★4 | 橋本節丸出しの倒置多用のシナリオは良く出来たといえばそうだが、演出はそれに従属している。拮抗し打破する演出がこそ見たいのであって仲代の定型演技が又器の中のプリンのようでさえある。ただし立派な面構えな映画であることは認めざるを得ない。 (けにろん) | [投票(1)] |
★5 | 安定期に突入する江戸に刀を持ち続ける事が侍とする畳上の空論が出来、根付きはじめた形式だけの武士の情けを排除した官僚精神による武士魂&大和魂の衰退の序章を描いた侍映画の最高傑作。 (ジャイアント白田) | [投票(3)] |
★4 | 「次に何が起こるんだろう」という緊張感が最後まで途切れない。個人の状況と社会の規範の衝突を見事に描き切った。ただ仲代のセリフはもう少し減らしたほうがよかったのでは。そう思わせるほど画面から十分に伝わるものがあった。 (ハム) | [投票(2)] |
★4 | 中谷一郎は、風車の弥七で終わってはいけない役者だったのに。 (木魚のおと) | [投票] |
★4 | 嗤う仲代、その眼の力よ。 [review] (はしぼそがらす) | [投票] |
★5 | 日本映画界においてあらゆる賛辞を受けるべき至宝。『七人の侍』が動ならば『切腹』は静の金字塔である。 [review] (sawa:38) | [投票(18)] |
★5 | 完璧な作品。DVDで観る方は字幕付きをオススメします。 (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★4 | 『一命』を先に観てしまった。なんてことしちまったんだ!84/100 (たろ) | [投票] |
★4 | 幕末*、貧乏浪人の悲劇。切腹シーンは、三島由起夫も絶賛したそうです。*ペペロンチーノさんご指摘の通りです(;o;) (しど) | [投票] |
★4 | 「十二分にかっさばいた後でなければ介錯の儀はつかまつらん」
「いやまだ! 存分に引き回されい!」・・・丹波むごし。 (死ぬまでシネマ) | [投票(3)] |
★5 | 真実X体裁、営利X博愛、実践X理論、理念X家族愛、あらゆる二項対立の不毛を炙りだす史上最高完全無欠豪華絢爛空前絶後な色即是空映画。このフィルムを保全し千年先の子供たちの子供たちの子供たちへ語り継いでいくことは我々日本人の義務であり至上の愉しみです。 (町田) | [投票(4)] |
★4 | 権威機構から外れながらも権威に従属し続けた男が、個人が機軸の家族の危機に瀕することで、権威の浅はかさに気づきつつも、その権威の具現である武士の威信と力を武器に、カタチだけ個人に立ち返る悲しき自爆テロ。橋本忍による『生きる』のセルフ逆照射。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★5 | 「切腹」なんて行為は今や褒められたものじゃないと思うけど、これを見てしまうと「究極の日本的様式美」と賛美したくなる。
[review] (TOMIMORI) | [投票(1)] |