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リー・ハイインの映画ファンのコメント

鬼が来た!(2000/中国)が好きな人ファンを表示する

善き人のためのソナタ(2006/独)************

★5観終わった後、素直に「素晴らしい映画を見たなあ」と思える秀作。淡々とした進行ながら、最初から最後(秀逸)まで隙のない作りなので飽きることが無かった。ドラマとしても楽しめ、知的好奇心も満たしてくれる「お得」な作品。 (TM(H19.1加入))[投票]
★5最も魅力的な東側の人物かもしれない。 [review] (chokobo)[投票(2)]
★4この作品、ラストが実に恰好いいのです。[シネマライズ2F/SRD] [review] (Yasu)[投票(1)]
★4人間一人の人生を簡単に左右してしまう、管理国家の恐ろしさ。 (NAO)[投票(1)]
★5国家体制の中で自壊する芸術家達の人間性。しかし一方で、大臣の行いも重大な人間性の表れだったりする。 [review] (パグのしっぽ)[投票(2)]
★5謀略による抑圧を心底憎むものは「謀略による抑圧」がなんであるかをよく知る者である、ということか。全編にみなぎる静かな緊張感は、これが本物のスパイの映画であることを示している。 [review] (シーチキン)[投票(4)]
★5人間が生きるうえで必要なものは何なのか、自由という究極な人類の希求を絶たれても人は生きていくことが可能なのか、そこまで考えさせられる広い映画だ。 [review] (セント)[投票(1)]
★3最期の12日間』もそうだけれど、壁が崩壊した後の独映画は、『天使の詩』の頃に比べて、なんとも口調がもにょもにょしている。異質なものを混ざり合わせようとしている過程の、力強い迷走。この混沌は、再生たる変容への必然だとも感じる。 (uyo)[投票]
★4良作だが、宣伝に裏切られた感は否めない。政治的ではあるが、より通俗的な娯楽作。 [review] (SUM)[投票(1)]
★3煙草の煙の滞り具合や終始示される曇天。体制の象徴化としてはなんという凡庸さか。この映画を会話劇として観ることをやめると、予想外の貧相さに気が萎える。万巻の書物の寄せ集めで一編書きあがった秀才の論文という印象がぬぐえない。 (ジェリー)[投票(1)]
★5重苦しいテーマを描きながらも、観客が重苦しく感じないように心を砕いているのが伝わってくる。観終わって残るのは、善きものだった。 [review] (ミドリ公園)[投票(2)]
★2描かれている「状況」は非常に興味深いものだし、心打つ美談であることは認めるが、あまりにけれん味が無さすぎる。 [review] (緑雨)[投票(7)]
★4「耳をそばだてる者」が聴いてしまったソナタが象徴する、芸術の無償さ。どの役も、独特の人間臭さを醸し出していて、長尺にも関わらず、人物を見ているだけでも飽きない。意外にユーモアもあり、それがまた、人間の切ない在り方を浮き立たせる。 [review] (煽尼采)[投票(13)]
★3この映画を徹頭徹尾「盗聴」の映画として見るなら、問題となるのはやはり盗聴する者と盗聴される者との間の「距離感」の演出だ。 [review] (3819695)[投票(7)]