「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
明治侠客伝 三代目襲名(1965/日) |
鶴田浩二は加藤泰のことを「穴掘り気違いめ」と影で罵っていたらしいですが、そんな確執など微塵にも思わせない名演技。この監督らしいケレンたっぷりの映像も楽しめる。 (赤い戦車) | [投票] | |
数ある東映任侠映画の中でもひときわ屹立する傑作。冒頭の祭りの場面で汐路章が嵐寛を襲うモンタージュは第二班監督の倉田準二の仕事だと聞くが、その俯瞰・仰角のダイナミズムにはもうただただ息を呑む。 [review] (ゑぎ) | [投票(5)] | |
受けの芝居では鶴田浩二に敵う男優は居ないと思う。渡世の筋と愛の狭間でのギリギリの煩悶を男ならこう身を処すべしと決めたら迷わぬ潔さ。藤純子とのコンビもしっくりくる。真っ当なドラマトゥルギーに拮抗する美学的加藤演出のクセが少し煩い。 (けにろん) | [投票] |