★3 | 人生はノー・リターン 僕とオカン、涙の3000マイル(2012/米) | 母親のおせっかいが、時間が経ってから振り返るとありがたいと思った…感動しないけど何か込み上げてくる、そんな話。ストライサンドは強烈すぎだが、さりげなく息子に手を差し伸べていく母親の信頼と威厳を失わない演技(キャラクタ)が巧い | [投票(1)] |
★3 | ラストスタンド(2013/米) | 砂埃が似合う風体のシュワさんの役作りが素敵で、痛快な仕上がりだと思う。劇場内は親父ばかりで気が引けたが、シュワ映画を観てる実感が湧く(笑)。唯一、過剰な銃撃戦が好きじゃない。人がバンバン死んでいく悪ノリに西部劇風情は皆無。 | [投票] |
★3 | ホステル2(2007/米) | ご丁寧に有り難うございます。と言わざるを得ない裏事情の大解放。テンポが良すぎなのは型に嵌った人物像やら展開があるからで、無難だがそれ以上に盛り上がらない。そして頑なに脱ぎやしない女優陣。ヘザー・マタラーゾは本当に生け贄だった訳だが。 | [投票] |
★2 | キャビン(2011/米) | 発想と勢いだけの子供騙し。お祭り騒ぎと分かっちゃいるが、あまりにも薄っぺらでガキっぽい。”お約束”が結末への「釣り」でしかないお粗末な使い方など、ホラー要素にセンスがあるのか甚だ疑問だ。スプラッタをバカにすんじゃないぞ、オイ [review] | [投票(1)] |
★4 | ホステル(2005/米) | 適度にエログロして、拷問して、話を破綻させる程のおふざけがなかったという意味では賢い作品だった。東欧のひんやりした雰囲気にアメリカンやゴアゴアな素材は異質で、特に際立ってよろしい。子供達に至っては楳図かずおチックな恐怖がある。鳥肌。 | [投票(1)] |
★3 | ボディ・ハント(2012/米=カナダ) | 明らかに「オマエ怪しいだろ」という中で、裏切ってくれるような展開にならないところがチープだ。アメリカンスリラーの優等生とでも言えば水準の評価になるかと。要するにジェニファーローレンスのゆっさゆっさだけ観てればいいんだ。うん。 | [投票] |
★4 | レッド・ステイト(2011/米) | コメディが抜けただけで、やってることはいつものケヴィン・スミスなのがナイス。「クラークス」に天変地異が起きたといえばわかり易い。エロと宗教と政治を紙一重のところで遊ばせる展開にヒヤヒヤした。生身の人間ほど怖いもんはない。 | [投票] |
★4 | ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して(2011/米) | 鳥狂いの狂った珍道中かと思いきや、人生の岐路に立たされた男達の悲喜こもごもが描かれた人間ドラマだったという…。三者三様の生き様、描き分けが巧いし、何よりも「身を投じる」をリアルにやってのける彼らに教わる事は意外に沢山あったり。 | [投票] |
★3 | テッド(2012/米) | 下ネタに上品も下品もないかもしれんが…。もっとスマートに下ネタを使いこなしてくれよって思う。それだけで笑いを引っ張りすぎ。ただ、親父がぬいぐるみになっただけってコンセプトは面白いし、ウォルバーグのリアルに頭が足りてない感じはツボ。 | [投票(3)] |
★4 | 96時間 リベンジ(2012/仏) | ほぼ無敵を誇る親父が、一度は崩壊した家族との愛を取り戻すところにこの映画の全てが凝縮すると思っている。家族にとっては英雄だが、彼は別に国を背負った人間じゃない。親父なりの鉄拳制裁。悪い奴は皆殺し。それでいいじゃない。 [review] | [投票] |
★2 | The FEAST ザ・フィースト(2005/米) | 自己顕示欲丸出しで「面白い映画撮ってるだろ?」的な演出が鼻につく。しかも中途半端に、だ。漫画的な面白さは、それだけに特化するか、さりげなくやってこそだろう。色んな路線変更が可能なジャンルがホラー映画であるが、その難しさを痛感した | [投票] |
★4 | すべて彼女のために(2008/仏) | 自ら迷宮に足を踏み入れていく主人公は、「病的な愛」と紙一重のところにいた。事件よりも、妻を救いたい、その一心に焦点が当てられる。一人称で割り切った構成が気持ち良い。ただ、どうにもこうにも心苦しくて、余計なことを考えてしまうなぁ [review] | [投票] |
★4 | この愛のために撃て(2010/仏) | 単純明快だが、ちょっとした捻りがある。勧善懲悪の駒、立場を少し変化させるだけでこんなに面白くなり得るとは。疾走感であふれるが、派手になりそうなところで、そうはならない。これぞ仏製。正直、次回作もこーんな感じで観たい。 | [投票] |
★4 | アウトレイジ ビヨンド(2012/日) | 一皮剥けて更に硬派になったというか人間臭くなったというか。作り物ヤクザの箱庭的世界観をユーモアたっぷりに楽しめるという意味ではコメディ映画なんじゃないかって思う。「コイツら全員中学生のケンカしかやってないじゃんw」を堪能できました | [投票(1)] |
★3 | ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011/米) | 狙ったかのような新鮮味の無さは無難であるし、また一定水準の面白さがある。気になるのはアランのキャラがここまでクドかったかな?と思うくらいで(苦手だ)、ビール片手に観るのにはもってこいだ。是非とも日本ロケを敢行してほしいナ | [投票(1)] |
★3 | コクリコ坂から(2011/日) | 脚本だけ躍動していないのが!なぁ…。結末なんかよりも、「オイ、まずはコクリコ坂の説明から始めてもらおうか」ってな感じである。あらゆる(意図的な?)説明不足が私には最後まで厄介だった。素材一つ一つは本当に素敵なんだけどな | [投票(1)] |
★4 | さんかく(2010/日) | ゲラゲラ笑える程度に病的で、バカだなぁと呟ける程度に重い話。恋愛話って良い反面教師ね。小野恵令奈の立ち位置が絶妙で、彼女の可愛さが際立つ程に、今度は田畑智子のはかな気な魅力が浮き彫りになっていく。吉田監督は相変わらず絶好調。 | [投票(1)] |
★4 | デビル(2010/米) | 悪魔を超常現象よりもっと身近なものとして描き、巧みなストーリーテリングが一捻り加わった密室モノとして成功させていると思う。原題が「Devil」という直球勝負のおかげで、こちらもじっと構えて傍観できるのだ。全編通して音楽も素晴らしかった | [投票] |
★2 | ヘル・ドライブ(2009/米) | 轢き逃げビッチが主人公な時点でストーリーは捨てたが、攻防戦も全く盛り上がらず。根本的にバカしか出てこないホラーに面白い作品は皆無。どうなろうが知ったこっちゃない。いや、そもそも何から何まであの映画のパクリではないか…。 [review] | [投票] |
★3 | 血のバレンタイン(1981/カナダ) | スプラッタなのにゴアシーンをカットした短縮版で真っ当な評価を下せというが無理な話。それでも雰囲気を掴むには十分な出来で、つるはしを片手にした炭坑服姿の殺人鬼の造形は素晴らしいなぁと。女優も美人ばかりでウハウハです [review] | [投票] |