「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
フリック(2004/日) |
虚構と現実への挑戦。そしてあくまでも「誠実」に描き貫く意欲作。寒々しい苫小牧を映す固定カメラと、村田の心理を表現するえぐるようなカメラワークのギャップこそ作品の本質だろう。答えなど求める前に、真実とは計り知れないものなのだ。 [review] (ナッシュ13) | [投票(2)] | |
あまたの猟奇ミステリーがシナリオを練り高度な演出を駆使しながら、最後には猟奇性を現実の中の特異なものとして位置付けてしまうのに対して、本作は現実の中に真実を迷い込ませることで猟奇よりも恐ろしい猜疑という心の弱さの不気味さを描ききっている。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |