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水那岐さんのあらすじ: 更新順

★3ソドムの市(2004/日)18世紀。俎渡海<そどむ>市兵衛(浦井崇)は婚礼の儀で花嫁が血を吐いて死ぬのを見る。彼女に呪いをかけた嫌疑をかけられた侍女のテレーズ(小嶺麗奈)とキャサリン(宮田亜紀)は首だけを残してそぼ降る雪の中に埋められ、市兵衛への呪詛の思いを吐いてこときれた。ふたりの冤罪が明らかになった時、市兵衛は盲目となり、行く手に立ちふさがる者を斬り捨てる殺人鬼と化していた。そして300年後。市兵衛の血をひく市郎は幼くして周囲に死を呼ぶ魔性の者として育った。キャサリンは彼の妹として彼を守るべく転生し、テレーズは俎渡海市郎を倒すべく刑事として甦ったのであった。〔104分/カラー/スタンダード〕[投票]
★2阿修羅城の瞳(2005/日)文化文政の世。江戸には人の世に巣食う鬼どもが蠢き、さながら生き地獄の様を呈していた。これに立ち向かうのが「鬼御門」と呼ばれる荒武者たちである。彼等の前に立ちふさがる美貌の毒婦・美惨(樋口可南子)は、間もなく鬼の王・阿修羅が現われ、この世を魔界と成すだろうと告げる。他方、「鬼御門」から離れ、今は役者暮らしをしている病葉出門(市川染五郎)は、盗賊の娘・つばき(宮沢りえ)と妙な所で出くわし、彼女が落とした椿のかんざしを拾う。だがこの出会いが、江戸に災いをもたらす一大事件に発展しようとは、誰も知る由もなかった。〔松竹/119分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★2私の夜はあなたの昼より美しい(1989/仏)リュカ(ジャック・デュトロン)は大学教授で衒学者。カフェで後ろの席に座ったブランシュ(ソフィー・マルソー)は母親から逃れようとリュカを誘惑する。彼女は近くで見たリュカの偏屈ぶりに愛想を尽かしかけるが、それでも彼への愛情を隠しきれず、告白するに至る。リュカはブランシュをホテルのスウィートルームに誘い、肉体を求め合う。ブランシュの家族たちは、予言を生業とする彼女の行方を突き止めるが、彼女は帰ろうとはしない。彼女はリュカを呪い、その手から逃れようとしながらも、彼とともにある営みの快楽に埋没してゆくのだ。〔110分/カラー〕[投票]
★4天上草原(2002/中国)少年フーズ(グァル・スーロン)は母親に捨てられ、失語症に陥ってしまうが、刑務所に入れられている父の友人、モンゴル人のシェリガン(ニン・ツァイ)に引き取られ、草原で放牧をする彼の生活に加わることになる。その生活の厳しさは彼を怯えさせ、幾度もの脱走を繰り返させるが、彼に優しく接するシェリガンの元妻・バルマ(ナー・レンホア)やその義弟テングリ(ア・ユンガ)との触れあいのなかで、フーズはだんだんに凍てついた心が溶かされていくのを感じるのだった。だが、シェリガンに反発する心がバルマを愛しむ心に変わってゆくのを感じ取ったテングリは…〔113分/カラー/シネスコ〕[投票]
★4ガールフレンド(2004/日)キョウコ(山田キヌヲ)はプロのカメラマン。でも趣味で心に残るモノたちを何でも撮る。ミホ(河井青葉)は見習い美容師。人の髪をいじるのが好きだからやっている。キョウコは素人のヌードモデルを撮る企画で街をゆく娘たちに声をかけていた結果、ミホと知り合った。ミホは母親を捨てた父親(田口トモロヲ)を激しく憎んでいる。そこを突っつかれたミホは一時はキョウコのモデルを断る。でも戻ってきたミホに、泥酔すると男を求める自分を自虐的に語るキョウコ。そして彼女は、ミホの父親にそのヌードを見せつけてやろうと意気ごむ。ふたりはいつか幸福な気持ちになっていた。お互いに物怖じせず裸を見せ合えるほどに…。〔105分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★3オオカミの誘惑(2004/韓国)母親との同居のため、ソウルに出てきたいささか垢抜けない女の子・ハンギョン(イ・チョンア)は、上京そうそうカンソン高校とそのライバル校との抗争に巻き込まれてしまう。何とか逃げ出しカンソン高校に転入するが、隣の高校のリーダー、甘いマスクのテソン(カン・ドンウォン)に「姉さん」と甘えられ、覚えのない彼女はドギマギ。そこに立ちはだかったカンソン高校のリーダー、ワイルドな風貌のヘウォン(チョ・ハンソン)はハンギョンの肩に手を回し、「こいつはオレの女だ」と言い放つ。ふたりの喧嘩をよそに彼女は、母性本能と強引さへの憧れで心を千々に乱される。果たしてハンギョンのハートを射止めるのはどっちの男?〔115分/カラー〕[投票]
★1セバスチャン(1976/英)ローマのディオクレティアヌス帝は最後のキリスト教徒弾圧を敢行したその年、在位20年の祝宴を行った。彼の寵愛を受ける近衛隊長セバスチャン(レナード・トレヴィリオ)は皇帝を非難して一兵卒に格下げされ、セベルス(バーニー・ジェームス)率いる辺境防衛隊に配属される。キリスト教徒のセバスチャンは戦うことを拒み隊長に処罰される。だが雑兵たちが日々を下らぬ遊興のために費やす中、兵卒ジャスティン(リチャード・ワーウィック)だけはセバスチャンを友と呼び、理解しようと努めるのだった。〔86分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★4喜劇 団体列車(1967/日)山川(渥美清)は四国・伊予和田駅の駅員である。彼は迷子の健二をあずかり、城のある処から来たという言葉を手がかりに宇和島へ向かい、母親の志村先生(佐久間良子)に感謝される。しかし彼は助役試験に落ち続け、嫁ももらえないのが母親(ミヤコ蝶々)の悩みのタネであった。彼女の策略で、ある駅長(笠智衆)の娘くに子(城野ゆき)と見合いさせられる山川だが、彼の心はすでに志村先生のもとにあった。助役試験を翌日にひかえたある日、先生のもとへ訪れた山川は、熱を出して倒れている健二を見つける。列車シリーズ第二弾。〔東映/91分/カラー/シネスコ〕[投票]
★2喜劇 初詣列車(1968/日)上田(渥美清)はスキー列車の車掌で目の回る忙しさだった。その帰路、彼は学校で4年年下だった美和子(佐久間良子)と再会する。その夜、先輩(西村晃)と新潟の夜に繰り出した上田は、芸者姿の美和子を酔漢より救う。美和子を一夜見守った上田は、行方知れずの彼女の弟を探してやることを決意する。弟・健吉(小松政夫)の勤める工場を訪ねた上田は、彼を求めてトルコ風呂、ボディペインティングのアトリエ、前衛音楽スタジオを転々とする。その結果、健吉を見つけ出した上田だったが…。列車シリーズ第3弾。〔東映/91分/カラー/シネスコ〕[投票]
★4CHARON カロン(2004/日)小説家・勝木大(水上竜士)は、妻(森崎めぐみ)と一切性交渉を持たず、その私生活に立ち入らず、扶養もしないという条件で結婚した。彼はその奇妙な条件に不思議を感じることもなく暮らしてきたが、彼女が高級娼婦「カロン」の名で大金を稼いでいることを知ってしまう。そしてカロンとしての彼女を買い、抱きしめた翌日、彼女は謎の失踪を遂げた。彼女の情夫であったやくざ・示現道男(川本淳市)とともにその足跡を追う勝木は、妻の過去にまつわる哀しい謎に次第に近づいてゆく。〔89分/ヨーロピアンヴィスタ/カラー〕[投票]
★2マジンガーZ対デビルマン(1973/日)度重なる日本侵攻をマジンガーZに阻まれたDr.ヘル(富田耕生)は、最後の賭けに出た。それこそは、地獄の渕に沈んだ悪魔、デーモン族と結託することだった…。その頃、デーモン族との闘いを終えたデビルマン・不動明(田中亮一)は平和なひとときを過ごしていたが、一方で悪と戦うマジンガーZの操縦士・兜甲児(石丸博也)の詰めの甘さが我慢ならなかった。自ら拳を交え、その中から友情を勝ち取る明と甲児。そして空から狙う機械獣と復活したデーモンに立ち向かうデビルマンとマジンガーZ。だが、マジンガーZは空中で戦う術を持たない。その時、弓教授(八奈見乗児)が画期的な新兵器を鋼鉄の巨人に与える!〔東映/43分/カラー/ワイド〕 [投票]
★2マジンガーZ対暗黒大将軍(1974/日)Dr.ヘルの猛攻をマジンガーZが退け、世界は束の間の平穏を取り戻していた。そんな時、海岸でボス(大竹宏)は謎の予言者(大塚周夫)から世界を滅ぼしに現われる謎の軍団の予言を聞く。各国に上陸し、破壊の限りを尽くす鋼鉄の野獣たち…それこそは、暗黒大将軍率いるミケーネの戦闘獣軍団だった!彼らを迎え撃つ兜甲児(石丸博也)のマジンガーZ、そして弓さやか(江川菜子)のダイアナンA。しかし無敵の巨人たちは健闘空しく倒れゆき、この世はミケーネに蹂躙されるかに思われた。その時雷鳴が轟き、この世を救う新たなる巨人の姿を照らし出した。それこそは…!〔東映/43分/カラー/ワイド〕[投票]
★3マドレーヌ(2003/韓国)雨上がり。ジソク(チョ・インソン)は閉店間際の美容院で、特別にカットしてもらう。何故か彼の名を知っている娘に…。彼女の名はヒジン(シン・ミナ)。中学校時代の同級生だ。次の日、バイト後に図書館に勉強しにゆくジソクの携帯に、ヒジンはメルアドを入れる。ふたりの仲は急接近、ちょっとワガママな彼女の後ろを、見守るように歩くジソク。昔のマジメ一本の学級委員と、学校の反逆児の性格を彼らは引きずっている。バイト明けに食べる先輩の奢りのマドレーヌ、その甘さがふたりを象徴するようだった。そして、ふたりは1ヶ月契約の恋人になることにした。〔118分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★2ローレライ(2005/日)太平洋戦争末期。日本は広島に原爆を投下され、事実上敗戦を待つばかりであった。第2、第3の原爆搭載機がテニアン島より飛び立つ事態を阻まんと、軍令部の浅倉大佐(堤真一)は戦利潜水艦・伊507を出撃させる。艦長は特攻反対を訴え、現場から遠ざけられていた絹見少佐(役所広司)。そして回天特攻隊から小型潜航艇の操舵手に抜擢された折笠(妻夫木聡)、清永(佐藤隆太)をはじめとする定員に足りない70名の乗組員を擁していた。さらにこの艦の最後の切り札として、新型索敵装置「ローレライ・システム」を起動できる唯一の人物が、皆に知らされぬままに乗艦していたのだった…〔東宝/128分/カラー/シネスコ〕[投票(1)]
★2あずみ2 Death or Love(2004/日)秀吉が倒れ、豊臣氏と徳川氏が争っていた時代。刺客として苛烈な時代を生き延びてきたあずみ(上戸彩)は、仲間のながら(石垣祐磨)とともに真田昌幸(平幹次朗)の暗殺を命じられ、その居城を目指していた。その道すがら、出会った少年野盗団のなかに、あずみはかつて心を通わせた少年・なちに酷似した銀角(小栗旬)の姿を見る。鬼と化した筈のあずみの心を揺るがせる出来事をよそに、昌幸はあずみたちを葬るべく甲賀忍軍を集結させていた。〔東宝/112分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★2イザベル・アジャーニの惑い(2002/仏)青年技師・アドルフ(スタニスラス・メラール)はパーティで伯爵の愛人エレノール(イザベル・アジャーニ)を紹介される。彼女を好きにはならなかったが、好意を寄せられることを望んだアドルフは切々たる熱情を込めた恋文を彼女宛てに綴る。エレノールは、「恋」という言葉だけは口にしないでと懇願したものの、伯爵との別居を決意するまでになっていった。そして彼女を想うダルビニー(ジャン・ルイ・リシャール)のように、アドルフに決闘を挑む者まで現われた。だがアドルフは愛に束縛されることを好まず、おのれを自由の場に置きたがるのだった。エレノールの情愛を嘲うかのように…〔102分/カラー〕[投票]
★3何もかも百回も言われたこと(1993/日)梯子やスコップ、双眼鏡を抱えて草原を歩いてゆく少女/朝食をとり、美術予備校に出かける由美(西岡由美子)。その帰途、友人の3回忌に寄る。そこで出会った学校での絵のモデルを乗せ、由美は自転車をこぐ。友人には、ボーイッシュな髪型が男受けしないんじゃないかと心配される由美である/ひたすら空き地に穴を掘りつづける少女/病院で知人を見舞った由美は、隣人の正江に出会い、スケッチブックを見せる。そして由美ら予備校生たちは、野原で草野球に興じる。その間にも他愛ないおしゃべりは続く/いつしか少女は日よけ帽の下でまどろむ…〔84分/カラー〕[投票(1)]
★4苺の破片(2004/日)人気を誇った少女漫画「チェリーロード」の終了から12年。もはや誰からも忘れられていた作者・猫田イチゴ(宮澤美保)が作品を描けなくなったことを、マネージャーの知子(梶原阿貴)はどうする事もできなかった。続編を描かせたいと思っている編集者・サカイ(小市慢太郎)には振られ、愚痴をこぼしたゲイバーのママ・楓(カルーセル麻紀)にも厳しく接される。やぶれかぶれになったイチゴはトラックにはねられ、気がついた時、彼女は海に程近いガレージにいた。そしてそこには、死んだ筈の憧れの先輩・楠瀬(押尾学)の姿が…。〔91分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★3GOD*DIVA ゴッド・ディーバ(2004/仏=伊=英)異形の人々が跳梁する未来のNY。神界において反逆罪に問われたホルス神(T・M・ポラード)は地上に7日間の猶予を与えられて降臨した。NYの医療機関を統括するユージェニックス社では、医学者エルマ(C・ランプリング)が青い涙を流す特殊変異体の娘・ジル(リンダ・アルディ)を薬品の実験台にしようとしていた。警察は会社の人工臓器の装着者が次々と変死する事件を追っていたが、それは彼女らには関係のないことだった。ジルの体内器官はあるべき場所になく、まだ生後3ヶ月の若さを保っているのだ。一方ホルスは足を失った革命家ニコポル(T・クレッチマン)の体を借りて地上に降りた目的を遂げようとしていた。〔104分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★2美空ひばり・森進一の花と涙と炎(1970/日)歌手・神野の付き人、榊(森進一)はその歌唱力を認められながら、神野にはひどい扱いを受けていた。一方、霞(美空ひばり)が後継者となる藤花流舞踊は刷新を求められながら、頑固に古くからの伝統を守り抜いてきた。霞は作曲家・高山(林与一)との道ならぬ恋に苦しむが、当の高山は伝統を引き継ぐことを拒み、霞をこっぴどく振るのだった。彼女が傷心を癒しにきたバーに、解雇された榊は流しの歌手として現われる。いつしか、霞は榊のギターに合わせて歌っていた。それを見咎められた榊は地元のヤクザに殴られるが、霞はそんな彼を邸宅へと誘う。霞は榊の負けず嫌いを気に入り、援助を申し出るのだった。〔松竹大船/95分/カラー/ワイド〕[投票]