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孔雀夫人 (1936/米)
Dodsworth
製作 | サミュエル・ゴールドウィン |
監督 | ウィリアム・ワイラー |
脚本 | シドニー・ハワード |
原作 | シンクレア・ルイス |
撮影 | ルドルフ・マテ |
美術 | リチャード・デイ |
衣装 | オマー・キアム |
出演 | ウォルター・ヒューストン / ルース・チャタートン / ポール・ルーカス / メアリー・アスター / マリア・ウスペンスカヤ / デヴィッド・ニーヴン / ジョン・ペイン / スプリング・バイイントン |
あらすじ | 舞台は現代アメリカ。巨万の富を築き、引退した自動車製造会社社長のダッズワース(ウォルター・ヒューストン)は、妻のフラン(ルース・チャーター)と一緒に欧州旅行へ旅立つ。第二の人生の船出に幸せいっぱいのふたり…だが、おのぼりさん根性丸出しではしゃぐ夫と、世間知らずで見栄っ張りの妻の関係は次第にすれ違いが目立つようになり、ついには「ひとりでバカンスを楽しみたい」と言うフランを残し、ダッズワースは帰国してしまう…。ノーベル賞作家シンクレア・ルイスの小説を、当時新鋭のウィリアム・ワイラー監督が映画化したヒューマンドラマ。(本篇102分:1936年アカデミー美術賞受賞、他全6部門ノミネート作品) (ガブリエルアン・カットグラ) | [投票] |
ワイラーは好きではないが、1本と言われれば、これ。主人公を端におきひらひら飛ぶ燃える手紙を主役に置く、画面をいっぱいに使い縦の距離感で二人に芝居させる、など、今ではあまりお目にかかれない演出、にホッとする。マテのおかげも大きい。 [review] (動物園のクマ) | [投票(1)] | |
アメリカの篤実な元実業家夫婦が、働きづくめの20年の疲れを癒しにヨーロッパ行楽を行う‥‥‥結末にびっくりするが、どんな結末になったとしてもこの映画のすばらしさは変わらない。家族についてここまで深い表現ができた映画はそんなにない。 (ジェリー) | [投票] | |
淀川長治さんがおっしゃっていた映画がこれだったんですね。素晴らしいロマンスでした。 (chokobo) | [投票] | |
只管の忍従展開を辛うじてもたせる硬骨ヒューストン。そのドMチック境遇の処し方の漢気。アスターのデコちゃん容姿とコスモポリタンクールネスのアンビバレンツも良い。ラスト10分。積もった鬱積は吹き飛び期待願望は充たされる。凄まじい爆発力。 (けにろん) | [投票(1)] | |
この奥さんの気持ちも分かるんですけどね。 [review] (KEI) | [投票(1)] | |
欧州文化に翻弄される夫婦の姿を通して自国人を見つめるという視点の鋭さ。苦悩の表情を見せるウォルター・ヒューストンの名演技が印象的だ。ただ、ルース・チャーター扮する夫人のキャラ造形が甘いため、男性側からしか物語を観ることができない。 (ガブリエルアン・カットグラ) | [投票(1)] | |
サミュエル・ゴールドウィン&ウィリアム・ワイラーの名コンビの代表作だが、やはり『孔雀夫人』、名前がいい。 (ドワイト・アイゼンハワー三世) | [投票] | |
人生の楽しみ方の違いは歩む人生の違い。まさに人生の機微に触れました。 (なつめ) | [投票] | |
名優ウォルター・ヒューストンの代表作のひとつとして観ておきたい。 (丹下左膳) | [投票] | |
ウォルター・ヒューストンも巧いし、マリア・オウスペンスカヤがまたいい! (kenichi) | [投票] | |
家族がぶっ壊れる物語って生理的に駄目っす。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
Ratings
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計 | 22人 | 平均 | (* = 1)
POV
TIME Magazine 'ALL-TIME 100 Movies' (緑雨) | [投票(16)] | キネマ旬報増刊 映画史上ベスト200シリーズ掲載作品一覧 (寒山拾得) | [投票(10)] |
舞台が好き!〜舞台劇を原作にした映画たち (イライザー7) | [投票(7)] |
Links
IMDB | The Internet Movie Database |
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