★3 | 最近の映画では俺の予想を上回ってくれない、気取り屋ゴダールは気負い過ぎ、しみったれた感性に溺れて思考停止している。とりあえずもう一度脳タリン女優使って映画撮ってくれ。 (oginomad) | [投票] |
★5 | 大音量のシェーンベルクに美しい月。それだけでもう幸せ。 (tredair) | [投票] |
★4 | 市場経済論理に対する懐疑と、愛・連帯・労働への回帰を謳った、作者としては比較的判り易い作品だが、三木谷やホリエが観れば二重の意味で「どうしてもわからない」と云うだろう。ただ私にとってもルプシャンスキの映像、即ち翳と光の明瞭な境界線、それと平行に滑るカメラ、穏やかで豊かな波の揺り戻し、が全てで、ラストは詩情と希望に溢れる。 [review] (町田) | [投票] |
★3 | 後期にしては珍しく、ドリーやクレーンショットが多い。「中国女」のような横移動ショット。題名といい、主役といい、少し60年代の自己作品の模倣も交えているのかな。しかしこの映画の移動ショットは総じて流麗なのだが、流麗すぎて逆にしんどい。なんだかオフュルスかベルトルッチみたいな感じで。ゴダールはこの頃になるとフィクスで撮ったショットの方が好みだな。考えに考え抜かれた、厭味にならない厳格さがある。 (赤い戦車) | [投票] |