アグスティン・アルモドバルの映画ファンのコメント
愛と死の記録(1966/日) |
吉永にとっても、最も明朗な表情が可憐に見え、突然やって来る愛の嬉しさが全身で表現できた時代の一作。映画的には、手持ちカメラで追う街をゆく吉永の姿に、その心情の推移が写し撮られているように見え、また絶対的な原爆の非情さを表す仰角でのカメラも非常に効果的である。ただし、心情的にはこの佳作をそのまま受け入れたくはないこだわりが自分にはある。 [review] (水那岐) | [投票(2)] | |
喜びにしろ、戸惑いにしろ、絶望にしろ、心の揺れをストレートに肉体の動きとして体現させる吉永小百合と渡哲也が素晴らしい。これこそが、青春を視覚化するということだ。二人を見据えるような、或いは覗き込むような姫田真左久のキャメラも凄い。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
高校生時代に観ました。吉永小百合が渡哲也(原爆病)の恋人を演じています。白黒の厳しい画面で真面目に感動しました。小百合のベスト5に入るでしょう。 (セント) | [投票] |