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月曜日のユカ(1964/日)ファンのコメント

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鍵(1959/日)************

★4情欲(魂胆がばればれの孤軍奮闘中村鴈治郎)と虚無(招かれた侵入者のシラケた茫洋仲代達矢)、滑稽(眉毛に心根が表出した京マチ子叶順子)というように、本音と矛盾を役者を使って「カタチ」にして映画のなかで動かしてみた破綻覚悟の挑戦的喜劇。 (ぽんしゅう)[投票]
★4噂に聞いていたが京マチ子のカラダは本当に凄い。なんというか、もう…お義母さん我慢できない! (町田)[投票(1)]
★4誰も言ってないが、この眉毛は失敗だと思う。 (ピロちゃんきゅ〜)[投票(2)]
★4市川崑宮川一夫で切れ味鋭い映像は、「和」を描きながらも「クールモダン」の趣き。そしてシラケタ演技が破綻した家族の「うすら寒さ」を助長させる。静かにひんやりとした中で京マチ子の豊満BODYだけが狂おしく熱い。 (sawa:38)[投票(2)]
★4作品自体は素晴らしいし、役者も全員完璧だが、見終わって胸くそ悪いんだよね。ちなみに原作の谷崎は京マチ子より、山本富士子の方が向いていると思う、と言ったとか。 (直人)[投票]
★4なんだかコーエン兄弟みたいだ [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
★3昭和戦前世代の夫婦の閨房生活の新趣向に一世代下の実の娘とその婚約者が加担してしまうという筋書きだけで、この原作の映画化の無謀は保証されたものと思ってみていたら、予想外の健闘ぶり。京マチ子中村鴈治郎が砂上に楼閣を描いて見せた。 娘敏子を演じる叶順子は、性意識表現に隠微さが要求され、さぞ難しかったろう。 (ジェリー)[投票(3)]
★4ぞ、ぞ、ぞ・・・ぞわぞわ〜〜〜〜 [review] (づん)[投票(2)]
★2実に怖い映画。美術、照明、撮影、特異なメーキャップ!どれも怖さを出すのに徹していて全く計算通りいっている。唯一、演出が計算違いじゃないか。このディレクションはちょっとやり過ぎでしょう。京マチ子叶順子北林谷栄ぐらいまでは許せるが、仲代達矢に至っては許容できないレベル。 (ゑぎ)[投票(2)]
★5谷崎文学をエロティックなブラックコメディーにしてしまう市川崑和田夏十夫婦のセンス、おそるべし。難易度高そうな郁子役を、京マチ子は眉をつり上げ完璧にこなす。いいとこなしの叶順子も笑いのツボ。 (檸檬)[投票]
★4現代映画のあけすけで露悪的な性描写を思えば、この時代の女優はエロティシズムと威厳とを併せ持つことができたのだなあ、と痛感させられる。仲代達矢の過剰なクローズアップ(作劇的にも)さえなければ理想的な映画化だったのだが…。 (水那岐)[投票]
★3ジェラシーを性的興奮剤にするとは、いかにも初老の男が考えそうな事ではあるが、京マチ子に都合の良い大義名分を与えただけのような。一番美味しい思いをしてるのは仲代達矢だけど。 [review] (青山実花)[投票]