★5 | 人畜無害な夫が殺人の「すっごいプロ」。この設定に激しくツボってしまった。物語はまったり脱力風なのに、暴力シーンは超鮮やかでシャープ!ラストまでブラックホールのような黒い笑いが炸裂してます。 [review] (worianne) | [投票(4)] |
★5 | 巻頭からの唯ならぬ気合い。調和的な家庭は介入する暴力と如何様に均衡を見出すか。その答は永遠に見出すことはできないという詠嘆。『わらの犬』を想起したし、ペキンパーイズムが随所に溢れる突発的殺戮シーンに痺れる。 (けにろん) | [投票(3)] |
★5 | こういう才能もあるんだ・・・。やっぱりカッコええ。 (MM) | [投票(1)] |
★4 | ありがちな話ながらも、きっちりとクローネンバーグの意匠が施された小品。監督の作家性が前面に出て小気味良い。 [review] (ざいあす) | [投票(6)] |
★4 | 蛙の子は蛙 [review] (ボイス母) | [投票(4)] |
★4 | クローネンバーグの『許されざる者』。このカナダ人監督によるカナダロケ映画が本質的に「アメリカ映画」であるのは製作会社の国籍の問題ではむろんなく、これが『捜索者』や『ミュンヘン』のように「家に帰ること」の映画だからだ。私たちは「家」に帰らねばならない。家族がそれを受け容れるかは二の次である。 [review] (3819695) | [投票(3)] |
★4 | やや都合の良すぎるところはあるが、一本ピンと張ったその緊張感はさすが。 [review] (ドド) | [投票(3)] |
★4 | 暴力の肯定と否定が曖昧なバランスで、これこそがバイオレンス。 [review] (HAL9000) | [投票(3)] |
★4 | とてもシンプルな展開だが、見せ方は考えぬかれている。特に、クレジットバックのシーケンスショット、モーテルの前の車を利用した、二人の男の動きを追う横移動カットの緊張感が凄い。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] |
★4 | 夫と妻、父と息子の間にある血塗れの何か。生温かく、ひくひくと動く、そしてかけがえの無い何か。どんな家にも幽霊がいる。家族には秘密が必要なのだ。私達は共犯者なのだから。 (淑) | [投票(2)] |
★4 | 『ダイ・ハード』のような、「正義と家族の為に戦う主人公」という、ハリウッド流アクション映画の紋切型を援用しつつも、そうした形式の映画に対する強烈なアンチ・テーゼとなり得ている。贅肉の無い演出、クールな映像美も見事。 [review] (煽尼采) | [投票(2)] |
★4 | ありきたりのストーリーだが結末はちょっとひねった感じ。ラストシーンには、その後のことを思わせて、想像をかきたてられる。 [review] (シーチキン) | [投票(2)] |
★3 | ここ数年のクローネンバーグは商業的にこなれた映画を撮れるようになった。まあ良い事なのだと思うけれど、フライあたりで出会った私としては少し違和感が。 [review] (t3b) | [投票(5)] |
★3 | 「ヒーローの暴力」を直視せんとする映画だが、主人公が最後までミステリアスでい続けるのは御都合にしか思えない。『燃えよドラゴン』や『わらの犬』やブロンソン映画をすでに知る自分には、作り手の覚悟が足りぬ中途半端な映画に思える。 (ペンクロフ) | [投票(5)] |
★3 | クローネンバーグらしさを感じさせるのはバイオレンス・シーンでのエグさのみ。そしてこのエグさが、話の内容からすると似合ってない。別にいらないだろあんな描写は。闇の過去を持つ男とその家族の葛藤・・・、悪くはないが、もっと壮絶さ・掘り下げ深度が欲しかった。M・ベロのチアガール姿にはちとそそられたが。 [review] (クワドラAS) | [投票(5)] |
★3 | この人たちの事情はちょっと特殊すぎて何ともわからない。
[review] (おーい粗茶) | [投票(3)] |
★3 | 『わらの犬』同様、正当防衛によって開花する人間の暴力性を平穏かつ不気味に描けていて秀逸だが、前半の禍々しいムードが素晴らしいだけに最後まで「暴力で築き上げられた国」というテーマの深淵に帰結できなかったのが惜しい。 (SODOM) | [投票(3)] |
★3 | 中盤から突発的に拡散し始める暴力連鎖の迫力に、とてつもない性悪物語への期待が高まるも、いつしか矛先はお決まりのベクトルへと収束し、何事も否定も肯定もしきれない半端な立ち居地を露呈してしまっては、興味本位のこけおどしと見られてもしかたあるまい。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★3 | 望むと望まざるに関わらず、暴力を「血」として内包しつつ綿々と続く世界。しかもそれを暗黙の内に了解し「忘却」こそが鍵になるというやるせない諦観。継承としての"History"の提示はノーカントリーの後に置かれるべき昏く真摯な現代性を持ち得るが、主体の出自が特異すぎて普遍的な寓意を獲得出来ず、だからこその"A History"であるのか、と、大上段から小手を食らったような拍子抜け。 [review] (DSCH) | [投票(2)] |
★3 | 毎日デッドorアライブな夫婦関係を構築している私にとって、階段の○○○シーンは「あるある探検隊」状態。伝説クレイジー相手にのんびりしすぎの悪党どもとラストに−1点。 [review] (笹針放牧) | [投票(2)] |
★2 | もし、これが、ス
[review] (たかやまひろふみ) | [投票(4)] |
★2 | 人間の性的衝動を描かせたら上手いよなーこの監督、と階段でのSEXシーンを見て感心。全体としては、最初の一口が美味しいビール的味わい。飲めば飲むほど味がわからなくなる。ヴィゴは好演。ラヴ。2.7点 (のの’) | [投票(2)] |