ALPACAさんのコメント: 更新順
ダスト(2001/英=独=伊=マケドニア) | 物語そのものへのラブストーリ。物語るという力への信頼。わたしが、生きていく。ということは、わたしを物語る。トイウコト。物語る力。歴史を生きるということ。それは、明日、生きていくために、どんなに必要な力であることなのか。とかとか、圧倒的な力の前に眩暈をおぼえるんだ。 | [投票(4)] | |
チョコレート(2001/米) | 彼女が彼を欲しがる。やさしくしてもらいたがる。彼が彼女にやさしくしてあげたがる。彼女でなければならない。それは、十分伝わる。それだけで、何もいらない。俺はこんな死に方はごめんだ。八方ふさがりだ。ソノトオリ。とうなづいた。 | [投票(5)] | |
ピンポン(2002/日) | 何もかもを思い出させて、何もかもをわからせる。この映画だけが、2002年夏のすべての匂いをさせてくれる。いつまでも。 [review] | [投票(3)] | |
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001/米) | もしもあなたが、少し哀しくなりたいだけで、この映画を観てはいけないよ。この映画はとてつもなく、暖かくて優しくて汚くて恐くて可笑しくて。とあなたが観ている間に思えたなら、最後にはとてつもなく幸せになれる。■という感想も一変し。→ [review] | [投票(13)] | |
あの子を探して(1999/中国) | 中国のリアルなドラマとしての衝突とは、正義と悪ではなくて、現実と理想なのか。 中国人の不条理とも言える無謀な健気さに、そうだ。そうだ。こういう人たちだゾと勝手に頷く。そして恥ずかしくて発想できないくらいの大団円もよし。 | [投票(6)] | |
マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985/スウェーデン) | イングマルの可愛さを大人が見て、自分の子供の頃を思い出させるものではなく。子供のための映画でもなく。今でも女の子と殴りあっている大人のための映画。か。全編に溢れる現実的な死と生の描写。淡々としたそれでいて力強いラストには心地よさで満たされる [review] | [投票(7)] | |
ガタカ(1997/米) | 愛とか、兄弟とか、友情とか、そこらへんがまるでとってつけたよう。普通に楽しめる映画だけに。この男女には愛する必然がなかったね。と恋愛映画文句つけ4級くらいのわたしは言うのであった。 | [投票(3)] | |
バタフライ・キス(1995/英) | ひとめ見ただけで、そいつを見抜く。そんで好きになる。気持ちは相手に通じるのではなくて、気持ちは移るんだ。という、まったくもっての「女の子映画」 [review] | [投票(3)] | |
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル(2000/日) | クレしん劇場映画総括感想は、映画好きな大人への映画。という匂いがかなり苦手。クサイよ。という感想は子供映画の皮を被ると言えなくなるのだろうか。と、これは世間のブームへのカウンター感想かも。 | [投票(3)] | |
ハッシュ!(2001/日) | もう、今は映画を作品としてドウコウなんてどうでもよくなってきて、映画を観て関心があるところは [review] | [投票(15)] | |
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001/日) | つかみの部分だけは画面にのめりこむが、画面の喧騒と反比例して次第に眠気に襲われ。最後はちょっと嫌だな。という感想に。 それは、精神的にも肉体的にも親になれなかった大人が見てしまったからなのだろうか。 [review] | [投票(6)] | |
ヤンヤン 夏の想い出(2000/台湾=日) | 音叉のように主題が交差して響きあう。原題は巧妙で静かで重い宣戦布告。みたいな。 [review] | [投票(1)] | |
クレヨンしんちゃん 爆発! 温泉わくわく大決戦(1999/日) | この凝りに凝った複雑なオープニングは出色。と思ったら短編別映画?ここまでなら、満点。この短編こそ、画期的なアニメから映画への挑戦。本編はアイデアは素晴らしいのだけど、物語り方が過去のアニメと全く同じでザンネン。 | [投票] | |
チェブラーシカ(1969/露) | 媚びない絞り出されたカワイサ。 [review] | [投票(6)] | |
アビス(1989/米) | 完全版:とにかくながっ。でも、これだけお金をかけていろいろ詰め込んでも、心に残るのは一組の愛の物語だけ。というのはすごく良きこと。 | [投票(1)] | |
さらば冬のかもめ(1973/米) | 行進曲。冬の雪景色。だめな男三人のロードムービー。エキセントリック少し手前のJ・ニコルソン。 水兵服で雪の中を走る二人の姿に痺れ、この邦題をつけた人の、この映画への溢るる愛に共感。 | [投票(5)] | |
帰郷(1978/米) | 映画でいちばん好きなベッドシーンってなんだろう。と記憶の扉を開いてみた。 [review] | [投票] | |
自殺サークル(2002/日) | 俺映画の行き着く先は。 「勝手に生きろ」かよ! [review] | [投票(10)] | |
GO(2001/日) | いや。ここにセンスはないヨ。それでも、描きたいものは、あったね。と感じるだけでも嬉しいけど。回りの熱中ぶりに反して「普通だぜぇ〜〜っ〜!」と叫び返す。こともなく。 [review] | [投票(3)] | |
アヴァロン(2001/日=ポーランド) | いちいち、決めようとするこの構図こそが、アニメで「映画」みたいと感じさせてくれた構図であるのに、それは映画ではなかった。それは存在しない古い映画の、古い世界観だった。 | [投票] |