★4 | 門の鉄格子、窓の飛散防止テープ、網目になったベッド頭部のボードといった、いわゆる、格子状、網目状でマスキングされた画面が何度も出てくるのが特徴で、主人公の二人、ジェラール・フィリップとミシュリーヌ・プレールの孤立や断絶の感覚を象徴する。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] |
★4 | 悪くないじゃん。安定志向の画面設計は一見いかにも「良質」だが、ジェラール・フィリップ中心の芝居の組立てを邪魔しない程度の冒険も認められる。鐘の音と爆発音(?)を重ねるなど音響演出も幼稚なりに気は利いており、ディゾルヴの仕方にも工夫が見られる。水面・鏡・雨・ボート・列車などの細部の充実もなかなか。 (3819695) | [投票(1)] |
★4 | 戦争で引き裂かれる恋の話は多いが、本作はこの物語構造を挑発的にひっくり返し、欧州貴族社会の国民国家への敗北を嘆いている。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★3 | バツイチで三十越していた私は、初婚で二十代の主人を仕留めました。この映画が頭をよぎりましたね。 (りかちゅ) | [投票(3)] |
★3 | 細くて若く美しいジェラール・フィリップを堪能するための1本です。 (美喜) | [投票(2)] |
★3 | ジェラール・フィリップの薄い唇が〜〜〜っ!! [review] (jollyjoker) | [投票] |
★3 | 大変立派な作品なのだが、私は不倫ものが苦手で、どう説明しようとも点数が上がらない。これは純粋に私自身のツボの問題だ。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★3 | ジェラール・フィリップは、見るからに学生のやさ男で好演。一方ミシュリーヌ・プレールは「私を抱く時は大人なのに・・・」といみじくも言うが、そんな女の不安をもっと出した方が良かったと思う。演技が通り一遍になってしまったようだ。 (KEI) | [投票] |
★3 | 前半はアダルトビデオのような展開の薄さにウンザリしたが、主役二人が責任逃れを始めると主題は現時性を増してくる。『恋人たち』以前のフランス映画ではコレが detail の限界か。 (beatak) | [投票] |
★3 | 不実の後ろめたさが時代背景への逆行性を加算して加速される作劇は魅せるものがある。『愛のコリーダ』まで連なる恋愛地獄ものの原点なのだろう。大戦裏話として『哀愁』と表裏の位置づけとも感じる古典。ただ、演出的には時間の解体が甘く、暗喩表現も幼稚。 (けにろん) | [投票] |
★3 | タイトルが強すぎでもったいないよね 不倫の話なのにくどくならない 何ともいえぬシックな悲恋 (マツーラ) | [投票] |
★3 | ストーリーは退屈。ジェラール・フィリップは現代の普通の人が見てもかっこいいと思うのでは? (24) | [投票] |
★2 | 「肉体の悪魔」というほど、年上の人妻が体を使って少年をたぶらかすというものでは無く、むしろ純愛もの。フランス映画ならもっとやってくれそうなものだけど、40年代はこのあたりが精一杯だったのかな。でもそれなりに楽しめました。 (プープラ) | [投票(1)] |