★3 | わかってはいるけど人間考えすぎるとよくない。純粋さゆえに追いつめられる主人公の孤独を永遠の大スタ−市川雷蔵が好演。 (ルクレ) | [投票] |
★1 | やはり原作者に問題がある。それ以外は全て満点なのだが・・・ (雷) | [投票(1)] |
★5 | 全てを知る者を演じた金満体質の煩悩に傾倒していく世が狂っているのであって、そいつは最初から最後まで狂っていたので唯一筋を通した人間らしい人間であって同時に人間の全恥部を担う、現世にいなくてはならない尊い存在、仏。 [review] (ジャイアント白田) | [投票] |
★4 | 吼える仲代は三島由紀夫。俯く雷蔵は私そのもの。 [review] (sawa:38) | [投票(9)] |
★4 | 人は己を認識して欲しいがゆえに生きる…それもまた事実だ。だが、物心ついたときより後ろ指をさされて生きてきた男は、それもまた認識の一つと一人合点してしまう。善も悪も無い。生きる証さえあれば、例え一つの権威を炎に包むことがあっても。 [review] (水那岐) | [投票(1)] |
★3 | ミシマは切腹よりも、市ヶ谷駐屯地に放火してほしかったものだ。90歳過ぎでまだ収監されているなんて方が、生き恥晒す決意という本作の原作者として相応しかろう(含原作のネタバレ)。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★4 | 雷蔵が劣等感とモラトリアムと直情を組み合わせた演技が上手。周りの人物の表裏ある人格のあり方も微妙なラインをなぞっていて芸達者が多い映画だ。ただやはり宮川のカメラの炎の捉え方で三島の考えたものを画面に表現しようとしたのが肝。 [review] (t3b) | [投票(1)] |
★3 | 市川崑ですら三島由紀夫は料理出来なかったといった感じ。 [review] (づん) | [投票(1)] |
★5 | 宮川一夫は炎の中に金粉を混ぜたとか [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★4 | 宮川一夫のキャメラよりも、登場人物たちの緻密な心理描写の綾。[Video] (Yasu) | [投票] |
★4 | 劣等感に痛みきった少年は憧れの驟閣寺へと逃げ込み驟閣寺そのものになる。青年へと成長し自らを変えるために、変わらぬ美・驟閣寺を焼かねばならぬ。残ったのは抜け殻。矛盾に満ちた成長記。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★2 | この薄暗い画面の連続の中に反俗世の象徴たる主観的絶対美としての驟閣寺は一片たりとも垣間見えないので、主人公の懊悩がどうにも説明不足で薄っぺらい。結果、それを消滅させ自らも消えるという滅びの美学は陰々滅々たるコンプレックスの形骸的表象となる。 (けにろん) | [投票] |
★4 | なんと救いようのない話であろう
(TOMIMORI) | [投票] |