[POV: a Point of View]
密室
密室を、ミステリ・サスペンスにとっての究極の形だと思っている小生にとって、もともと舞台劇が元になっているものが多いこれらの作品を映画という形で後々まで残る形にして、なおかつ映画として優れたものにした所など、ただただ感心するばかり。ABCはその比重
A | 殺しのリハーサル(1982/米) | 騙された!そんな心地よさの中で発せられるあの一言。一抹の寂しさと役者の業を感じさせて、目頭が熱くなった。 | 投票 | |
A | 裏窓(1954/米) | もう大・大・大好きな作品です。 [review] | 投票(16) | |
A | ダイヤルMを廻せ!(1954/米) | ミスキャストな感のあるレイ・ミランドを尻目に不貞の妻グレイス・ケリーにどんどん感情移入していく。すぐれた推理小説を眺めるような感じだが、グレイス・ケリーの美しさと、観客にダイレクトに伝わってくる「痛み」の表現は紛れも無く視覚ならではのものだ。最初に観た時の印象が忘れられない… [review] | 投票(2) | |
A | 十二人の怒れる男(1957/米) | 信念を貫くことはとても大事。だが、自分とは異なる他人の意見に耳を貸し、間違いを素直に認めることはもっと大事であり、もっとも難しいことに違いない | 投票(14) | |
A | 名探偵登場(1976/米) | 論理的に矛盾している点が少なくない古今の推理小説に対する愛情溢れた皮肉がいっぱい。そう、愛情です。それを楽しそうに演ずる役者たち。彼らの丁々発止の演技合戦だけでも見る価値アリ。特に必見ハードボイルド・コロンボ。なのに泣き出して。しかし最後はあまりにも遊び心を出しすぎのようです。僕は満足だけどね | 投票(1) | |
A | オリエント急行殺人事件(1974/英) | アルバート・フィニーのポワロから“演ずる”楽しみや喜びが感じられてそれが最も心地よい。 [review] | 投票(2) | |
A | 12人の優しい日本人(1991/日) | モーツァルトのソナチネ・ソナタに一聴惚れ。 [review] | 投票(10) | |
A | 飛べ!フェニックス(1965/米) | プライドをぶつけ合う三人の男たちの物語を核に、心情を全く解しない上司を持った部下の悲哀に満ちたお話を盛り込みつつ、だだっ広い広大な密室の砂漠を舞台に、アルドリッチらしい乾いたドラマが展開。 [review] | 投票(2) | |
A | 盲獣(1969/日) | 触覚美の極致という話は乱歩の賜物だが、原作にとらわれずアイディアだけをイマジネーションで膨らませて映画化したその力量は評価されるべきだ。 [review] | 投票(3) | |
A | 救命艇(1944/米) | 細かいカット割りで作り上げた『サイコ』のシャワーシーン、厳密に言うとワンカット撮影ではないが、それを拒否して作り上げた実験作『ロープ』。そして究極の密室劇である『救命艇』。ヒッチにとって映画とは自らのテクニックを発揮するための媒体に過ぎない。そして怖がらせようと意図するところでわれわれがものの見事に怖がってくれたら内心ほくそえんでるのだろう。 [review] | 投票(1) | |
A | 笑う蛙(2002/日) | 蛇に睨まれた蛙、何見て笑う。 [review] | 投票(5) | |
B | 砂の女(1964/日) | “砂”を受け入れた男。 [review] | 投票(6) | |
B | シャイニング(1980/英) | 閉ざされた空間の中で精神の均衡を失っていく男、愛する人が徐々に変貌していくことを止める事の出来ぬ家族の苦悩等深く突っ込もうと思えば突っ込める恐怖には見向きもせず、キューブリックはお得意の理系的構築美に走り、それが惚れ惚れするほど美しい。怖くはない、けれどそれはキューブリックにとってはむしろ、褒めことばであろう。 | 投票(3) | |
B | ポセイドン・アドベンチャー(1972/米) | 有言実行。 [review] | 投票(2) | |
B | 暗くなるまで待って(1967/米) | 徐々にボルテージが高まっていくスリラーに、どぎつい仕掛けは不要だ。オードリーの意外性のあるキャスティングも程よい。 [review] | 投票(3) | |
B | エイリアン(1979/米) | 宇宙を舞台にした一種の密室もの。本作の魅力は何といってもその閉塞感だ。観ていて息苦しくなる。酸素が欲しくなる。シガニー・ウィーヴァーがまだ強いヒロインではないところもいい。応援したくなる。ホラーならではの「ぎょっ」と感。僕は2度ほどぎょっとした。その一方でサスペンスの鉄則でもある「見えない恐怖」を使った描き方の上手さ。よって傑作。 | 投票(6) | |
B | デストラップ 死の罠(1982/米) | マイケル・ケインのドタバタ演技の好きな人は必見!もはや独壇場。 [review] | 投票(3) | |
B | 探偵スルース(1972/英) | ミステリ・オタク心を(視覚的に)くすぐる映画。 [review] | 投票(4) | |
B | 殺人ゲームへの招待(1985/米) | ティム・カリーはしゃぎすぎ | 投票 | |
B | パニック・ルーム(2002/米) |
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