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「ギター弾きの仕事 追悼、井上堯之」(ぽんしゅう)の映画ファンのコメント

僕は天使ぢゃないよ(1974/日) 呉清源 極みの棋譜(2006/日=中国) 雨のアムステルダム(1975/日) イルカに逢える日(1994/日) 火宅の人(1986/日) 恋文(1985/日) 居酒屋兆治(1983/日) カーテンコール(2004/日) 愚か者・傷だらけの天使(1998/日) ザ・スパイダースの大進撃(1968/日) ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム(2004/日) ザ・スパイダースのゴーゴー向う見ず作戦(1967/日) 傷だらけの天使(1997/日) とられてたまるか!?(1994/日) 美味しんぼ(1996/日) 太陽を盗んだ男(1979/日) 遠雷(1981/日) 蔵王絶唱(1974/日) 青春の蹉跌(1974/日) 炎の肖像(1974/日) カポネ大いに泣く(1985/日) 離婚しない女(1986/日) 瀬降り物語(1985/日) アフリカの光(1975/日) 華の乱(1988/日) 結婚(1993/日) ダイアモンドは傷つかない(1982/日)が好きな人ファンを表示する

早春(1970/英=独)************

★415歳の少年にとってこの公衆浴場がすでにDeep End。義務と服従の白衣を脱ぎ捨てて、黄色いコートを颯爽と翻す自由で勝手気ままなお姉さん(J.アッシャー)。童貞少年の白衣の内側は、自分も気づかぬうちに血色に塗り込められる。未熟者の純情を浸食する「赤」色。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4引きつけられるのは配色の素晴らしさ。原色のポップさにエージングが施されて渋い。当時のゴダールの極彩色を批評した具合だ。 [review] (寒山拾得)[投票(3)]
★4傑作。映画館の光と闇(なんだ、あのポルノ映画は!)。娼婦の応対。プールに水が貯められていく間に声も反響する。どこか非現実的な感覚がどんどん増幅されていき、物凄いラストショットに結実する。主人公が劇中で夢想した状況の現実化であるのにも関わらず、全てが破綻した瞬間でもあるという二律背反性。言葉では表せない引き裂かれた感覚を持つショット。これぞ映画だと思う。 [review] (赤い戦車)[投票(4)]