★3 | 元禄忠臣蔵・後編(1942/日) | 討ち入りシーンが無かった最大の理由は、昭和14年1月に出された「映画製作各社、夜間撮影自粛を申し合わせ」や軍部の小間使いになることへの反発からだろう。むしろ松竹側は軍事体制だから撮らないと決めた溝口健二の判断は、当然と言えば至極当然の映画人、芸術家の本質と言える。国策映画内の討ち入りが無いことを嘆くべきではないのだ。 [review] | [投票(2)] |
★3 | 元禄忠臣蔵・前編(1941/日) | 『護れ、興亜の岡の家』この時代「護れ〜」という大合唱が起きていた真っ最中。聞き取りにくかった理由の根本は、その時代にあったのではないだろうか。 [review] | [投票] |
★5 | 決闘高田の馬場(1937/日) | 坂東妻三郎の“酔拳”ならぬ“酔剣”の唸ること唸ること。誰にも何人たりとも止められない男を勇んで演じた坂東妻三郎の男冥利の生き様をとくと御覧あれ。さぁ腐らずに最後まで走り続ける坂妻に拍手あれ! [review] | [投票(3)] |
★2 | 忠臣蔵外伝四谷怪談(1994/日) | 松竹100周年記念映画で佐藤浩市じゃあ無理。 [review] | [投票] |
★3 | 忠臣蔵(1912/日) | 日本で最初の“忠臣蔵”の全通し作品…。屋外に造られた、屋根をブチ抜いた“太陽が照明”セットに対して、作り手側の映画に対する戸惑いが感じられる。明治45年という時代が色濃く出ている貴重な資料となることだろうが、参考程度に見るのには良い、という程度。 [review] | [投票] |