★4 | あざとさのない時制錯綜と語らずに語るの技法が効いて心憎いばかりの脚本。一生救われない無限地獄であっても人との係りは切ることが出来ないし、そうやって生きていかざるを得ないのだと真摯に語っている。元妻との邂逅シーンは遣る瀬無さで身悶えしそうだ。 (けにろん) | [投票(7)] |
★4 | 殻に閉じこもるだけではやはり前には進めない。否が応でも他人となんらかのかかわりをもつことで見えてくるものがあるのだ。窓から眺める景色は辛い思い出だが、その先の海は広がりを見せ、サメがいようとも、人生の舵を取っていれば進んでいけるのだ。エンジンは新しいのだ。 [review] (jollyjoker) | [投票(5)] |
★4 | この映画を見た後、グーグルのストリートビューで「マンチェスター・バイ・ザ・シー」を見た見た。何の変哲もない港町でした。うちの近くの幡豆港とそれほど変わらない?(あんなおしゃれな高校はないが)。 [review] (プロキオン14) | [投票(1)] |
★5 | 「ムーンライト」そして本作を産むアメリカってどうなってるんだろう。両方とも10年に1作の秀作である。これまでのアメリカ映画を断然見直すべき秀作の到来であります。 [review] (セント) | [投票(4)] |
★4 | 与えられた仕事はこなすが向上心はない。不愛想で付き合いが悪く、バーではひとり酒に酔い、部屋でたれ流さるスポーツ中継に向ける目は虚ろ。始末の悪いことに意味不明の“怒り”を他人に向けて爆発させる。私たちはきっと、彼を得体の知れない変人だと遠ざける。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★4 | オスカー獲った脚本よりも、演者と演出、ロケーションと撮影の映画。 [review] (緑雨) | [投票(4)] |
★4 | ラストからが苦悩の始まり。しかしそれは、主人公が望んだ未来なのかも。80/100 (たろ) | [投票(1)] |
★4 | まるで上質な詩を味わっているような、しっとりと、それでいて深い。心の琴線に触れる余韻の残る作品。 [review] (deenity) | [投票(5)] |