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カトリン・ケストラーの映画ファンのコメント

4分間のピアニスト(2006/独)が好きな人ファンを表示する

トンマッコルへようこそ(2005/韓国)************

★5ほんわかのんびりユートピア的ノーモア戦争らしき展開が、そのうち執拗なアメリカ批判映画にすりかわるところが僕には痛烈で、やはり国家の分断という悲劇をこんなに優しい人たちの気持ちで訴えるこのやり方は正しいと思う。 [review] (セント)[投票(4)]
★2敵対する軍人たちが、武器を知らぬ桃源郷的な村で出くわして……という筋書きから条件反射的に思い浮かぶ展開が冗長に展開する前半の退屈さは、尺の長さと考えあわせて苛立たしい。村の平穏さの描写より、それと対照的なシーンの方が活き活きしている矛盾。 [review] (煽尼采)[投票]
★4笑わせて、怖がらせて、怒らせる。この温度差がニクい。 (あちこ)[投票]
★4大人のためのおとぎ話のような感じは良いと思うが、それだけでまとめて欲しかった。 (TM(H19.1加入))[投票]
★4山の向こうで灯りがともる。花火を見物するかのような村びとたち。国家間の憎しみは為政者のパワーゲームが生み出したモノ。桃源郷に来れば人の心なんて、そんなに変らないじゃない? ゆらゆらと蝶々が舞う。ポップコーンの白い雪が降る。熱気球が海月のように浮遊し夜空を照らす。何故、単純で正常な生活ができないのだろうと訝る。 (Linus)[投票]
★3コメディタッチの明るい作品を期待していた自分には、お伽噺としても重すぎた。トンマッコルはけして永遠のユートピアには成り得なかったのだ。しかしそういう難題を無事解決する方法を模索してこそ、真の反戦ファンタジーだろうと思わずにはいられない。 [review] (水那岐)[投票(4)]
★3朝鮮戦争という苛烈な現実に裏打ちされた過激なフィクションといい、そこでどうしても共和国軍兵士をああ描かずにはおけないヒューマニズムといい、良くも悪くも韓国映画。日本人ならきっと躊躇するか周りが止めさせてしまう様な監督の趣味に走れているのも、やはり韓国映画だなぁと思う。これ以上俺には言えん。 (死ぬまでシネマ)[投票(3)]
★4この映画のポスターは、出演者皆が笑っており、真ん中にいる頭の弱いヨイルだけが笑っていない。何故彼女だけが笑っていないのだろう?    [review] (KEI)[投票]
★3近くで遠い、作れそうで作れないユートピア。所詮、幻想なる村。 (らーふる当番)[投票]
★3久石節全開なので、安心して見てしまったけど、なかなかの悲劇なんだよねこれ。 (TOMIMORI)[投票]
★4シリアスとコメディ、スリラーや韓国的な泥臭さなど様々な要素を含み、しかもそれぞれのバランスが極めてよくとれた一作。とても監督デビュー作とは思えぬ。[イイノホール (TGFトーキョーシネマショー2006)/SRD] (Yasu)[投票]
★4映画的ファンタジーという麻酔と、過酷な(映画の中の)現実の痛みが、振り子を大きく揺すりすぎる。韓国近代史の寓話の傑作だとは思うけれど…。 (chilidog)[投票]
★3メルヘンをリアリズムの隠れ蓑と割り切るあたりが妙にすがすがしく、シンプルな歓楽劇としては、これはこれで情緒のバランスがとれてるのかも知れぬ。 (disjunctive)[投票(1)]