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[POV: a Point of View]
滲み出る暖かさに触れたくて

見ていて幸せな気分に浸れる、そんな心に染みるあったかい映画。結末がたとえ悲しくても、見ている時、あるいは見終わった後に、作品全体から醸し出される暖かさに触れることができる映画を集めました。
A★5リトル・ダンサー(2000/英)少年の自然体がよかったが、それと同じくらい、あるいはそれ以上に父親の息子を思う気持ちが後半痛いほど伝わってきて泣けました。投票(5)
A★5サイダーハウス・ルール(1999/米)映画を見る前にサントラを買って聞いていたので、劇場で冒頭の汽車の場面とともにメインテーマが流れ始めただけで、思わず涙が溢れそうになった。登場人物みんなが、心に傷を抱えながらも、それぞれ一生懸命生きようとする姿に、強く胸を打たれた。重たいテーマを扱いながらも作品全体から、静々と醸し出されてくるのは、大いなる希望、喜び。思い入れという意味では、ベストの作品だ。投票(7)
A★5クリクリのいた夏(1999/仏)登場人物すべてがいとおしく感じるほのぼの映画。投票(3)
A★5ビヨンド・サイレンス(1996/独)父と娘が一度離れた心を再び近づけていく過程がいい。抱きしめたくなるような作品。投票(2)
A★5カーラの結婚宣言(1999/米)二人の恋が一途で初々しい。ふたりの存在はもちろん、娘離れできない母親、優しく見守る父親、応援する姉妹、男同士の静かな友情など、脇を固める一人一人の存在がすばらしかった。投票(1)
A★5ワンダーランド駅で(1998/米)二人が出逢いそうでなかなか出逢わない微妙なすれ違い。いつ出逢うのだろうという期待感が、ボサノヴァの音楽にのって心地よく見る者を最後の場面まで誘ってくれる。見た後、心の底からじわっと広がる暖かさを肌で感じられる。非常に洗練された恋愛映画。投票(7)
A★5初恋のきた道(2000/中国)「一目惚れの恋」をここまで純粋に美しく描いた映画にただ涙。投票(5)
A★5いつか晴れた日に(1995/米)エマ・トンプソンケイト・ウィンスレットの対照的な姉妹像が秀逸。アラン・リックマンが渋くてかっこいい。最後のクライマックスのシーンは涙が出そうになった。こういう心あたたまる映画を見れることは幸せだ。投票(6)
A★5八月のクリスマス(1998/韓国)あれだけ静かに描かれていながら、あれだけ胸が締め付けられる作品を他に知らない。投票(7)
A★5赤毛のアン(1986/カナダ=独=米)まさしくこれほど完璧な映画というのも生涯そう出会えるものではないだろう。心の隅で大切に暖めて、ふとした時に取り出して、そのぬくもりを何度でも感じたい、そんな映画だ。投票(8)
A★5月とキャベツ(1996/日)幻想的情景が美しくも哀しい。少女の透明な美しさが物語りの全体を貫いていて胸に染みる。投票(2)
A★5運動靴と赤い金魚(1997/イラン)靴を探すだけの話のはずが、こんなにも見ているものを魅了するとは。少年と妹のひたむきな姿に感動しました。 投票(6)
A★5マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985/スウェーデン)冒頭のモノローグは面食らったが、少年にして悟りきったような心境がおもしろい。思春期の多感な少年少女の心情を淡々と優しく描いた良質の作品。少年イングマルのシニカルな笑いが最高にいい!投票(10)
A★5この森で、天使はバスを降りた(1996/米)雄大な自然の風景がすばらしく、アリソン・エリオットの何かを秘めた表情から目が離せなかった。彼女の静かな微笑みに心を洗われるような気がした。原題と全く違う美しい邦題に拍手。投票(10)
A★5永遠の愛に生きて(1993/米)美しい風景のなかで、淡々と綴られていく二人の物語は、透明な清水のように、心に少しずつ染み込んでいく。まるで、きれいな風景画を見ているよう。涙を流した後のすがすがしい余韻が忘れられない。投票(3)
A★5イルマーレ(2000/韓国)予告編からかなり期待していた映画。冒頭のメインテーマが流れ、幻想的で美しい海辺の家が映し出された時から、好きな映画になると感じた。時空を越えて交わされる手紙が、ふたりを繋ぐ唯一の手段。手紙に託したふたりの想いは、だんだん近づいていく。言葉を直接交わせない分、せつなさは増して、想いは募る。神秘的で美しい作品。 投票(10)
A★5点子ちゃんとアントン(1999/独)ただの子供向け映画かと思ってあなどっていたのだが、とんでもない思い違いをしてしまった。こういうふうに期待を裏切られるならば、何度でもお願いしたい。決して美少女とはいえない点子ちゃんの表情やしぐさに見惚れてしまった。出てくる登場人物すべてが魅力的。表情が自然にほころぶ場面がたくさんあり、幸せな気分に浸れること間違いなしの作品だ。投票(4)
A★5トキワ荘の青春(1996/日)トキワ荘に集った者たちの、才能のきらめき、情熱、成長などが、あの時代の空気にすっぽりと包まれたまま、見事に映像化された稀有な作品。本木雅弘が演じた寺田ヒロオの内に秘めた情熱が、時代においていかれる様は、やるせなく、見ていて胸が苦しくなってきた。それだけに静かに笑う彼のうれしそうな顔が、忘れられない。投票(6)
A★5青春デンデケデケデケ(1992/日)いい作品と聞いての鑑賞だったが、期待を大幅に上回る出来だ。こんなことってめったにないだけに、すばらしい! 登場人物が脇役にいたるまで、みな躍動感に満ちている。青春のすべてがここに詰まっている。 [review]投票(7)
A★5ターン(2001/日)静謐な感触。泣きたいくらいの喪失感。せつなき願い。間違いなく個人的には『秘密』に匹敵するほどの傑作。透明感に満ちた牧瀬里穂の演技は、はまり役。すばらしい。たとえ単調な日々でも、どんな現実が降りかかろうとも、運命を受け入れて、前向きにひたむきに生きていこうとする主人公の生き方には、大いに感銘を受けた。投票(8)
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