「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
茜色に焼かれる(2021/日) |
主人公の尾野真千子とその息子の和田庵はもちろんよくやっていると思うが、私としては、ケイちゃんを演じる片山友希が大きな扱いで、しかも強烈なインパクトを残してくれたのが嬉しい。怒り顔と垂れ目顔。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
生き難い世の中に何故と問いかけても解は見出せず、自分を騙し家族に嘘を吐いても生きていくしかない。二律背反の生き様を母であり女である実存として体現する尾野の圧倒と全ての負を背負い込む片山の透徹。悪意の品評会めいた建て付けは疑問だが。 (けにろん) | [投票(1)] |