「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
絶唱(1975/日) |
66年版の和泉雅子に比べると、山口百恵はいまいち山娘に見えない。また66年版と同じ西河克己が監督であるせいか、ロケーションやセットの雰囲気は66年版そのままだったりする。 (鷂) | [投票] | |
西河克己らしい手堅い仕事ぶり。だが私は滝沢英輔監督、浅丘ルリ子版の美しい画面の印象が強すぎて少々物足りなく思える。ただし本作のプロローグとエピローグは倒錯した趣がありゾクゾクした。確かに狂気的なレベルまでは至っていないが山口百恵という偶像をもてあそぶ趣向としては悪くない。この部分は浅丘版に比べて勝っている。 (ゑぎ) | [投票] |