「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
テルマエ・ロマエ(2012/日) |
冒頭ローマ大浴場の照明が驚くべき深度に達しており、この時点でただの使い捨てシネコン映画としては作られていないことが分かる。無理やり笑いを取りにこようとする点や言葉で説明しようとする点は鬱陶しく、必ずしも良い作品とは言い切れないが、ミスショットらしいミスショットはほとんどない。昨今のTV局映画にしては珍しく、予算を使うべきところに使っている、きちんと撮られた作品だ。 (赤い戦車) | [投票] | |
少なくとも前半は上出来コントだとは思うが、にしても、マニュアルな破綻無き優等生イズム。であるから、後半のルシウス復権譚に至ると、誰がこんなん見たいねん的怠惰な吐息が劇場を覆う。すっぴん彩ちゃんだけが小さな風穴を開け涼風を吹き込んだ。 (けにろん) | [投票(5)] |