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篠原篤の映画ファンのコメント

菊とギロチン(2018/日) ちょっと思い出しただけ(2021/日) 渇水(2022/日) ゼンタイ(2013/日) ボクたちはみんな大人になれなかった(2021/日) 春なれや(2016/日) 殺る女(2018/日=米) サバカン SABAKAN(2022/日) 658km、陽子の旅(2022/日) 恋人たち(2015/日) ラブ×ドック(2017/日) 彼女の人生は間違いじゃない(2017/日)が好きな人ファンを表示する

TITANE/チタン(2021/仏=ベルギー)************

★3金属との融合願望が寄って来る人間の殺戮衝動に結びつく謂れも喪失を抱えた親爺の心の空隙に安堵を覚える道理も解らない理解不能の3段構えだが描写のコクと本気汁がハンパなくて見入る。相貌や体型に加えた変形を押し破り見破られる女の性への詠嘆的共感。 (けにろん)[投票(1)]
★3アレクシア(アガト・ルセル)という女は会話としての言葉をほとんど発しない。通俗な女の記号“性的肢体”を隠れ蓑にジェンダー嫌悪を超越し破壊本能の赴くまま有機物を殺傷し無機物との同化に欲情する。鮮烈な画面演出にかぶる俗っぽい楽曲と音響制御が印象的。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4新手のフランケンシュタイン。母親不在の物語。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
★3本作も前半はいいと思う。特に、序盤のモーターショーのシーンにおける、ヒロイン・アレクシア−アガト・ルセルの、ビンテージ・キャデラックの上での煽情的なダンスは、見事なものだ。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★4健康の問題によって男の妄想による束縛を理由づけるように、話は怪奇への発散ではなく常識への収斂を目指す。職種の頼もしさと父性依存の短絡や消防車の上でやらかしてしまう惰性は常識指向の効用である。 [review] (disjunctive)[投票(2)]