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ステイシー・E・スミスの映画ファンのコメント

リミッツ・オブ・コントロール(2009/スペイン=米=日) ブロークン・フラワーズ(2005/米) オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013/米=独=仏=英)が好きな人ファンを表示する

冷たい雨に撃て、約束の銃弾を(2009/香港=仏)************

★4往年のウエスタンを下地に、それが恰好よければどうでもいいことにだって徹底的にこだわるジョニー・トーの感性に、まさに銃弾を撃ち込まれたような衝撃が走ったというのはよくわかる。 [review] (ナム太郎)[投票(2)]
★5「この路線は一旦終了する」というジョニー・トー自身による言明があるように、今度こそ作家本人にも行き着くところまで行った感覚があるのだろう。しかし、それにしても、あの『エグザイル/絆』さえも超えた作品が易々と繰り出されたことの驚きは大きい。現在、世界最高の銃撃演出家はジョニー・トーである。 [review] (3819695)[投票(4)]
★5食卓と銃撃戦のアーティスト。真に哲学的といえる明晰さが、がらくたを寄せ集めた原っぱの遊戯性を携えて、映画的な情念を完成する快作。(2011.8.22) [review] (HW)[投票(7)]
★4エグザイル』以上に馬鹿げた話で、はっきり言って笑えてくるんだが銃撃戦は相変わらず最高です。月夜の森(月が雲に隠れて真っ暗の中、光る発射炎の美しさ!)、雨中のアパート、強風が吹き荒れゴミ切れが舞う荒野、ラストの銃撃戦、どれも素晴らしい。 (赤い戦車)[投票(2)]
★4意味を失わなければプロ根性を確証できない倒錯も作品そっちのけで表現者の限界に挑むサイモンの歓喜もしょせんは好ましい馴れ合い。この楽園から疎外された異邦人に手をさしのべるのは、ジョニー・トーの大いなる天然。 (disjunctive)[投票(1)]
★4エグザイル 絆』に比べても映画的な道具立て(記憶障害、写真、沢山のシール等)がシンプルかつ鮮やかな反面、大きなゴミのかたまりをバリケードにした銃撃戦のような幼稚とも云える荒唐無稽さもアップ。視覚的に分かりやすいということは、常にいいことだ。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★4アクションのギミックにこだわるだけでなく「記憶を喪った男に復讐の意味はあるのか?」というキャッチフレーズにもう少し目を向けてみる。「忘却は心を洗う石鹸なり」という言葉と、紛争・憎悪の螺旋、コステロの苦悩を重ねてみる。彼は本当は「忘れたい」のではないか? [review] (DSCH)[投票(1)]
★3話しの綾としては分るのだが、記憶喪失などというギミックを持ち込んだため展開が辛気臭くなり、『エグザイル 絆』にあったバカバカしいまでの一途な銃撃の純度が失せ、今回は子供のピストルごっこの域に止まる。お好み銃撃シーンがきっと見つかるカタログ映画。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★3実に明快な作品。顔を確認するという行為で繋がれる絆と記憶。顔を見合って食卓を囲むこと。この二つの反復が情動をかき立てる。 [review] (煽尼采)[投票(6)]
★3森を見ずに木を見て楽しむディテール映画 [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]