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ジャン・クロード・ブリアリの映画ファンのコメント

水の話(1961/仏) まぼろしの市街戦(1967/仏=伊) 華麗なる女銀行家(1980/仏) 黒衣の花嫁(1968/仏=伊) 5時から7時までのクレオ(1961/仏=伊) ロベルト・ベニーニのMr.モンスター(1994/仏=伊) 恋に生きた女ピアフ(1983/仏) カンヌ映画通り(1981/スイス) 王妃マルゴ(1994/仏) 恋のマノン(1967/仏) 美しきセルジュ(1958/仏) アンナ(1966/仏) 恋人たちのポートレート(1996/英=仏) 恋ひとすじに(1958/独=仏) 二人のロベール/花嫁募集中(1978/仏) ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォー(2010/仏) 王手飛車取り(1957/仏) ピストン野郎(1964/仏) バロッコ(1976/仏) なまいきシャルロット(1985/スイス=仏) 新・七つの大罪(1962/仏=伊) 小さな約束(1972/仏) 女は女である(1961/仏) 愛と哀しみのボレロ(1981/仏) 男の子の名前はみんなパトリックっていうの(1957/仏) 自由の幻想(1974/仏) スエーデンの城(1962/仏) 死んだってへっちゃらさ(1990/仏) フランス式十戒(1962/仏) 狂った夜(1959/伊) クレールの膝(1970/仏) フランスの女(1995/英=独=仏) いとこ同志(1959/仏) 愛すべき女・女たち(1967/伊=独=仏) 輪舞(1964/仏=伊) 脱獄の報酬(1976/仏)が好きな人ファンを表示する

幸福の設計(1947/仏)************

★5掛け値なしの傑作。なんと豊かな運動の映画。特に前半と終盤が恐るべき運動量だ。画面の縦横に様々な人物が入り込み、画面内で動き回る、その量も速度も全く常軌を逸している。 [review] (ゑぎ)[投票(5)]
★5夫がダメっぽい奴なのがいい。嫉妬深い、すぐ癇癪起こす、おっちょこちょいという卑小なキャラクターなんだが、彼がそんなだからこそ宝くじをめぐって一喜一憂する展開が面白くなっている。ラストも鮮やかで気持ちいい傑作コメディ。 [review] (太陽と戦慄)[投票(3)]
★5というわけで、この映画の「速度」には心底驚愕した。話の展開が速いという意味ではない、人物の動きの早さが尋常ではないのだ(思わず再生速度を確認したほど)。喋りも1カット内での動線も一切の躊躇がなく動く。完全に無心理。だから宝クジを失くした時の絶望表現が「ゆっくり歩く」、これだけで充分になる。おまけに人物同士の掛け合いが滅法笑えるのだ、これは『』や『肉体の冠』にも劣らず素晴らしいベッケルの名作。 [review] (赤い戦車)[投票(3)]
★4他愛無い掌話なのだが、数多の後景を圧縮した厚みのなかを物語が疾走する。職場・隣人・行きつけパブなどの人物群が幾何学模様のタペストリーのように錯綜する。そんななか浮かび上がるのは窮地のときこそ愛は試されるの理なのだ。いい奥さんで良かったっす。 (けにろん)[投票(3)]