「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
百円の恋(2014/日) |
ジムの経営者やトレーナー、コンビニの2人の店長や店員といった脇キャスティングが全て命中しており、遣る瀬無い閉塞と片隅感が充満するのが良く、そういうリアリズム基盤の上で『ロッキー』チックな類型的再生譚もより栄える。サクラの熱演も報われた。 (けにろん) | [投票(5)] | |
日本人の共同幻想が消失し、コミュニティーが分散化された「今」という時代のハングリーとアングリー。醜くたるんだ体と焦点定まらぬ目をした仏頂面の女が、無自覚にではあるが自らの存在の「不愉快」さに挑戦するさまが安藤サクラによって文字通り体現される。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(6)] | |
Hungry/Angryの張り紙。一子は食べる。誰も彼もが食べる。何皿もの餃子、コンビニの焼うどん、百円バナナ、ぶ厚すぎるステーキ、湯豆腐、弁当屋の弁当、カップヌードルはカレーもシーフードも食べる。画面の中に日常的な背景を描くに何気に層化された演出もなくはなく、主演女優の奮闘のみならずサポート。〔3.5〕 (鷂) | [投票(1)] |