★5 | 空撮のオープニングタイトルと音楽で否応無しに引き込まれる。回想を巧みに取り入れた法廷劇として傑出。 [review] (檸檬) | [投票(4)] |
★4 | どこにでもありそうな地方都市での痴情事件をメカニカルな法廷ものとして組立て、尚且つ、事件の中から一種神話的な人間の根元性を抽出し得たと思う。新藤兼人脚本の良さもあるが松坂の情念と永島の生硬さの組み合わせの妙。助演も全て圧倒的。 (けにろん) | [投票(7)] |
★3 | 大岡昇平の傑作を新藤は無理せず情念の新藤節に纏めて手慣れたものであるが、原作はこの程度のものではない。本作の収穫はここでも大竹しのぶであり昨今の蒼井優を想起させる(含原作の大ネタバレ)。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★4 | 丹波哲郎、今回はスーパー弁護士。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] |
★4 | 驚くほど頼りない硬い演技の永島敏行を中心に弁護人、検察人、裁判官の藪の中。 [review] (セント) | [投票] |
★3 | 永島敏行が新人の頃で、この”だっさ〜い”演技を罵倒した覚えあり。 (chokobo) | [投票] |
★4 | たとえ全てを白状しても、どうしても触れて欲しくない「心のヒダ」がある。そんな「ヒダ」を演じてみろと言われて、演じきってみせた大竹しのぶという少女が作品のステージを一段上げている。 [review] (sawa:38) | [投票(3)] |
★4 | 裁判と回想を交互に丹念に描くことによって、観客と共に真相を探っていく手法による緊張感、証人と検事、弁護士とのやり取りによるユーモアなど日本には数少ない一級品の裁判劇。事件を巡る主要登場人物の誰にも共感は出来ないが…。役者陣もいずれも代表作と言ってよい充実の仕事振り。ただ肝心の永島敏行のあまりのダイコン振りと、いつもながら熱い演技の山本圭が萎える。['04.8.22VIDEO] (直人) | [投票(2)] |
★4 | 事件の隠匿者である当事者と、探る側の裁判官、検事、判事、そして真相の点を結ぶ証人者たちの三群を等距離で描くことで、いたって作劇的でありながらリアリティを失うことなく、人の意地が意志に達するまでの強さと、ある種の不気味さがあぶりだされている。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★5 | 邦画に於ける一つのピークを目の当たりにさせる贅沢すぎる原作、スタッフ、音楽、キャスト。若年キャストの新鮮な直向きさ、壮年の脂ののった力強さ、老年の円熟した強かさ、佐分利信裁判長がこれらを仕切る法廷の臨場感は超一流。 (NOM) | [投票(2)] |
★4 | 佐分利信、丹波哲郎、芦田伸介に囲まれて萎縮した永島敏行が可愛そうになる [review] (TOMIMORI) | [投票(2)] |