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ガブリエルアン・カットグラさんのあらすじ: 更新順

★3ウエディング(1978/米)舞台は現代アメリカ。とある富豪の息子とどこぞの富豪の娘がめでたく結婚することになり、盛大な結婚式&披露宴が催される。だが結婚式を執り行う老大司教はじつに25年ものブランクがあり、そのせいで式は失敗の連続。気を取り直して新郎の大邸宅にて行われた披露宴でも招待客はほとんど欠席。花嫁の母を花婿の叔父が口説き始めたり、いきなり花婿の浮気(花嫁の姉が相手)が発覚したり…そしてなにより、一族の長である花婿の寝たきりの祖母が老衰で死んでしまい…。「名門」一族の結婚式の模様を皮肉たっぷりに描いた、ロバート・アルトマン監督のブラックな群像コメディ。(本篇126分)[投票]
★3ミミックII(2001/米)「ユダの血統」の恐怖から数年後のニューヨーク。あの惨劇を生き延びた昆虫学者のレミー(アリックス・コロンゼイ)は学校で教鞭を取っていたが、未だに数年前の悪夢にさいなまれていた。そんな彼女の周辺で連続殺人事件が発生する。一体何者の仕業なのか…犠牲者は皆顔を剥ぎ取られ、内蔵をごっそり抜かれていた。そしてレミーも、夜の閉ざされた学校の中で、驚くべき進化を遂げた「それ」と遭遇する…。人間に擬態(mimic)する新種生物の恐怖を描いたSFサスペンスホラーのシリーズ第2弾。本国アメリカではビデオ用に製作されたが、日本では劇場公開されている。(本篇83分)[投票]
★3ロード・オブ・イリュージョン(1995/米)舞台は現代アメリカ。オカルト関連の事件が得意なNYの私立探偵ハリー(スコット・バクラ)は、保険金詐欺の男の行方を追ってLAにやって来るのだが、そこで偶然占い師の殺人事件に巻き込まれる。殺された占い師の友人で、超一流のイリュージョニスト(幻術師)・フランの妻ドロシアから事件の捜査を依頼されるハリー。だが程なくフランも不可解な死を遂げる。…彼らは13年前、本物の魔術を操るカルト教団の教祖・ニックスを封殺していたのだが…。米モダンホラーの旗手とされる人気作家のクライブ・バーカーが、『ヘル・レイザー』同様、自作を自ら監督したオカルトホラー。(本篇121分:日本劇場未公開作品)[投票]
★3戦うパンチョ・ビラ(1968/米)20世紀初頭、革命動乱期のメキシコ。複葉機を使って反革命派のコロラド軍に武器を密売し荒稼ぎしていたアメリカ人のアーノルド(ロバート・ミッチャム)は、ひょんなことから革命軍を率いるパンチョ・ビラ(ユル・ブリナー)の一党の戦いに巻き込まれる。武器の密売の件でビラの血の気の多い部下、フィエロ(チャールズ・ブロンソン)に危うく銃殺されかかるアーノルド。だが飛行機乗りとしての腕をビラに見込まれ、彼らのために働く羽目になり…。実在の英雄、パンチョ・ビラの戦いを豪快に描いた戦争ウエスタン。脚本にサム・ペキンパーが参加している。(本篇122分)[投票]
★4ブルースが聞こえる(1988/米)1945年のアメリカ。ニューヨークの高校を卒業後即徴兵されたジェローム(マシュー・ブロデリック)は、ミシシッピー州のビロクシ軍事訓練所へ送られる。ここで戦闘訓練を2ヶ月行った後に戦場へ駆り出されるのだが…訓練所で彼ら新兵を待っていたのは陰険なトゥーミー軍曹(クリストファー・ウォーケン)の激烈なシゴキだった。…そしてとある休暇の日、街へ繰り出したジェロームはダンスパーティで出会った女性デイジー(ペネロープ・アン・ミラー)と恋に落ちる…。人気劇作家のニール・サイモンが自身の青春時代を自伝的に綴った戯曲をマイク・ニコルズ監督が映画化した、ノスタルジックな青春群像ドラマ。(本篇108分)[投票]
★5ビッグ・アメリカン(1976/米)1885年のアメリカ。作家のネッド(バート・ランカスター)に見出され、今では「ワイルド・ウエスト・ショー(先住民族を金で雇い、西部開拓の冒険を観客に見せるアトラクション)」で大スターとなった男、バッファロー・ビル(ポール・ニューマン)。だがショーマンと成り下がったビルにネッドは非難の目を向ける。…ビルはそんなことはおかまいなしに、次のショーの目玉として、スー族の有名な酋長、シッティング・ブルと出演契約を結ぶのだが…。西部開拓時代の実在のヒーローを大衆受けするショーマンとして描いた、ロバート・アルトマン監督の異色西部劇。(本篇104分:1976年ベルリン映画祭金熊賞受賞(受賞辞退)作品)[投票]
★3パイナップル・ツアーズ(1992/日)南太平洋上の架空の島・具良間(ぐらま)島を舞台にしたオムニバス。●第1話「麗子おばさん」:突然声が出なくなり、島に帰ってきたオペラ歌手・麗子。「昔米軍が落とした不発弾を見つければ声が出る」と占い師に告げられ…。●第2話「春子とヒデヨシ」:第1話から数年後。島の娘春子に惚れられた本土の青年ヒデヨシは、ある晩夜這いをするのだが、隣で寝ていた春子のおバァが心臓発作で死んでしまい…。●第3話「爆弾小僧」:第2話からさらに数年後。島にホテル建設を計画する本土の会社が不発弾発見に1億円の賞金をかけた。ロックバンド「爆弾小僧」のアキラと夏子は爆弾を探すのだが…。(本篇118分:日本映画監督協会新人賞受賞作品)[投票]
★4孔雀夫人(1936/米)舞台は現代アメリカ。巨万の富を築き、引退した自動車製造会社社長のダッズワース(ウォルター・ヒューストン)は、妻のフラン(ルース・チャーター)と一緒に欧州旅行へ旅立つ。第二の人生の船出に幸せいっぱいのふたり…だが、おのぼりさん根性丸出しではしゃぐ夫と、世間知らずで見栄っ張りの妻の関係は次第にすれ違いが目立つようになり、ついには「ひとりでバカンスを楽しみたい」と言うフランを残し、ダッズワースは帰国してしまう…。ノーベル賞作家シンクレア・ルイスの小説を、当時新鋭のウィリアム・ワイラー監督が映画化したヒューマンドラマ。(本篇102分:1936年アカデミー美術賞受賞、他全6部門ノミネート作品)[投票]
★4ル・ジタン(1975/仏=伊)舞台は現代のフランス。ロマ族(ジプシー)の男、ユーゴ・セナール(アラン・ドロン)は「ジタン」と呼ばれる札付きのアウトロー。3年前、部族の仲間を虐待したとある村の村長を殺害し、その罪で刑務所に服役していたのだが、そこで親しくなった銀行強盗犯と共に脱獄…以後、「社会に虐げられている仲間を救うため」という大義名分の下、各地で強盗を繰り返していた。警察当局の厳重な捜査活動にもかかわらず、ジタンの行方は杳として知れず…。ヨーロッパに根強く残るジプシー差別問題を背景に、社会への復讐心に燃える男の生き様をストイックに描いたフィルムノワール。監督のジョゼ・ジョバンニは自らも投獄経験を持つ。(本篇99分)[投票]
★3豚の報い(1999/日)舞台は現代の沖縄。豚小屋で生まれた青年・正吉(小澤征悦)の行きつけのスナックにある晩豚が乱入して店は大騒ぎ…ホステスの和歌子(早坂好恵)が気を失ってしまう。これをきっかけに、常日頃から自分たちの人生は不幸であると思いこんでるスナックのママ(あめくみちこ)ともうひとりのホステスの暢子(上田真弓)は、不幸の原因は豚の厄にあることに気付き…かくして一行は、正吉の故郷で、神様のすみかとされる真謝島へ厄落としに行くのだが…。又吉栄喜の芥川賞受賞小説を崔洋一監督が映画化した、不思議な味付けのファンタジー・コメディ。(本篇119分:1999年ロカルノ国際映画祭国際シネクラブ連盟賞受賞作品)[投票]
★3バーブ・ワイヤー ブロンド美女戦記(1996/米)西暦2017年…第二次南北戦争下のアメリカ。「議会党」の独裁政治により民主主義は崩壊。全米に戒厳令が発せられる中、唯一孤立した都市スティールハーバーにのみ自由と欲望が生き残っていた。この街でナイトクラブ「ハンマーヘッド」を営む女賞金稼ぎのバーブ・ワイヤー(パメラ・アンダーソン・リー)は、ある日体制の秘密を持って国外脱出を図る女医・コーラDをかくまう。だが彼女を護衛するレジスタンスの男・アクセルはバーブの元恋人だった…。アメリカの人気コミックスを映画化。元プレイメイトのリーを主演に迎え、悪党どもを相手に大暴れするブロンド美女の活躍を描いた近未来アクション。(本篇99分)[投票]
★5キル・ビル(2003/米=日)四年前のあの日…。結婚式の真っ最中に襲われ、夫を殺され自らも頭部に銃弾を受け昏睡状態に陥った「ザ・ブライド(花嫁:ユマ・サーマン)」…。そして四年後の現在、ついに彼女は甦った!身ごもっていたハズの子供はすでに亡い…。復讐に燃えるザ・ブライドは、沖縄に住む刀匠・ハットリハンゾウ(千葉真一)から託された一振りの刀を手に孤独な戦いを挑む。第一のターゲットは東京やくざ社会のボス、オーレン・イシイ(ルーシー・リュー)…。クエンティン・タランティーノ監督が6年の沈黙を破って放つ、新世紀・新生アクション任侠映画・前編。(本篇113分:R指定)[投票(3)]
★5ティガー・ムービー プーさんの贈り物(2000/米)…それは、ふゆがちかづいてきた、あるあきのひのことでした。トラのティガーはいつものようにとびはねてあそんでいます。でもくまのプーさんともりのなかまたちはふゆのしたくでおおいそがし。ティガーといっしょにあそべません。「ボクにはいっしょにとびはねてくれる…そぉ、かぞくがいない。」…とつぜんそのことにきがついたティガー。「でも、どこかにきっとボクのかぞくがいる!」と、ティガーはカンガルーのルーぼうといっしょにかぞくをさがしにでかけるのですが…。にんきもの、くまのプーさんシリーズはつのちょうへんえいがです!(えいがのながさは1じかん18ふんです。)[投票(1)]
★2ブリスター!(1999/日)舞台は現代の東京。SFマニアの中年マスター・寺田(大塚明夫:あの声優サンです^^;)の酒場で働くユウジ(伊藤英明)は、熱狂的なフィギュア・マニア。稼ぎは全てフィギュアにつぎ込み、恋人からも呆れられる始末。そんな彼が…否、世界中全てのマニアが現在血眼で探しているのは、幻のアクション・フィギュア「ヘルバンカー」…あまりの情報の少なさに、ユウジのヘルバンカー探しはますますエスカレートしていき…。自身もマニアの須賀大観監督が、レアアイテムを探すマニア達の姿をポップに描いた青春コメディ。題名はフィギュアの透明パッケージ「ブリスターパック(開封すると値打ちが下がる)」のことである。(本篇107分)[投票]
★5なみだ川(1967/日)時は江戸時代。お人好しでおっちょこちょいの姉おしず(藤村志保)としっかり者で器量良しの妹おたか(若柳菊)は、年老いたやもめの父と三人で仲良く江戸の町で暮らしていた。…ある日、おたかに縁談話が持ち上がる。相手は豪商・信濃屋の若旦那…またとない良縁のはずだが、おたかは断ってしまう。まだ嫁いでいない姉のこと、そして定職に就かず道楽三昧の兄英治(戸浦六宏)のことを思ってのことだった。…はたして、その兄が金を無心に姉妹の元を訪ねて来て…。作家・山本周五郎の小説「おたふく物語」を、大映の名職人監督三隅研次が映画化した人情時代劇。(本篇79分)[投票]
★5聖バレンタインの虐殺 マシンガン・シティ(1967/米)1920年代末、禁酒法下の米・シカゴ。闇酒場の用心棒から身を興し、わずか6年たらずで暗黒街の帝王にまで成り上がったギャングスター、アル・カポネ(ジェイソン・ロバーズ)。頂点に立ったカポネだが、最近自分の縄張りを荒らすラモン一家から命を狙われるようになる。ビジネスを心配する部下たちの反対を押し切り全面戦争を命令するカポネ。同じくカポネを抹殺すべく行動を開始するラモン一家。血で血を洗う抗争はやがて…。B級映画の帝王ロジャー・コーマンが、彼に似合わぬ?大予算を得て米ギャング史上に悪名高き「聖バレンタイン大虐殺事件(1929年2月14日)」をドキュメンタリータッチで映画化したギャング映画。(本篇100分)[投票]
★4パッション・フィッシュ(1992/米)舞台は現代アメリカ。昼メロドラマの人気女優メイ(メアリー・マクドネル)は、交通事故で下半身がマヒしてしまう。病院を退院した彼女は帰郷するのだが、厳しい現実に打ちひしがれた彼女は指示されたリハビリも行わず、酒びたりの毎日…。ワガママ放題のメイに、面倒を見る介護師たちも愛想を尽かして次々とやめていった。…そんなある日、黒人の女性介護師シャンテル(アルフレ・ウッダード)がメイの前に現れるのだが…。『真実の囁き』『フィオナの海』のジョン・セイルズ監督が、半身不随の元女優と心に傷を持つ女性介護師の交流を描いたヒューマンドラマの隠れた秀作。(本篇136分:1992年アカデミー脚本賞ノミネート作品)[投票]
★5極道黒社会 RAINY DOG(1997/日)「媚びるな!…お前は、犬じゃないんだ…」…舞台は現代の台湾・台北。兄貴分との諍いから日本を離れたやくざの優児(哀川翔)は、今では日本からの刺客・本阿弥(田口トモロヲ)に命を狙われつつ、地元のマフィアに殺し屋として雇われている。…ある日、昔の女から「アンタの子」として口のきけない少年チェン(何建賢)を押し付けられた優児は、やむなくその子と暮らし始めるのだが、そんな彼に敵対組織のボスの暗殺命令が下り…。三池崇史監督の「黒社会」三部作の第2弾。全篇台北ロケを敢行し、雨の降りしきる異国の街を彷徨う日本人ヒットマンの姿を描いた、ハードボイルドロマンの隠れた秀作。(本篇95分)[投票]
★2ビバリーヒルズ・バム(1986/米)舞台は現代アメリカ・ビバリーヒルズ。愛犬に逃げられた中年ホームレスのジェリー(ニック・ノルティ)は、とある邸宅から聞こえる犬の鳴き声に引き寄せられ、発作的にその家のプールで自殺を図る。これを救ったのが家の主人デイブ(リチャード・ドレイファス)。お人好しのデイブは、ジェリーの見かけとは裏腹の教養の高さに裏打ちされた身の上話を聞く内に、ホームレスを毛嫌いする夫人のバーバラ(ベット・ミドラー)の反対を押し切り、しばらく自分の家に滞在するよう勧めるのだが…。名作『素晴らしき放浪者』(1932/仏)をポール・マザースキー監督がリメイクした、風刺の効いたヒューマンコメディ。(本篇104分)[投票]
★4新宿黒社会(1995/日)舞台は現代の新宿・歌舞伎町。中国人の惨殺死体が発見され、中国残留孤児二世の刑事・桐谷龍仁(椎名桔平)が捜査に乗り出す。事件の背後に見え隠れするのはチャイニーズ・マフィアの新興勢力「龍爪(ロンツォア)」…台湾人・王志明(ワンツーミン:田口トモロヲ)をボスに、臓器売買を切り札にして急速に勢力を伸ばしつつある組織だが、地元の日本人組織とは一触即発の状態にある。しかも、あろうことか王の片腕・桐谷義仁(井筒森介)は龍仁の実の弟だった…。三池崇史監督が、過激な暴力描写で新宿の裏社会を描いたバイオレンスドラマ。「黒社会」三部作の第一作目にあたる。(本篇102分:R指定作品)[投票]