オーソン・ウェルズの映画ファンのコメント
審判(1963/独=仏=伊) |
恐ろしい作家だ。全く突出している。その個性が際だって孤高だ。ここでは、スタンリー・キューブリックが足下にも近づけない程の寒々とした冷たすぎる映像を提示して見せる。 [review] (ゑぎ) | [投票(5)] | |
群衆とアンソニー・パーキンスの対比、極端に広い廃墟や狭すぎる部屋、或いは仰角・俯角ショットやディープフォーカスで遠近を強調する様。それらを光と影で彩ることによって、オーソン・ウェルズは他の作品と同じく、世界に対する強烈な不信、孤立感を表明する。 (赤い戦車) | [投票(1)] |