざましいエピソード抜きでも彼らの人生や心がいきいきと伝わってくる。群像劇はこうでなくっちゃ。 (はしぼそがらす) | [投票(2)] |
★4 | もっかい集まってくれ! ★4.5 (ドド) | [投票(2)] |
★4 | お茶は4時、ディナーは8時、真夜中には殺人を…このお洒落なコピーにピッタリな計算されたゴチャ×2感と世界観の狭さが心地よい。オリエント急行を彷彿とさせる昔の探偵モノな雰囲気で、この世界にずっといたいと思わせてくれる。もう1回作って!
(ミュージカラー★梨音令嬢) | [投票(2)] |
★3 | ミステリとして見てしまうと内容は陳腐そのもので意外性は全くない。かといって群像劇として見ても無闇に人物が多いばかりだし、会話の妙も英語を聴き取れない私には残念ながら解し切れない。結局見所は瀟洒なセットや各人の演技など、表面的なものしかなかった。 (薪) | [投票(2)] |
★3 | ライアンフィリップは、ヤな奴を演じさせるとピカイチだね。70/100 (たろ) | [投票] |
★3 | アルトマンの良さって日常の流れに起こる歪みを描くところにあるんだと思うんだけど、 [review] (MM) | [投票] |
★3 | 人覚えるの必死で見てて疲れるんだもん。ごちゃごちゃやってる割にはたいして興味ひく事ないんだもん。英語の訛りわかんないんだもん。みんな、「よかったよかった」なんだもん。 (らーふる当番) | [投票] |
★3 | メイドのメアリー役のケリー・マクドナルドの清純な美しさや俳優アイボア・ノヴェロ役のジェレミー・ノーザムの歌声がなかなか印象深かった。 (わっこ) | [投票] |
★3 | 風刺映画や群像劇としての良さは汲み取れるものの、サスペンスとして観ると犯人の動機がありきたりで二時間ドラマのよう。しかし、取り繕った貴族社会の汚れ様を吐露するかのようなその内容は見ていて痛快ではあった。 (鯖) | [投票] |
★3 | エミリー・ワトソンの配役で「やられた!」って感じでしょう。それにしても、限られた尺の中でこの濃密さといったら。薄っぺらなものばかりを積み重ねて作り上げた世界。 [review] (HAL9000) | [投票] |
★3 | アルトマンにしては落ちも、人間の絡みもキャラも単純すぎたかなと。
上流階級とその使用人という設定が敗因か。だって、みんな同じかっこだし、
同じ顔だし。 (eye-drop) | [投票] |
★2 | 饒舌な貴族描写がウンザリするし後半を手抜きしているように感じる。 (RED DANCER) | [投票(1)] |
★2 | 「これからかな?」「これからかな?」と思ってたのに。 (stimpy) | [投票(1)] |
★2 | 犯人探しよりも事件の起こる背景やその波紋が主眼である事は分かるが、そこに焦点を合わせた演出になっていない。個人的には、アルトマンは群像劇という複雑さよりも、限られた人物間の関係の複雑さを描いた作品の方が優れていると思う。 [review] (煽尼采) | [投票] |
★1 | 「家政婦は見た」の英国版。無理して豪華さを演出しても、吐き気を催すような人々(貴族もメイドも)に嫌悪感しか抱けない。 (これで最後) | [投票] |