★4 | クローネンバーグの『許されざる者』。このカナダ人監督によるカナダロケ映画が本質的に「アメリカ映画」であるのは製作会社の国籍の問題ではむろんなく、これが『捜索者』や『ミュンヘン』のように「家に帰ること」の映画だからだ。私たちは「家」に帰らねばならない。家族がそれを受け容れるかは二の次である。 [review] (3819695) | [投票(3)] |
★3 | クローネンバーグらしさを感じさせるのはバイオレンス・シーンでのエグさのみ。そしてこのエグさが、話の内容からすると似合ってない。別にいらないだろあんな描写は。闇の過去を持つ男とその家族の葛藤・・・、悪くはないが、もっと壮絶さ・掘り下げ深度が欲しかった。M・ベロのチアガール姿にはちとそそられたが。 [review] (クワドラAS) | [投票(5)] |
★4 | 暴力の継承や家族の態度など、もうちょっと深く掘り下げていればとんでもない傑作になったかも。肌理細やかな演出には感心するが、尺が20分ほど足りない印象を受けた。「何で失敗すんだよ!」には爆笑した。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 先にイースタンプロミスを鑑賞してしまったのが失敗だったか・・・ (Soul Driver) | [投票] |
★4 | 『ダイ・ハード』のような、「正義と家族の為に戦う主人公」という、ハリウッド流アクション映画の紋切型を援用しつつも、そうした形式の映画に対する強烈なアンチ・テーゼとなり得ている。贅肉の無い演出、クールな映像美も見事。 [review] (煽尼采) | [投票(2)] |
★3 | この人たちの事情はちょっと特殊すぎて何ともわからない。
[review] (おーい粗茶) | [投票(3)] |
★4 | 夫と妻、父と息子の間にある血塗れの何か。生温かく、ひくひくと動く、そしてかけがえの無い何か。どんな家にも幽霊がいる。家族には秘密が必要なのだ。私達は共犯者なのだから。 (淑) | [投票(2)] |
★3 | こういう淡々とした映画(暴力描写まで淡々としてるし)は苦手です。悪党どもが大挙して街まで押しかけ、主人公が街の人達と協力してトラップなどを仕掛けて、派手にドンパチ!勝手に脳内補完。 (takamari) | [投票] |
★3 | 「ヒーローの暴力」を直視せんとする映画だが、主人公が最後までミステリアスでい続けるのは御都合にしか思えない。『燃えよドラゴン』や『わらの犬』やブロンソン映画をすでに知る自分には、作り手の覚悟が足りぬ中途半端な映画に思える。 (ペンクロフ) | [投票(5)] |
★3 | 毎日デッドorアライブな夫婦関係を構築している私にとって、階段の○○○シーンは「あるある探検隊」状態。伝説クレイジー相手にのんびりしすぎの悪党どもとラストに−1点。 [review] (笹針放牧) | [投票(2)] |
★3 | ウィリアム・ハートの登場場面でマンガになっちゃった。惜しいよね。 (黒魔羅) | [投票] |
★3 | ここ数年のクローネンバーグは商業的にこなれた映画を撮れるようになった。まあ良い事なのだと思うけれど、フライあたりで出会った私としては少し違和感が。 [review] (t3b) | [投票(5)] |