★5 | ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS(2003/日) | ゴジラ撃滅の命を受けて、特殊兵器「機龍」が右腕と「アブソリュート・ゼロ」砲を失いつつこれを退けた闘いより一年。整備士の中條義人(金子昇)、その叔父中條信一博士(小泉博)たちが滞在する別荘にインファント島の小美人(長澤まさみ、大塚ちひろ)が現われ、機龍の廃棄を懇願する。博士は五十嵐総理(中尾彬)へ進言を試みるが、機龍に愛着をもつ義人の気持ちは複雑だった。折りしも海岸には巨大亀カメーバの死体が打ち上げられ、米海軍潜水艦が消息を絶つなど異変が相次ぐ。そしてかつての傷跡もあらわに日本上陸するゴジラ。機龍、そして小美人に導かれたモスラはいかに戦うか?〔東宝/91分/カラー/シネスコ〕 | [投票] |
★2 | 花咲く乙女たち(1965/日) | 昌次(山内賢)と弟分のサブ(堺正章)のチンピラ2人組は、親分に命じられスケコマシに織物の町・尾西に出かけた。ロープウェイで出会ったサツキ(西尾三枝子)らと、昌次は新しい勤め先の甘味屋で出くわす。サツキらは工場の女工なのだ。だが彼女らを引っ掛けようとした所に邪魔が入る。サツキの友人、給食センターの太一(舟木一夫)は彼らがヤクザだと知っていたのだ。サツキに振られた昌次は、太一と喧嘩ののち奇妙な友情を結ぶ。そして、ふたりはある賭けをすることになる…。〔日活/95分/カラー/ワイド〕 | [投票] |
★4 | 仲間たち(1964/日) | 川崎の工業地帯。トラック運転手の光弘(浜田光夫)は、バス車掌の節子(松原智恵子)とひょんなことから知り合い、恋におちる。そんな彼らを暖かく見つめる先輩たち、そして中華料理屋の和吉(舟木一夫)から励まされ、光弘は自分のトラックを持つ夢を抱き、激務に耐える。その光弘の姿に、節子は家の貧乏ゆえの借金を頼むことすら出来かねていた。一方、寝食も忘れてトラックを走らせる光弘は、思わぬ事故に見舞われる。[93分/日活/カラー/ワイド] | [投票] |
★2 | 妖精王(1988/日) | 病気療養のため、東京から北海道に立ち寄った少年・忍海爵(おしぬみ・じゃっく:三ツ矢雄二)は、そこが妖精の国ニンフィディアと繋がっていること、そして自分が妖精王の生まれ変わりであることを知る。第一の従者である騎士クーフーリン(富山敬)、そして未熟者ながら心強い仲間となる鹿の妖精プック(岡本麻弥)らと合流した爵は、ニンフィディアを我が手におさめようとするダークエルフの長、クイーンマブ(池田昌子)との闘いに勝利するために、彼女の仕掛けた様々な罠に立ち向かってゆくのだった。作画監督:野田卓雄。〔60分/カラー/ワイド〕 | [投票] |
★2 | 六神合体ゴッドマーズ(1982/日) | 1999年、地球は太陽系開発を終え、外宇宙へと進出しようとしていた。その先頭に立つ「クラッシャー隊」のメンバー明神タケル(水島裕)は、遠い宇宙からの呼び声を受け取り自分の正体を知る。彼はギシン星皇帝ズール(納谷悟朗)が地球に送り込んだ生きた起爆装置であり、地球の宇宙進出を阻む使命を与えられていたのだ。彼の意のままに動く「ガイヤー」ほか6体のロボットとともに…。だが地球人として育ったタケルは使命に敢えて抗うのだった。そんな彼の前に、双子の兄弟であるギシン星の戦士、マーグ(三ツ矢雄二)が立ちふさがる。作画監督:本橋秀之。〔97分/カラー/ワイド〕 | [投票] |
★4 | 東京ゴッドファーザーズ(2003/日) | ホームレスの三人組、自称元競輪選手のギンちゃん(江守徹)、ドラッグ・クィーンのハナちゃん(梅垣義明)、家出少女のミユキ(岡本綾)は、クリスマスの夜捨てられた女の赤ん坊を拾う。いちどは三人で育てようと清子という名前までつけた皆だったが、やはり親元に自分たちの手で返してやろうと決意し、行動に出る。ヤクザ、外国人労働者、ホームレス狩りの悪童どもなど、さまざまな人間たちの間を潜り抜けながら、三人は清子の身につけていた写真を頼りに、真の親たちを探して東京じゅうを走り回るのだった。〔カラー/90分/ヴィスタ〕 | [投票] |
★3 | さよなら夏のリセ(1983/仏) | 1953年、フランス・アンボワーズ。アンヌ(フィリッピーヌ・ルロワ・ボーリュー)は市長候補の娘で優等生の18歳。性に関心はあっても、心のどこかでそれを怖れている娘だった。大学入学試験も終わっての、仲間たちの集まりを離れて出逢った美少年の名はクリスチャン(クリスチャン・バディム)、ジャズ好きで戦争で父を失ったという陰のある少年だった。ふたりは互いに、不器用ながらパーティーの合間に愛を育みあう。だが、クリスチャンは誰にも口外できないある秘密を抱えていた…。〔100分/カラー〕 | [投票] |
★1 | 霧の子午線(1996/日) | ちぎり絵作家の八重(吉永小百合)は、難病クローン病に冒され、幾度かの検査ののちに親友の新聞記者、希代子(岩下志麻)の住む函館に移住した。彼女らは安保闘争をともに戦った無二の同志だったのだ。だが、楚々としてどこか儚げな八重の魅力は、希代子の息子で母とうまく行っていない光夫(山本耕史)ばかりか、希代子の後輩記者で恋人でもあった耕介(玉置浩二)をも虜にしていた。そんな八重のことを友情ゆえに看過しようとする希代子だったが、八重が光夫に、希代子から口外を禁じられていた彼の父親の名を告げたと知ったとき、彼女は激昂するのだった。〔東映/106分/カラー/ワイド〕 | [投票] |
★1 | アイ・シティ LOVE CITY(1986/日) | オレはしがねぇ警官のライデン(野沢那智)。ある夜、ひょんな事から若造・ケイ(鈴置洋孝)と小娘・アイ(上田由紀)って二人連れを車に乗せてやったのが運のつきだ。突然ふたりを追って綺麗なねーちゃん(小山茉美)が空飛んでくるじゃねーか!おまけに美女のオデコに背番号みてーなデジタル数字が表示された瞬間、超能力攻撃ときたもんだ!だがそれだけじゃねえ、美女に対してケイが超能力を発揮したその時、街の夜景にヒビが入っちまった!こいつはSFか!?板橋しゅうほうのSF劇画のアニメ化作品。作画監督:井口忠一。〔86分/カラー/ヴィスタ〕 | [投票] |
★3 | 美しき抵抗(1960/日) | 松並助教授(北沢彪)は学究一筋に生きる堅物の壮年学者であり、開業医となった同輩を軽蔑して金の亡者呼ばわりして憚らなかった。そのため妻ゆき子(高野由美)は家庭を支えるべくつねにミシンを離れず内職に励む。遊び盛りの三人の娘たち(香月美奈子、沢阿由美、吉永小百合)は父の保守性をうとましく思いつつも、それぞれに職を持ったり、職業訓練校に通ったりして家計の手助けに勤しんでいた。だが、娘たちの心の奥に澱んでいた怒りが、堰を切ったように溢れ出る日が来るのだった。〔モノクロ・日活スコープ・59分〕 | [投票] |
★3 | 悪魔の陽の下に(1987/仏) | カンパーニュ地方の司祭ドニサン(ジェラール・ド・パルデュー)は信仰と懐疑の間で苦悩する日々をおくっていた。ある夜、彼は悪魔(ジャン・クリストフ・ブーヴェ)の誘惑を受け、これを退けるものの、知らぬうちに彼より奇跡を行なう能力を授かっていた。そして、幼い身で侯爵(アラン・アルテュール)に抱かれながらもその態度の煮え切らなさに殺害し、医師(ヤン・デデ)とも関係を持つ少女、ムシェット(サンドリーヌ・ボネール)と対峙したとき、ドニサンは瞬時に彼女の罪を理解してしまうのだった。〔98分/カラー〕 | [投票] |
★3 | 大空に乾杯(1966/日) | ちょっとそそっかしい新米スチュワーデスのゆり子(吉永小百合)は、初フライトの際に園芸大学の学生・北倉(浜田光夫)から、自ら育てたカーネーションを貰う。ぶっきらぼうながら、花に惜しみない情熱を傾ける北倉にゆり子は惹かれるが、財界の大物の息子・立花(平田大三郎)の求愛にもゆれる自分を感じるのだった。〔97分・日活・カラー・ワイド〕 | [投票] |
★3 | あゝ結婚(1964/伊=仏) | 第二次大戦中、空襲の日に娼婦フィオミーナ(ソフィア・ローレン)と菓子屋の後継ぎドメニコ(マルチェロ・マストロヤンニ)は娼館で出逢う。終戦後ふたりは再会、恋仲となって別宅も持った。フィオミーナは身請けしてもらい幸福の絶頂…と思いきや、ドメニコは浮気の虫が止まず、フィオミーナに仕事を任せてほったらかし。彼女は一計を案じ、危篤状態を装って無理矢理ドメニコに結婚を迫る。〔102分・カラー・ビスタ〕 | [投票] |
★2 | ラスト サムライ(2003/米=ニュージーランド=日) | ネイティヴ・アメリカン狩りに嫌気がさし、酒に溺れる自堕落な生活をおくっていたネイサン・オールグレン大尉(トム・クルーズ)は、日本から軍人育成の仕事を請け負ってほしいと頼まれ、明治初期の日本へと向かう。明治天皇(中村七之助)より直々に依頼を受けたオールグレンだったが、兵士たるべき農民出身の若者たちはまるで使い物にならなかった。そんな時彼は、今なお剣の鍛錬を怠ることなく、武士の魂を体現したような男・勝元(渡辺謙)と出会う。不運にも敵味方として相対したオールグレンは打ち据えられて連れ去られたものの、勝元の潔さや広く澄み切った魂にいつしか頑なな心を開いてゆくのだった。〔154分/カラー〕 | [投票(1)] |
★4 | 超神伝説 うろつき童子(1989/日) | 獣人・天邪鬼(西村智博)は、三千年に一度出現して永遠の国を創造するという「超神」を求めて人間界にやってきた。自ら天野と名乗ってある高校に潜入した彼は、怪しいと睨んだエリート生徒尾崎の身辺を探る。一方、学園のアイドル明美(高田由美)に恋する生徒・南雲(鈴置洋孝)は、明美が悪鬼に襲われたところを助けた天野と間違われて彼女との交際を許されるが、実は彼にこそ恐るべき秘密が隠されていたのだった。作画監督:金剛寺弾。〔106分/カラー/ワイド〕 | [投票] |
★4 | 兵隊極道(1968/日) | 昭和12年・大阪。島村組組長・島村清吉(若山富三郎)は、いとしの千賀子(宮園純子)ちゃんに千人針を貰って意気揚揚と出征した。だが赴任先でライバル・榊原組の代貸である一等兵、酒巻(名和宏)の妹が千賀子ちゃんだと知り、清吉はガックリ。とはいうものの、主人の留守を狙って島村組に殴りこんだ榊原組を、いち早く無断外出してきた清吉は迎え撃ち、榊原(金子信雄)の右腕をぶった切って逃げ帰らせた。そして北支戦線。清吉は30回以上の重営倉入りでその名を轟かせた、部隊きっての問題児になっていた…。極道シリーズ第3作。〔東映/91分/カラー/ワイド〕 | [投票] |
★4 | 上海バンスキング(1988/日) | 昭和11年、社長令嬢・正岡まどか(吉田日出子)とクラリネット奏者の四郎(串田和美)は、きな臭くなった日本を捨ててパリへと旅立つ途上、上海に立ち寄る。そこで馴染みのペット奏者・バクマツ(笹野高史)を訪ねたまどかと四郎は、上海の顔役・ラリー(真名古敬二)の愛人・リリー(今江冬子)をさらって逃げたバクマツをかくまった償いに、ラリーの店「セントルイス」に歌手とバンドマンとして勤めることになる。忙しくも楽しい日々は続いたが、それも束の間、日中戦争が激化の一途を辿る。そしてフランス租界を挟んで砲弾が飛び交うようになった…。(オンシアター自由劇場/カラー/132分) | [投票] |
★3 | 花の恋人たち(1968/日) | インターンの娘たちは、みな結婚や家族のことで悩みを抱えながら、医師国家試験に向けて懸命に学ぶ毎日をおくっていた。その中でも群を抜く秀才、有為子(十朱幸代)と操(吉永小百合)は、授業料が免除になる学長賞をめぐっての良きライバルだった。そして、老いてなお働きつづける母を抱え、自らもアルバイトをしながら遊ぶ余裕もなく勉強する操に、先輩医師の忠男(浜田光夫)は陰ながら力になろうとするのだった。〔日活/92分/カラー/ワイド〕 | [投票] |
★2 | ビザと美徳(1997/米) | 日本のリトアニア領事・杉原千畝(クリス・タシマ)は、虐殺されてゆくユダヤ人たちを看過できず、亡命のためのビザを発行し続けていた。だが、本国からは発行中止命令が再三届き、また我が子に乳を含ませる余裕さえ持てぬ妻(スーザン・フクダ)を気遣い、杉原はビザの発行を取りやめようと決意していた。そして、最後の一組になる筈の夫婦が部屋に案内される…。(26分/パートカラー) | [投票] |
★3 | 怪竜大決戦(1966/日) | 近江の国・霞城の城主の一子、雷丸は、父を家老・結城(天津敏)によって謀殺され、飛騨の里へと逃げのびた。そこで蝦蟇道人(金子信雄)より忍術を学んだ彼は自雷也(松方弘樹)と名乗るが、道人はかつての弟子・大蛇丸(大友柳太朗)の手にかかり殺された。大蛇丸こそが父殺しの直接の下手人であることを知った自雷也は、敵討ちに立ち上がる。途中父を探し、旅を続ける少女・綱手(小川知子)と出逢った彼は、ともに近江へと立ち戻り、結城をも退けて国盗りを目論む大蛇丸に、蝦蟇変化の術で立ち向かうのだった。〔東映/カラー/シネスコ/86分〕 | [投票] |