★5 | このような論争劇で一編創るリアリティを持ち得た作品は、日本映画空前、おそらく絶後だろう。今でも論争の映画を撮り続けるゴダールだって、影響を受けたはずだ。 (寒山拾得) | [投票] |
★5 | 大島渚の映画って、その時代とともに体験しないと威力半減しますね。個人的にはスゲーなあと思います。 [review] (chokobo) | [投票(2)] |
★5 | 激しい怒りの映画。荒削りな長回し撮影と役者の生々しい演技は圧巻。なんつったって佐藤慶が台詞トチったあと「しまった!」って顔してるんだもの!! (太陽と戦慄) | [投票(6)] |
★2 | 難しい言葉使い過ぎのセリフとちり過ぎ。タイトルも意味不明、というより誤用。こんなんで金とるの? (舞台劇としては悪くないけど) [review] (G31) | [投票(1)] |
★3 | 理論闘争と若者のエネルギッシュがパネェ。無気力・無関心・無行動な現代若者の心にこそ深く胸に突き刺さる。演説はガンダムのギレン・ザビ並み(以下ネタへ)。 [review] (氷野晴郎) | [投票] |
★1 | 内容の過激さ云々って問題じゃなく、公開4日で打ち切りになったのも納得な位、詰まらない。長廻しの多用は興味深いが、時間軸が10年前と現在を行き来するのは別に面白くないし、ラストに向かうに連れて朗読劇かと思うくらいセリフばっかりになって、映像である意味が無い。そのセリフも、中学生の屁理屈みたい。['07.3.20DVD] [review] (直人) | [投票] |
★4 | 反体制闘争を描くに製作も制約を逆手に取った体制打破気分を横溢させるいう前代未聞の戦略。大島の空気を読む山師才能が全開。2世代の闘争の総括が呈示されたとも思えぬが吉沢京夫の空疎なアジテーションは或る意味50年後を予見していたかもだ。 (けにろん) | [投票(2)] |
★2 | セリフ棒読みそして噛み噛みでカンペでもあるのか目線も泳いでる、この出来で公開したことが驚き。熱意が空回りしてる気がする。 (マッツァ) | [投票(2)] |
★5 | 個人の意志で体制と対峙することは比較的たやすいが、体制を変革するには集団としての運動が必要となる。ひとたび個人が集合体の一部と化した瞬間から、その集団が新たな体制となる矛盾。空虚なアジ演説の前に呆然と立ち尽くす若者達。やり場のない虚しさよ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(6)] |
★4 | 自由と民主主義を謳いながら、結局内部告発と吊るし上げに終始するこの論争映画は不毛であり、大島渚がアブノーマル・ラブの作家に傾斜していったのも歓迎すべきだったのかもしれない。だがそう断言するには、この作品は後のものにない荒々しいエネルギーと魅力に満ちている。 (水那岐) | [投票(4)] |
★5 | 大島作品には「参加すること」が求められているのである。当事者意識無しに画面を眺めるだけではアラ以外の何者も見えてこないのである。これ程までに力強く論理的で、しかもミステリ的興奮に満ち溢れた作品は後にも先にも無いのでは。 [review] (町田) | [投票(6)] |