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水那岐さんのあらすじ: 点数順

★3もも子、かえるの歌がきこえるよ。(2003/日)小学3年生の力(内山昂輝)には、双子の妹があった。名はもも子(間宮くるみ)、養護学校に通う知的障害者の少女である。負けず嫌いの彼女は、力と同じ小学校に通いたいと訴え、その願いが叶って週に一度の交流授業を認められる。ドッジボールに出場する兄を懸命に応援するもも子。しかし彼女を嫌う力のクラスメイト・竜二(大石治人)は、力に向かってもも子を見下げるようなセリフを吐き、力は思わず彼を殴ってしまう。先生や両親に油を絞られる力だったが、その理由を述べ立てることはできなかった。総作画監督:小林ゆかり。〔80分/カラー/ヴィスタ〕[投票(1)]
★3青い車(2004/日)リチオ(ARATA)は古レコード屋に勤めながらクラブでDJをしている。恋人の明美(麻生久美子)は、彼女の妹であるこのみ(宮崎あおい)が聞き出したところでは、リチオにナンパされたのだそうだ。リチオは幼い頃、樹から垂れ下がった首吊り死体を眺めた記憶がトラウマになっており、ある日その幻影に目を眩まされて倒れる。そして彼を見舞ったこのみに、サングラスに隠していた過去の右の眼窩の傷を見られたリチオは、このみに冷たく当たる。だが、彼女に携帯で詫びの言葉を伝えたリチオは、このみを抱くのだった。そんな時、仕事で熱海に向かった明美は…。〔90分/カラー/ヴィスタ〕[投票(1)]
★3ミリオンダラー・ベイビー(2004/米)31歳、ボクシングの正式なトレーニングを受けぬ身、そして女性…フランキー(クリント・イーストウッド)がトレーナーを務めるボクシングジムに入ってきたマギー(ヒラリー・スワンク)のプロフィールはこんなものだった。多くの有望な選手を育てながら、そのボクサーに対する教育法に愛想を尽かされ、次々に袂を分かたれる孤独なフランキーだったが、女性選手の育成に関心はないと彼女に背を向ける。それでも、フランキーのよき相談役であるスクラップ(モーガン・フリーマン)の信頼を得たマギーは、その後目覚ましい成長を遂げる。そしてフランキーも、ボクシング抜きには語れない彼女の境遇を知り、頑なな態度を解いてゆくのだった。〔133分/カラー〕 [more][投票(1)]
★3何もかも百回も言われたこと(1993/日)梯子やスコップ、双眼鏡を抱えて草原を歩いてゆく少女/朝食をとり、美術予備校に出かける由美(西岡由美子)。その帰途、友人の3回忌に寄る。そこで出会った学校での絵のモデルを乗せ、由美は自転車をこぐ。友人には、ボーイッシュな髪型が男受けしないんじゃないかと心配される由美である/ひたすら空き地に穴を掘りつづける少女/病院で知人を見舞った由美は、隣人の正江に出会い、スケッチブックを見せる。そして由美ら予備校生たちは、野原で草野球に興じる。その間にも他愛ないおしゃべりは続く/いつしか少女は日よけ帽の下でまどろむ…〔84分/カラー〕[投票(1)]
★3アニーよ銃をとれ(1950/米)アニー(ベティ・ハットン)は教養のない野生児だが、射撃の腕は無敵だった。バッファロー・ビル(ルイス・カルハーン)一座に自分を売り込み、銃の名人フランク・バトラー(ハワード・キール)との勝負に勝って一座に迎え入れられた彼女は、一方ではフランクの甘いマスクにゾッコンになってしまった。彼に気に入られるために風貌を都会的に磨き、字も読めるようになろうと特訓するアニー。だがめきめき銃の腕をも上達させる彼女に嫉妬したフランクは、一座から身を引いていく。ショックを受けたアニーを、一座のシッティング・ブル酋長(J・キャロル・ネイシュ)は力づける。そして一座はヨーロッパ興行に出発するのだった。〔107分/カラー/シネスコ〕[投票(1)]
★3天国の本屋〜恋火(2004/日)ピアノへの情熱を失い、管弦楽団を辞めさせられた健太(玉山鉄二)が、酔いつぶれた翌朝目を覚ますと、そこは天国の本屋だった。店主(原田芳雄)は、健太が死んだわけではなく、いわばアルバイトだという。そこへ翔子(竹内結子)という女が朗読を頼みにきた本には、未完成の楽曲の音符が綴られていた。生前の彼女に憧れていた健太は、本屋にいる間に曲を完成させる決心をする。一方地上では、翔子の姪の香夏子(竹内結子・二役)が男女の心を結びつけるという「恋する花火」の再開を仲間たちと計画していた。だが、それを打ちあげていた花火師(香川照之)はかつての事故から打ちあげを拒む。〔松竹/111分/カラー/ヴィスタ〕[投票(1)]
★3紀雄の部屋(2003/日)紀雄(高岡蒼佑)はプロレスラーに憧れる青年。恋人の綾子(つぐみ)とは、彼女がプロレスのチアガールをしていた所で知り合った。その綾子に、紀雄はいつも苛立ちを感じていた。スパゲティの食べ方、履き替えない靴下、アニメの物真似、どれもが癇にさわる。紀雄の注意に腹を立てての涙すら、信じられないものなのだ。でも、出ていった筈の綾子は、帰ってみると夕食を平らげ、古いアニメのLDを買ってきて観ている。時々コロシたくなるのだが、でもやっぱり好きなのだ。〔57分/カラー/ビデオ〕[投票(1)]
★3サヨンの鐘(1943/日)戦時中の台湾。高砂族と呼ばれる人々も、今は皇民化政策の先頭に立ち、日々戦っていた。そんな状況下で少女サヨン(李香蘭)は美しく活発に育っていた。少年団長のように子供たちを率い、豚や山羊、アヒルを世話し、帰ってきた兵士をむかえるのも彼女の大切な役目であった。恋人のサブロー(島崎溌)をも喜んで彼女は迎えるが、愛を語るいとまもないことはふたりともがよく知っていることだった。そんなある日、大雨の中を恩人の武田先生(近衛敏明)が出征する日がやってくる。〔松竹/75分/モノクロ〕[投票(1)]
★3パッション(2004/米)紀元三十余年。エルサレム、ゲッセマネの野において弟子たちとの晩餐を終えたイエス(ジェームズ・カヴィーゼル)は、使徒ユダ(ルカ・リオネッロ)の裏切りにより手引きされたユダヤ兵たちに捕縛され、大司祭カヤパ(マッティア・スブラージア)のもとに引き据えられる。裁きの場で、おのれを救世主と名乗ったか、との問いに肯いたイエスは満場の怒りを買い、この地を治めるローマ帝国総督ピラト(フリスト・ショポフ)の権限での死刑命令を求められる。ピラトは鞭打ち刑のみで解放しようとしたが、ユダヤ人民が求めた罰は遥かに苛烈であった。かくして、残虐なるイエスの受難劇が幕を開ける。〔127分/カラー〕[投票(1)]
★3ぼくは怖くない(2003/伊=スペイン=英)[ネタバレ?(Y1:N1)] 麦畑に囲まれた小村。そこに両親・妹とともに暮らす少年、ミケーレ(【ジョゼッペ・クリスティアーノ】)は、ふとした事から謎の土牢を見つけ、そこにボロに包まれた人間の片足を発見し、おびえて逃げ帰る。だが好奇心から再びそこに舞い戻った彼は、「それ」が鎖で繋がれている金髪の少年フィリッポ(【マッティーア・ディ・ピエッロ】)だと知った。はじめはおそるおそる近づいたミケーレも、水や食べ物を彼に与え、フィリッポから「守護天使」と頼られるに従い、いつしか彼を守れるのは自分しかいないと固く信ずるようになるのだったが、ミケーレはまだ、彼に迫る危険に気づいていなかった…。〔109分/カラー〕[投票(1)]
★3水の女(2002/日)雨を呼び寄せる「雨女」の涼(UA)は風呂屋の娘であったが、事故で父と婚約者を失い、店を閉めて旅立つ。初めて観る富士山の麓で出会った女、ユキノ(HIKARU)の車に乗った涼は、彼女から「親しくなりたい者に素性を聞くな」との教訓を聴き、家へと帰ってくる。店を訪れる者といったら、涼を娘と信じるおんぼろ女(小川真由美)だけの毎日が続いたが、ある日見知らぬ男(浅野忠信)が勝手に入り込んで食事をしているのを涼は発見する。彼は風呂の釜焚き役を快く引き受け、銭湯は新装開店し、活気を取り戻す。だが、店の壁に警官が貼っていったポスターに、涼は意外な顔を見出すのだった。〔日活/115分/カラー/ヴィスタ〕[投票(1)]
★3この世の外へ クラブ進駐軍(2004/日)戦場で、空から爆撃機が降らせた幾百枚のビラ…。軍楽隊出身の広岡健太郎(萩原聖人)はそれで終戦を知った。そして1947年、日本。アメリカ進駐軍の兵士たちの慰みのために、健太郎は再びサックスを取り、「ラッキー・ストライカーズ」の仲間たちとともに舞台に立った。シロウトに毛の生えたような演奏ながら、聴き入る米兵たち。だが、その舞台に有無を言わせず上がり、サックスをプロ級に吹きこなして「ジャップの猿どもめ」と毒づいた兵士リード(シェー・ウィガム)がいた。ここから彼と健太郎との奇妙な交流が始まってゆく。〔松竹/123分/カラー/ヴィスタ〕[投票(1)]
★3赤毛のアン アンの結婚(2000/カナダ)幼なじみのギルバート(ジョナサン・クロンビー)と婚約したアン(ミーガン・フォローズ)は、彼とともにニューヨークを訪れ、そこで小説家への夢を叶えようと出版社のドアを叩く。結論は不採用だったが編集者への道を開かれた彼女は、人気作家ギャリソン(キャメロン・ダッド)に共同執筆を持ちかけられるが、プランは空中分解。アンは故郷に戻り結婚式を上げるが、間もなくギルバートは第一次大戦でヨーロッパに出征し、消息不明になってしまう。ギルバートを追って海を渡ったアンは、そこで意外な境遇のギャリソンと再会する。『赤毛のアン』映画版3部作のラストを飾る一作。(147分/カラー)[投票(1)]
★3永遠のマリア・カラス(2002/伊=仏=スペイン=英=ルーマニア)ロックグループを率いてパリを訪れたプロモーター、ラリー・ケリー(ジェレミー・アイアンズ)は、文化ジャーナリストのサラ・ケラー(ジョーン・ブローライト)の依頼で彼がかつてコンサートを企画したマリア・カラス(ファニー・アルダン)の再起を助けさせられる。カラスは最後の日本公演の出来に絶望、愛した富豪オナシスにも裏切られ、失意の日々を送っていたのだ。自分の老いさらばえた声を聴かせられないというカラスにケリーが提案したのは、過去の録音に合わせて現在の彼女が演技する歌劇「カルメン」だった。(108分/カラー)[投票(1)]
★3たどんとちくわ(1998/日)俺(役所広司)はタクシーを乗り回す。ニヤケながら、しかめっ面をしながら。14年の運転手稼業は付き合い下手ゆえだ。今日も気に入らない客が乗ってきやがる。「お仕事は?」と聞いたら「たどん屋だ」とぬかしやがった。俺はブチ切れた。奴にたどんを作らせてやる。●オレ(真田広之)は売れない作家だ。今日も眠れずに急いでいる。入ったおでん屋にちくわを注文すると、ないと断られた。オレは屋台のおでん鍋に放尿してやった、ザマミロ。そして新装開店した馴染みの店に入る。客のみんながオレを見てやがる。オレはブチ切れた。この愚民どもが!オレの「ちくわ」がない、貴様らどうしてくれる!〔日活=GAGA・102分・カラー・ヴィスタ〕[投票(1)]
★3月はどっちに出ている(1993/日)姜忠夫(岸谷五朗)は在日朝鮮人のタクシー運転手である。周囲には祖国統一のため魂を燃やす者もいたが、彼はとくに何事もなく過ごす毎日に満足しているノンポリサラリーマンだ。それだから、「朝鮮人嫌いだが忠さんは別だ」という同僚、名前のプレートを見て従軍慰安婦の問題を得々と語る乗客にも、姜は気持ちを荒立てることもないのだった。彼の恋人はフィリピーナのコニー(ルビー・モレノ)。姜の母が勤めるスナックのチーママだ。結婚したいと思ってはいるが、彼女の言うとおりフィリピンに共々移住するワケにもいかない。とりあえず、唯一の姜の悩みはそのことなのだった。〔109分・カラー・ビスタ〕[投票(1)]
★3一番美しく(1944/日)大戦中、日本の敗色も濃くなってきた昭和19年。平塚のレンズ工場に勤める「女子挺身隊」の地道な努力の日々をセミドキュメンタリー・タッチで描く。臨時増産計画で男子工員より成果が著しくないと知らされた女子工員たちは、自分たちの割り当てを多くしてくれと上層部に懇願する。だが、過酷な労働条件に耐えられなかった少女たちのあいだで、さまざまなアクシデントが起こってゆく…。リアリティを深めるために、俳優のみならずスタッフまでも工場に寝泊りさせたというエピソードも残る、黒澤初期の一本。〔モノクロ・東宝・85分〕[投票(1)]
★3母の贈りもの(1993/米)六人の子供を一人で養う母であるフランシス(キャシー・ベイツ)は、勤めていた工場をクビになったのを機にLAを離れ、アイダホの田舎町へと旅立つ。植木屋を営むムーンから廃屋を譲り受けたフランシスらレイシー一家は、貧しいながらも懸命に自分たちの家を築き上げるべく働く。だが、思春期をむかえやりたい事があふれている長男のシェーン(エドワード・ファーロング)は、ことごとに母と対立するのだった。(105分)[投票(1)]
★3釣りバカ日誌6(1993/日)会社社長のスーさん(三國連太郎)はスピーチに追われて食傷気味。釣り仲間のハマちゃん(西田敏行)と連れ立って出かけた釜石でも市民大学の講演を頼まれていたが、ハマちゃんが社長と勘違いされたのをいいことに逃避行。気の合った旅館の仲居(久野綾希子)とひとときの逢瀬を楽しむことに。一方ハマちゃんはハチャメチャ講演で釜石市民の人気を独占した。そしてスーさんは、仲居の娘(喜多嶋舞)の結婚式に友人が集まらないと嘆かれ、一肌脱いでやろうと決意する。〔松竹/96分/カラー/ワイド〕[投票(1)]
★3「さよなら」の女たち(1987/日)あたし、安達郁子(斉藤由貴)。ごくフツーの大学生だったけど、決まっていた筈の就職がドタンバになっておじゃんになっちゃってドツボの底。そんな時、いきなりアイドル出身の父(伊武雅刀)が歌手に返り咲くなんて言い出したの。母(浅茅陽子)は母でイルカの調教師を始めたいと大ノリ気だし、いったいどうなっちゃってんの!?とりあえずモヤモヤを胸に抱えたあたしは神戸に渡った。そして友達の麻理や愛子と一緒に、麻理の恩人(雪村いづみ)が主人を務める「フロイライン(女たちの館)」で共同生活を始めることになったんだけど、これからどーなるのかしら…。〔東宝・92分・カラー・ビスタ〕[投票(1)]