「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
修羅雪姫(1973/日) |
梶芽衣子のシリアスさと高速ズームやスローなど映画的なケレンを狙ったと思しき演出が合っていない。『河内カルメン』のように梶のキャラクターをもっと明るく軽快にするか、或いは梶のキャラはそのままで加藤泰のように盛り上げる演出に徹するか、どちらか一方に絞るべきではないか。 (赤い戦車) | [投票] | |
即席培養された「怨み」は過剰なまでの激烈さで消化されなければ矮小化する一方だから仕方ないのだろう。昭和の暗部の残酷見世物小屋の如き「ブッタ斬り」ショーが一種マゾヒスティックな悲哀をもたらすのが唯一の見所。 (けにろん) | [投票(2)] |