「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
突撃隊(1962/米) |
敵の姿がほとんど画面内に出てこず、もっぱら「マイク」「地雷」「トーチカ」「闇」といったもので表される。誰と戦っているのか掴めない閉塞感がある。赤狩りの影響が垣間見える、などと言うつもりはない。 (赤い戦車) | [投票] | |
『攻撃』や『突撃』と並ぶ傑作戦争映画だ。もっともスケールはかなり小さい。製作費はかかっていないが、ドン・シーゲルの演出は実に無駄なく進行してゆきクライマックスで見事に映画的な過剰さでもって見せてしまう。トーチカの装置として見せ方。エンディングの唐突さもシーゲルらしい。 (ゑぎ) | [投票(1)] | |
曰くありげな屈託キャラで登場するマックィーンだが、全部うっちゃって戦闘状態になっちまうもんだからその設定は回収されない。起承があって転結がない中、兎のようにピョン跳ね走りで駆け抜ける彼がアンビバレントなエネルギーを残留させた。それだけ。 (けにろん) | [投票(1)] |