コメンテータ
ランキング
HELP

sawa:38さんのあらすじ: 更新順

★3二百三高地(1980/日)1904年、ヨーロッパ列強によるアジア植民地化が進む中、誕生間もない明治政府は大陸において軍事大国ロシアと衝突。ここに日露戦争が始まる。戦いのポイントは極東ロシア艦隊の潜む旅順港と世界最大と称される旅順要塞であった。この要塞攻略の為に新設された第3軍の司令官が乃木希典(仲代達矢)。ヨーロッパから増援のバルチック艦隊が到着する前に要塞を陥落せねば日本の未来は無い。だが幾度もの総攻撃は失敗し、死傷率46%という驚異的な大失態を重ね、日本兵の屍が荒野を埋めた。苦悩する乃木と乃木への信任を崩さない明治天皇。やがて戦いの帰趨は海抜203mの丘に絞られた。(東映、185分)[投票(2)]
★1青春の蹉跌(1974/日)アメフト部のスター選手の賢一郎(萩原健一)は、かつて学生運動に身を投じたこともあったが今では法学部学生としてエリートの階段を着実に昇りつつあった。名家の令嬢(檀ふみ)との婚約も控え、社会的地位と財産をも手中にしていたが、家庭教師先で知り合った教え子(桃井かおり)と遊びの関係を持ったことから歯車が狂っていく。シラケきった社会、70年代という時代の閉塞感、賢一郎は繰り返し独り言のように呟く、「エンヤートット、エンヤートットー」。賢一郎にとって既に教え子は邪魔な存在にしか過ぎなかった・・・(東宝、85分、カラー) [more][投票(2)]
★3ブエノスアイレス(1997/香港)南米アルゼンチンのイグアスの滝。香港からやって来たゲイのカップル、ウィン(レスリー・チャン)とファイ(トニー・レオン)が互いを見つめ直そうと車を走らせるが些細なことから破局を迎える。その後ブエノスアイレスのタンゴバーで再会する二人だが気持ちはすれ違う。愛するが故に傷つけ合い、けっして忘れる事の出来ない二人。「いつかイグアスの滝へ行こう」。哀愁漂うブエノスアイレスの街での二人の男の愛憎を(ウォン・カーウァイ)が描きカンヌ国際映画祭最優秀監督賞を受賞した。原題は『春光乍洩』90分。[投票]
★4旅の重さ(1972/日)夏、16歳の少女(高橋洋子)が家出をした。草生す山道、果てしなく続く田園風景、海、そして出会い。父のいない家で母(岸田今日子)は愛人を引き入れいる。少女はそんな母を許容し、友達のようなまた敵対するような微妙な関係を保っていたのだが、意を決して旅に出たのだ。四国のお遍路となって旅を続ける少女が出会う人々との関係を通して、大胆なそして繊細な少女の大人への変化を描いていく。高橋洋子と脇役ではあるが秋吉久美子の2大女優のスクリーンデビュー作、また音楽はTVに露出しない頃の吉田拓郎が担当し、「今日までそして明日から」が使用された。カラー90分。[投票]
★3泥だらけの純情(1963/日)外交官を父に持つ真美(吉永小百合)がある日、不良に絡まれているところをチンピラの次郎(浜田光夫)に助けられた。真美は悪ぶる次郎に「純」な部分がある事を見抜く。横浜の邸宅に深窓の令嬢として暮らす真美と新宿の裏社会で生きる次郎。ふたりの棲む世界はあまりにもかけ離れていたが、次第に惹かれあっていくのを止めることは出来なかった。互いの世界を理解しようと逢瀬を重ねるふたりだったが、積み重なる楽しい時間はやがて来る悲劇への時を刻むものでもあった。91分。 [more][投票]
★4コーリャ愛のプラハ(1996/英=仏=チェコ)ソ連の影響下にある民主化前のチェコ。初老の男ロウカ(ズディニェク・スビエラーク)はチェロ奏者として腕はいいが金と女にだらしのない俗な生活をしている。そんな折に持ちかけられたウマイ話、ロシア女性との偽装結婚。だが、女は直後に西ドイツへ亡命してしまった。男は利用された事に気づいたが、男の許には彼女の連れ子である男の子コーリャ(アンドレイ・ハリモン)がただひとり残されていた。秘密警察の疑いの中、仕方なく、言葉も通じない奇妙な親子の生活が始まった。脚本は主演のズディニェクが書き、監督は実の息子のヤン・スビエラークがメガホンを取った。アカデミー外国語映画賞受賞、106分。[投票(2)]
★3レマゲン鉄橋(1969/米)第二次大戦末期のヨーロッパ戦線、敗色濃いドイツ軍はライン河を超えて続々と撤退を開始していた。ドイツ軍にとっての撤退路は連合軍にとっての突破口でもあり、ドイツ軍は次々にライン河に架かる橋を爆破していった。そしてライン河に架かるの最後の橋がレマゲンの鉄橋だったが、第15軍団の将兵7万5千人の撤退は完了しておらず、前線に取り残されていた。だが、ヒトラーは橋の早期爆破を指示し、クリューガー少佐(ロバート・ボーン)を指揮官として赴任させた。出来得る事なら爆破を遅らせたいと願うも敵連合軍は目前に迫ってきていた。一つの橋を巡る激しい攻防戦が始まろうとしていた。117分。 [more][投票(1)]
★3弾痕(1969/日)CIA工作員の滝村(加山雄三)は日系2世として日米のふたつの祖国を持っていた。プロの殺人兵器でもある彼はCIA極東支部において数々のミッションをこなしていくが、安保運動に身を投じ死んでいく若者を目の辺りにし、自らのアイデンティティを模索し始める。その頃東京を舞台に世界的武器商人と中国貿易団との間で大掛かりな武器取引が行われようとする情報を得、滝村らCIAが阻止活動を開始した。冷戦下、東西に関係なく武器を売る祖国を持たない武器商人とふたつの祖国を持つ工作員。クールでスタイリッシュな都市トーキョーを舞台に米中日の暗躍が始まった。94分。[投票]
★5仁義なき戦い(1973/日)昭和22年、復員した広能昌三(菅原文太)は喧嘩で殺人を犯し、出所後に世話になった山守組の身内の杯を受ける。狡猾な山守(金子信雄)と対立する土居組との抗争に関わっていく広能。兄弟の杯を分けた若杉(梅宮辰夫)等の叫び声が戦後の広島の闇社会に響く。簡単にやり取りされる若者の命と老獪な内紛劇を徹底した暴力描写で描く、東映の金看板シリーズの記念すべき第一作。99分。[投票(1)]
★3荒馬と女(1961/米)夫と離婚し自立する為にリノの町へやって来たロスリン(マリリン・モンロー)はカウボーイのゲイ(クラーク・ゲーブル)たちと知り合う。ゲイは妻子に逃げられ、ギド(イーライ・ウォーラック)は死んだ妻を忘れられなかった。心に傷を持った男たちとロデオ大会で知り合ったバース(モンゴメリー・クリフト)を加えた一行は一攫千金の為に野生の馬を狩る事になるが、ロスリンは生理的に拒絶反応を示す。だが、男たちの荒ぶる闘いは始まってしまう・・・撮影終了直後にゲーブルは急死し、モンローは自殺未遂をし、2人の大スターの遺作となった。125分、モノクロ。 [more][投票(1)]
★3アンナ・カレニナ(1948/英)帝政ロシアの高級官僚カレーニンの妻アンナ(ヴィヴィアン・リー)は兄の住むモスクワの舞踏会で若き青年将校のヴロンスキー公爵と出会う。公爵はアンナの義妹と縁談が持ち上がっている状況ではあったが、アンナの美貌に一目で恋をしてしまう。義妹の為にペテルスブルグへ戻るアンナだったが、彼女を忘れられない公爵は彼女を追いかけ、遂に吹雪の停車場で想いの丈を告白する。国政に一途の夫は彼女の心の変化に気づくが、体裁を保つ事に終始した。そんな姿に失望した彼女は家を出る決心をし、そして破滅への道を歩み始めるのだった。文豪トルストイの代表作の2度目の映画化。[投票(1)]
★3ボディ・スナッチャーズ(1993/米)ドン・シーゲルの「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」(56)、フィリップ・カウフマンの「SF/ボディ・スナッチャー」(78)に次ぐジャック・フィニイのSF『盗まれた街』の3度目の映画化。少女マーティーは父の環境調査の仕事の為に家族でフォート・デイリー米軍基地にやってきた。だが、基地内の住民たちは感情を顕わにせず、子供たちは皆同じ絵を描く。一方で診療所には精神不安定の患者が急増していた。彼等は眠る事を怖がり、誰も信用しようとはしなかった・・・「眠ってる間に奴等が身体を乗っ取るんだ」・・これが異星人による地球侵略の第一歩だった・・・[投票]
★4武士道残酷物語(1963/日)関が原の戦いで浪人となった飯倉(中村錦之助)は流浪の末に信州の小藩堀家に拾われ仕官する。子々孫々まで主家に「忠義」を尽くすとの誓詞を出して・・・その後彼は主家を救う為に一命を賭して切腹した。そして時代は変わるが飯倉の子孫は主家に翻弄されながらも「忠義」を貫く。どんなに踏みにじられようとも苦渋の末に「忠義」を守った。神風特攻隊、モーレツ社員、時代は昭和になっても飯倉の子孫は国家・会社に忠誠を誓うのだが・・・飯倉家の7世代を中村錦之助(後の萬屋錦之介)がひとりで演じ分け、この年のベルリン映画祭金熊賞を受賞。123分。[投票(1)]
★5ライムライト(1952/米)[ネタバレ?(Y1:N8)] 国外追放されたC・チャップリンがハリウッドで最後に撮った作品。60歳を超えたチャップリンが例のメイクをせずに、初めて素顔で自らの姿をだぶらせたかのような芸人カルベロを演じ、かつてのライバルB・キートンと劇的な競演をも果たした。ある日老いて落ち目の芸人カルベロは階下のバレリーナ、テリーを自殺から救う。彼女を励まし、彼女のために安いギャラで舞台に立つカルベロ。やがてテリーは彼に愛を告白するが、カルベロは身を引き姿を消してしまう。やがて月日が経ちテリーはカルベロを探し出し、ある計画を立てるが・・・[投票]
★2刑事(1959/伊)ローマ近郊の都市、高級アパートの一室に空き巣が侵入するも犯人は間一髪逃亡した。しかし被害者は何故か事件を大袈裟にしないよう刑事(ピエトロ・ジェルミ)に懇願する。そして数日後、同じアパートの会社経営者の部屋で留守中の妻が死体で発見されるに及び、事件は思わぬ展開をしていく。捜査線上に多くの人物が浮かんでは消え、刑事たちの緻密な捜査が事件の概要とともに市民たちの生活を浮き彫りにしていくことになる。56年の『鉄道員』に続きピエトロ・ジェルミが監督・脚本・主演を兼ね、世に クラウディア・カルディナーレを送り出した作品でもある。また主題歌は日本でも「アモーレ・ミオ」の名で空前のヒットを記録した。[投票]
★4上意討ち 拝領妻始末(1967/日)会津藩士笹原伊三郎(三船敏郎)が剣の腕を見込まれて笹原の家に婿入りしてから20数年、恐妻の前に頭の上がらない日々が続いていたある日。藩主の側室お市の方(司葉子)が殿の不興を買い大奥から暇を出された。行き先は伊三郎の息子の与五郎(加藤剛)の妻として「拝領」せよと言う。渋々と「拝領」した嫁ではあったが、この若夫婦なかなか睦まじく幸せな家を築きはじめていた。しかし事態は急変、藩主の跡継ぎが急死し、お市の方が生んだ男子が世継ぎとなるにつけ、藩は生母たるお市の方を大奥へ「返上」せよと迫る。妻と理不尽な宮仕えに、全てを飲み込んできた男もこの「上意」には怒り、そして伊三郎父子の抵抗が始まった。[投票(1)]
★2アラモ(1960/米)1836年、テキサスの地は当時メキシコ領であった。しかしサンタ・アナ大統領の圧政の前にアメリカ人移住者たちは独立を目指して反乱を起こす。アライグマの帽子を被ったデビー・クロケット大佐ジョン・ウェイン率いる義勇軍は激戦地となろう「アラモ砦」に入場する。指揮官であるトラビス大佐との確執、ジム・ボウイ大佐リチャード・ウィドマークとの友情。しかし、砦に集まった味方185人に対し、3,000のメキシコ正規軍が押し寄せ、13日間に亘る攻防戦が幕を開けた。「Remember the Alamo」の合言葉は長らくアメリカ人の精神的支柱となり、「Remember Pearl Harbor」の元ネタでもある。 [more][投票]
★3ひかりごけ(1992/日)「一番先に死にたくない。おめえたちに喰われたくないから・・」昭和19年、軍の徴用船「第五清神丸」が極寒の知床で遭難し、4人の男が命からがら近くの洞窟に避難してきた。だが、救助の見込みはなく、食糧がない状況では餓死するのを待つだけだった。やがて男たちは衰弱していき・・・そして遭難から2ヶ月も経ったある日、ひとりの男が奇跡的な生還を果たし、「奇跡の神兵」と称えられた。だが、彼はいったい何を食べて生き延びてきたのか?★実際に起こった事件を元に武田泰淳が発表した『ひかりごけ』を映画化している。moreは実際の事件概要。 [more][投票(10)]
★5大怪獣東京に現わる(1998/日)舞台は福井県三国町、平和なこの町はやはり今日も平和だった。ただひとつ変わった事といえば、東京湾に巨大怪獣が出現し東京が壊滅状態になっているとの報道番組にかじりついているぐらいだ。刻々と伝えられるニュースにも、ここはあまりにも平和だった。だって遠かったんだもの・・。だが、福岡に二匹目の怪獣が飛来した事により、この地が決戦の場になろうとしていたのだ。日米両軍に加え、アジア義勇軍まで編成されるに及び事態は急変していく。★怪獣そのものは一切映像に出ないという異色作で全ての怪獣映画へのアンチテーゼでもある?[投票(3)]
★5私は貝になりたい(1959/日)「お父さんは二時間ほどしたら遠い遠いとこへ行ってしまいます。・・・生まれ変わっても人間にはなりたくありません。・・・どうしても生まれ変わらなければならないなら、私は貝になりたい・・・」戦争末期、床屋を営む清水豊松(フランキー堺)が召集される。ある日米軍機のパイロットが捕虜として連行され、部隊長は戦意高揚の為と称して、豊松に銃剣で捕虜を突き殺すよう命令をする。怯えながらも命令には絶対服従しなければならない豊松は目をつむり突進した。そして敗戦後、彼のところにMPがやってきた。罪状は「捕虜虐待」にて死刑。昭和33年に放送されたドラマとして生放送され、大反響を呼んだ作品を同スタッフで映画化。 [more][投票(6)]