「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
男はつらいよ 純情篇(1971/日) |
若尾文子にある種の冷たさを感じてしまうのは山の手のお嬢さんという設定以上に演出にも演技にも戸惑いのようなものが垣間見えるからだ。対して森繁のシーンはいい。重要な役割を担っている訳ではないのだが印象をさらう。また、若尾が風呂へ入った後の寅とおいちゃんとのやりとりは忘れがたい名シーン。さらに松村達雄の医者役もいい。 (ゑぎ) | [投票(5)] | |
どうにも山田がマドンナを持て余しおっかなびっくりな生半可さで、寅の想いは発露さえ儘成らぬ体たらく。代わりの博の独立騒動とかも又楽しいが、添え物扱いの若尾がやはり気の毒。序盤の宮本と森繁のサイドストーリーの方が断然光ってる。 (けにろん) | [投票(2)] | |
女好きの医者の適当さが面白い。寅の純真さがくっきりと浮かび上がる一作。 (マッツァ) | [投票(1)] |