「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
日本の首領 野望篇(1977/日) |
三部作中この二作目が最もグッと来た。それは多分に好みの問題だろう。まず本作から三船敏郎が関東同盟のドンを演じるようになり、伴って関東同盟側の描き方に厚みが出たこと。さらにこれによって美術装置の見せ場がかなり増えたという点が大きい。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] | |
鶴田退場で均質化された世界は強度を増しつつ政財界を巻き込み拡散する。乗っ取り戦の前段から海外利権を巡る後段へと脇で牽引する藤岡や小池のテンションこそ肝。大騒ぎの後方で沈鬱な松方のどマジメぶりが愛しくも笑える。テンコ盛りです。 (けにろん) | [投票(1)] |