コメンテータ
ランキング
HELP

水那岐さんのあらすじ: 更新順

★4お父さんのバックドロップ(2004/日)大阪の古ぼけたアパートに、「新世界プロレス」の看板レスラー下田牛之助(宇梶剛士)とその息子・一雄(神木隆之介)が引っ越してくる。下田の妻が他界したため、父・松之助(南方英二)を頼ってきたのだ。盛り上がる牛之助と後輩たちを尻目に、プロレス嫌いの一雄の気分は冴えなかった。早速友達になった焼肉屋の息子・哲夫(田中優貴)は、自分なら自慢するのに、と不満顔ながら、「父の正体を明かさない」という男の約束を一雄と交わす。その矢先、牛之助はマネージャーから「悪役を演じてくれ」と懇願され、金髪にどぎついメイクでリングに上がるのだった。〔シネカノン/98分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★3ぼくは怖くない(2003/伊=スペイン=英)[ネタバレ?(Y1:N1)] 麦畑に囲まれた小村。そこに両親・妹とともに暮らす少年、ミケーレ(【ジョゼッペ・クリスティアーノ】)は、ふとした事から謎の土牢を見つけ、そこにボロに包まれた人間の片足を発見し、おびえて逃げ帰る。だが好奇心から再びそこに舞い戻った彼は、「それ」が鎖で繋がれている金髪の少年フィリッポ(【マッティーア・ディ・ピエッロ】)だと知った。はじめはおそるおそる近づいたミケーレも、水や食べ物を彼に与え、フィリッポから「守護天使」と頼られるに従い、いつしか彼を守れるのは自分しかいないと固く信ずるようになるのだったが、ミケーレはまだ、彼に迫る危険に気づいていなかった…。〔109分/カラー〕[投票(1)]
★4クリビアにおまかせ!(2002/オランダ)ここはサクラ草通り。ナース・クリビア(ルス・ルカ)の経営するクリビア・ホームは、気はいいけれどちょっと風変わりな人々でいっぱい。ただ、その騒がしさに苦虫を噛み潰しているのが、クリビア・ホームの大家ボーデフォル氏(パウル・コーイ)。彼はクリビアたちを追い出しておとなしい老婦人だけの老人ホームを作ろうと企む。クリビア・ホームの「博士」(ベップ・コスタ)は、彼に善人になるクスリを飲ませようとするが、果たしてどういう事になるのやら…?〔102分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★2星に願いを。(2002/日)事故に遭った笙吾(吉沢悠)は目も口も不自由となったが、ハーモニカが心を伝える手段になっていた。彼を受け持つ看護婦・かな(竹内結子)は自分の心のなかで、彼が患者以上の存在になっていくことに気づかずにいた。そんなある日、笙吾がクルマにはねられる。かなは冷たくなってゆく笙吾を前にして、看護婦を続ける気力を完全に失っていた。…だが、笙吾は五体満足で路面電車の倉庫のなかで目を覚ます。それは流れ星のはからいだったが、そのかわり彼は自分の正体を誰にも明かすことは許されないと告げられる。とりあえずかなの行方を追う笙吾だったが…。〔106分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★2俺の血は他人の血(1974/日)とある地方都市に職を求めてやって来た絹川良介(火野正平)。その夜、彼は町の実力者・山鹿(安部徹)の息子が殺されるのを目撃し、それを見たもうひとりの男・沢村(フランキー堺)とともにバー「マーチンズ」で気分直しをしようとした。だが、その店でやくざが傍若無人の振舞を始めた。絹川の意識はふいに遠のき、誰かが「エスクレメントオ」と叫んでいるのが聞こえた。気づけばやくざたちは逃げ帰り、店は滅茶苦茶になっていた。絹川の体内に流れる謎の血とは?そしてこの事件を発端とし、町を牛耳る左文字組、大橋組の抗争劇が幕を開け、否応なしに絹川は巻き込まれてゆくのだった。〔松竹大船/91分/カラー/ワイド〕[投票]
★2いつかA列車に乗って(2003/日)ジャズバー「A-TRAIN」。オーナーが変わると噂されるこの古い店に、今日も馴染みの面々が訪れる。銀行の支店長だったが、ゲイだとカミングアウトしたベティ(ベティ)。愛人に別れ話を切り出される志賀(愛川欽也)。ウェイトレスのユキ(栗山千明)の彼氏で、危ない橋を渡るチンピラ(俊藤光利)。住み込みのウェイターで、作曲家を夢見る健一(加藤大治郎)。幼い娘を抱え、歌手を続けるアンナ(真矢みき)。彼らをカウンターで見つめ続ける「先生」(津川雅彦)…最後のキップを手にした者と、乗り遅れた者たち。終点に待つ駅にたどり着ける者はいるのだろうか?内田吐夢『たそがれ酒場』のリメイク。〔シネマ・クロッキオ/103分/カラー〕[投票]
★4不射之射(1988/中国)春秋戦国時代、都に天下一の弓の名人を志す紀昌という男があった。彼は都随一の名人、飛衛に弟子入りせんと欲し、幾たびかの試錬に耐えてその腕を認められた。だが、それに未だ満足できない紀昌は…。中島敦『名人伝』の人形アニメーション映画化。日本語ナレーションは橋爪功。〔24分/カラー/スタンダード〕 [more][投票]
★4結婚の条件(1963/日)まひる(浅丘ルリ子)は結婚についてそろそろ考え始める年頃のタイピスト。義兄(二谷英明)の自慢のタネである美貌の持ち主だ。ある日義兄の部下、三好(山田吾一)と帰宅するが、その途上女連れの義兄を発見する。心配するまひるだが、自分には同僚の矢貝(小高雄二)がプロポーズしてきた。彼には親友の咲子(長谷百合)が想いを寄せているのだ。思い悩む彼女の気持ちも知らず、矢貝と三好はまひるをめぐるライバルと互いを認め合うのだった。その一方、まひるは義兄と逢っていた女性の正体を知る…。〔日活/86分/カラー/シネスコ〕[投票]
★3アカシアの雨がやむとき(1963/日)湖の霧に紛れて、モデルのみどり(浅丘ルリ子)とカメラマンの乗ったボートが姿を消した。すわ、心中かと思われたが、近くの牧場に東京からやって来ていた青年画家・英夫(高橋英樹)がみどりを助け、連れ帰った。みどりは仕事に復帰するが、彼女だけが生きて帰ったことでマスコミは彼女を攻撃する。そして職を失った傷心の彼女を英夫は優しく慰め、心を癒してやるのだった。あまりの接近ぶりに、英夫の名誉失墜を恐れたパトロンの夫人(原恵子)は、英夫のことを思うなら身を引け、とみどりに言い放つ。〔日活/90分/カラー/シネスコ〕[投票]
★3テイキング・ライブス(2004/米)[ネタバレ?(Y1:N4)] その男が殺人者となったのは、ごくありふれた風景の中での下らないアクシデントに端を発していた。それから二十年、彼は男をひとり殺してはその男の人生を受け継ぎ、飽きては乗り換える繰り返しを続けてきた。単なる連続殺人ではないこの事件の解明のため、FBIからイリアナ・スコット捜査官(アンジェリーナ・ジョリー)がカナダへと飛ぶ。彼女はひとつの事件の目撃者、画商のコスタ(イーサン・ホーク)の調書をとる。それによれば犯人は被害者の顔を潰し、手首を切り落として逃走するというのだ。やがて、殺人者はコスタにも追跡の手を伸ばす。彼と心を通わせたイリアナは、決死の防御行動に出るのだった。〔103分/カラー/シネスコ〕[投票]
★4まかせてイルか!(2004/日)忘れ物のお届けから怪獣退治まで!「イルか屋」こと湘南きっての美人三姉妹、元気担当の空(齋藤彩夏)、美貌担当の海(東野佑美)、頭脳担当の碧(名塚佳織)がまとめてお世話しちゃいます!で、お客さん、何をご依頼です?「引きこもりの息子を学校に通わせたい」と。お任せあれ、きっちりお仕事いたします。毎度ありィ!!〔24分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★1はだしのゲン ヒロシマのたたかい(1980/日)中岡ゲン(原田潤)らのいる広島へ、基地から兄・浩二(桜木健一)が、疎開先から次兄・昭(大栗清史)が帰ってきた。浩二は特攻隊員として死ぬつもりだったが、先輩・中山少尉(にしきのあきら)から国のために死ぬ空しさを説かれたのだった。一方ゲンは、アメリカ兵から貰ったガムをめぐって大家の子らと喧嘩になり、家族ともども家を追われることとなる。ゲンと弟分の隆太(林泰文)は米軍基地から食料を盗もうとして失敗、ヤクザ・大場(草野大悟)の指揮のもと再び奪取に乗り出す。だが、大場はゲンたちを裏切った。怒った隆太は、いつか手に入れたピストルを取り出す…〔現代ぷろ/128分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★2YAWARA!(1989/日)日本柔道界の重鎮、猪熊滋五郎(小林桂樹)が手塩にかけた秘密兵器、それが彼の孫で女子高生の猪熊柔(浅香唯)だった。だが、有り余る天分に恵まれた彼女のただひとつの欠点は、「フツーの女の子」過ぎたこと…それを覆す事件がある日起こる。柔が出くわした引ったくり犯を巴投げでとっちめ、それを新聞記者・松田(阿部寛)にスクープされてしまったのだ。そして負けず嫌いのお嬢さま・さやか(山下容莉枝)の闘争本能に火をつけ、柔道界を二分する闘いに引きずり込んでしまった。全ての黒幕は滋五郎であった…。〔東宝/97分/カラー/ヴィスタ〕[投票(1)]
★3大忍術映画 ワタリ(1966/日)むかし伊賀の里では、忍びが百地党と藤林党に二分され争いあっていた。忍びの掟を破る者は頭領の手にかかり粛清されていた。そんな修羅場にあって、少年忍者ワタリ(金子吉延)は百地三太夫(内田朝雄)直属の下忍と認められていた…。ワタリは忍者養成所の小頭カズラ(伊藤敏孝)に、下忍を増やすだけ死人の数も増える、と言って彼の怒りを買うが、剣を交えるうちに奇妙な友情を互いの心に育んだ。そのカズラの姉ツユキ(本間千代子)は、花組小頭・小次郎(村井国夫)と添い遂げるため足抜けを決意し、頭領に五月雨城城主の首盗りと引き換えに認められる。だが、そんな彼らを待っていたのは…。〔東映/86分/カラー/シネスコ〕[投票]
★4フイチンさん(2003/日)お大尽リュウタイ家の門番の娘・フイチン(柳沢三千代)は明るく活発な女の子。靴磨きのアルバイト中、財布を落とした小父さん(緒方賢一)の馬車を追いかけてまでそれを届けたフイチンは、お目通りした事もない旦那さまに呼ばれます。なんとその人は財布を落とした小父さんでした!旦那さまは息子のリイチュウ(笹本優子)の遊び相手をしてくれとおっしゃいます。ところがリイチュウは、お金持ちを鼻にかけてかツンツンするばかり。怒ったフイチンは、家を飛び出してしまいます。でも本当は、淋しいリイチュウはフイチンのような友達が欲しかったのでした…。〔あにまる屋/55分/カラー〕[投票]
★2絞殺(1979/日)父(西村晃)は寝床から起き上がり、まだ横になっている母(乙羽信子)に言う。「みんなで死のう。もうおしまいだ」そしてヒモで息子・勉(狩場勉)の首を締め上げた…。父は勉に全てを賭けていた。有名進学校に入れるためにこの街に家を買った。高校の教師(戸浦六宏)は言う、ここは有名大学に行きたい者だけの場所だと。そこで勉は恋を見つける、初子(会田初子)というひとりの少女を。彼女は義父に何度も犯されていた。そんなある日、勉は初子から蓼科に来てくれとの電話を受ける。バス降り場の近くの喫茶店からは、『鳳仙花』の歌が流れていた…。〔ATG/116分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★3ゆき(1981/日)十三になった雪ん子(牛原千恵)は、下界があまりに醜く汚れたために、天からじんじ(小林昭二)によって派遣された。彼女は下界に降りて間もなく、乞食の少女ハナ(杉山佳寿子)と友達になる。乞食の一群は戦乱や野盗によって孤児となった子供たちなのだ。彼らを束ねる親方(小松方正)は、野盗の来襲を庄屋(八奈見乗児)に伝えて金を貰っていたが、百姓たちにも立ち上がるよう期待をかけていた。果たして長老(永井一郎)に率いられた百姓軍は、積年の恨みをこめて野盗に立ち向かい、見事勝利をおさめた。その先頭に立ったのが白馬を乗りこなす雪ん子・ゆきであった。キャラデザイン:ちばてつや。〔にっかつ=虫プロ/89分/カラー〕[投票]
★2あれが港の灯だ(1961/日)李ライン付近で操業していた二隻の漁船は、韓国軍の銃撃を受けて片方は拿捕されてしまい、第一日乃丸のみが死者を出しつつ何とか逃げ延びた。これ以上犠牲が増えては仕事自体が成り立たないと知りつつ、親方(山村聡)は慰みのために木村(江原真二郎)ら乗組員に休暇を与えた。恋人の美果子(安田千永子)の誘いを断って娼婦(岸田今日子)を買った木村は、韓国人であった彼女に生まれを見透かされる。韓国人を憎みきれず、日本人になりきれない自分を呪う木村を、仲間の石田(高津住男)は「逃げるな」と責めるのだった。〔東映/103分/モノクロ/シネスコ〕[投票]
★4はだしのゲン 涙の爆発(1977/日)中岡ゲン(春田和秀)は戦後の広島で逞しく生きていた。生き残った母・君江(宮城まり子)と妹のため食料調達に歩き回る中、ゲンは死んだ弟そっくりの隆太(上野郁巳)に米を奪われる。彼は孤児たちを束ねるリーダーだったのだ。だが隆太は、手下に痛めつけられながら弟の名を呼ぶゲンのために、敢えて米袋を返して去る。隆太に心を残しつつ、ゲンは君江とともに母の親友・キヨ(市原悦子)の家に身を寄せるが、キヨの家族たちは侮蔑的な目で彼らを眺め、あまつさえ君江は米泥棒の汚名を着せられる。怒りに燃えるゲンは身をもってその疑いをはらすのだった。〔現代プロ/123分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★3黄色いからす(1957/日)鎌倉彫りで生活を支えてきた母(淡島千景)と息子・清(設楽幸嗣)のもとへ、戦争引き揚げ者の父(伊藤雄之助)が帰ってきた。今までお母さん子として育ってきた清は、なかなか父になじめず「お父さん」と呼ぶまでに時間を要した。その父も会社でかつての後輩に嘲られ、苛立って清との距離をますます広げてしまう。そして妹の誕生で母の愛情をも独占できなくなった清は、優しく接してくれる隣の寡婦(田中絹代)になつくようになっていった。父はつい清に辛く当たる自分を責めるのだが、妹をあやまちで傷つけた清を前にして我を忘れてしまうのだった。〔松竹=歌舞伎座/103分/カラー〕 [more][投票]