「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
沈黙(1963/スウェーデン) |
今までに観たベルイマン作品で最も精神的にきつかった。画面に集中していたあまり、コップの揺れなどちょっとした物音にもびくっとする。ホテル廊下の不気味さをはじめ、ニクヴィスト撮影の峻厳さはもはや伝説の域。 (赤い戦車) | [投票(1)] | |
『第七の封印』と共にいつか劇場で観たいベルイマン作品。家だとビデオが回る音さえ邪魔。 (ドド) | [投票(1)] | |
夜の静寂のホテルの1室で街路を往く戦車の地響きがグラスの水を揺らめかす異郷の緊張と違和が孤独地獄をいや増す。その映画的状況設定と担保し得る映像。嫉妬と挫折の果てに次世代に希望を託すのみだとしても生きるしかない。ベルイマン不動の最高作。 (けにろん) | [投票(2)] |