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緋牡丹博徒(1968/日)ファンのコメント

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博奕打ち 総長賭博(1968/日)************

★5西洋に『ハムレット』があるのなら、東洋の地には本作がある。これほどの悲劇を書き上げた笠原和夫の功績に対して、「東映任侠映画」という狭い枠組みに押し込めてしまった邦画界の罪よ。 [review] (sawa:38)[投票(1)]
★4文句を言えばキリがないが鶴田浩二がかっこよすぎるので許す。 [review] (ハム)[投票(1)]
★4傷の舐めあい啜り合いだけが友情じゃない。馬鹿な自分を死ぬ気で諌めてくれる親友がいれば人生の負けの半分くらいは取り戻せるんじゃないか。 [review] (町田)[投票(3)]
★3名作と名高いだけあって起承転結がしっかりしていてよく出来ているとは思うが、取り立てて興奮しないのは仁侠映画というジャンル自体が別段好きな訳でも、思い入れも無いからだろうか?鶴田浩二は男前だし上手いが、若山富三郎の方が役者としては上だし役得。['07.1.22浅草名画座] (直人)[投票]
★5「ひとごろし…」仁侠映画においてこの言葉がかくも重く響くとは!(02.04.28@梅田東映) (movableinferno)[投票(3)]
★5任侠道の彼方へ突き抜ける、アッチョンブリケ〜な最後の任侠映画。 [review] (G31)[投票(5)]
★3確かにこの脚本は悲劇としてよく出来ている。ただ、この徹底して美化された世界にいささか抵抗を感じるのも事実で、自分としては泥臭くてダーティーな実録路線の方が好み。 (赤い戦車)[投票]
★5うっとりするほどの物語の厚み、そして人間の厚み。 [review] (Myurakz)[投票(4)]
★5生きざまを捧げた論理の中に、コツコツと築いてきたはずの道理が、その最大の美徳とされる閉鎖性の壁に阻まれて、ガラガラと音を立てるように崩れ去るさまが恐ろしくもあり、美しくもある。笠原和夫の緻密さと山下耕作の品位により立ち表れる敗北の美学。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★5仁義の名の下に筋を通さざるを得ないことが三島が喝破したようにギリシャ悲劇めいたのっぴきならない破綻に向かっての驀進へと繋がる。笠原のロジカルすぎる構成と受けた山下の積み重ねてきた仕事が結実したため息の出るほどの折り目正しき格調。 (けにろん)[投票(1)]
★2これが現代の会社の話なら、誰も見向きもしないだろう。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]