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「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

のらくら(1921/米) チャップリンの殺人狂時代(1947/米) 伯爵夫人(1967/英) 巴里の女性(1923/米) 街の灯(1931/米) ニューヨークの王様(1957/英) サーカス(1928/米) ライムライト(1952/米) 担え銃(1918/米) チャップリンのカルメン(1915/米) 犬の生活(1918/米) 一日の行楽(1919/米) チャップリンの 独裁者(1940/米) チャップリンの給料日(1922/米) 偽牧師(1923/米) チャップリンの移民(1917/米) サニー・サイド(1919/米) チャップリンの 黄金狂時代(1925/米) モダン・タイムス(1936/米) キッド(1921/米)が好きな人ファンを表示する

NO ノー(2012/チリ=米=メキシコ)************

★3映画の話法はむしろ広告的方法(大衆が好むイメージを用いて対象の印象を操作する)と対極に近い。主人公の状況/感情に附き従った煽情的演出を斥け、撮影は過度の逆光も含むなど照明に無頓着な即興性を装う。映画は、自らと自らが語る物語の微妙なる隔たりを文体で表している。これすなわち批評である。 (3819695)[投票]
★3レネ(ガルシア・ベルナル)の行動原理は体制に抗う意志ではなく、時代が内包する欲望に忠実に従う本能だ。思想ではなく表現が力を生んだ幸福な時代。洗脳でも扇動でもない、広告が、夢の先導者だった時代。消費欲が正当性を保持していた「最後の時代」のファンタジー。 [review] (ぽんしゅう)[投票]