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クワドラASさんのコメント: 更新順

★4ブラッド・ダイヤモンド(2006/米)ダイヤモンド紛争を結構真正面から捉えようとした骨のある社会派ドラマではあると思うが、市街戦の見せ方がハイクオリティだし、レオ君の射撃姿勢や動きやらが本格的でやたらカッコイイ。ワル男ぶりもなかなか板についてて、なんかいい歳のとりかたしてんなぁ、と。本来余計なロマンスも意外とジーンときてしまい、いい意味で掴み所がない。[投票(2)]
★4アイ・アム・レジェンド(2007/米)感染速度は「28日後...」の奴らより劣るものの、その敏捷性とパワーは凄まじく、誠に勝手ながら奴らのことを“もーれつ当た郎”と呼びます。他の方々が仰るようにラストに向けての急ぎ足が勿体無い感じもしましたが、中盤過ぎ迄の貯金でトータル的には許せます。無人の街を愛犬と共に駆け回る…このシチュエーションだけでも高得点。 [review][投票(8)]
★316ブロック(2006/米=独)最近の映画に良く見られる“シュイン!シュウィン!”といった感じのけたたましいフラッシュバックや、揺れ揺れの手持ちカメラ等は控えめで、何となく80年代後半〜90年代中盤辺りの佳作アクションぽい、ちょっと懐かしめな雰囲気。手堅すぎる演出ながら、B・ウィリスの方向性は「4.0」より間違いなくこっちのほうが似合ってる。[投票(2)]
★3ソドムの市(1975/仏=伊)パラノおやじ四人衆の、やけに理論をかざした変態行為の数々。この作品を理解しようというより単にその変態っぷりを笑う予定でいたのだが、どうも笑えない。唯一笑えたのは、unkoを我慢できなかった子に対する大統領の怒り狂いざま!…アホかお前は!もっと凄いのかと思ってたが、まあ、思想ではなく嗜好を追求しただけの作品だな。[投票]
★3ザ・シューター 極大射程(2007/米=カナダ)善悪がはっきりしていてテンポ良く進んでいくんだが、イマイチ悪者側の思惑がシャキッとしない、というか暗殺に関する意図が解りにくかった。もっと序盤で見せた様な遠距離狙撃を中心とした緊迫サイレントな作品かと思ってたので、「え?J・ボーン?」なシーンの連続は少々期待ハズレ。まあでも相変わらずM・ウォールバーグはいいね。[投票]
★4ブラックブック(2006/オランダ=ベルギー=英=独)序盤の何気ないシーンで公証人の爺さんが言う「人を簡単に●じるな」。このセリフに集約されると言ってもいい位一本調子な運び。所々大作感をかましつつも微妙にチープな場面もあり、それが結構いい按配。見せ場や高揚に乏しい気もするが、車に例えればシャープなハンドリングやレスポンスではなく、厚めの中速トルクでロングクルージングてな感じ。[投票]
★3リーピング(2007/米)風が吹けば桶屋が儲かる的な冒頭のチリにおける産廃不法投棄話がなかなかに面白く、カエルやウシなど生き物達のはじけっぷりにただならぬ予感を受けた前半。でも後半がねぇ…。真相究明に向けての盛り上げ方がイマイチで、神と悪魔の衝突に厳かな空気ってもんが無い。ケータイの使い方もベタ過ぎだ。イナゴもおやつ程度だったとは…。 [review][投票]
★1ミートマーケット ゾンビ撃滅作戦(2000/カナダ=米)万が一にも観ることがあれば日本語吹き替え版をオススメします。まあ、一時間半をどうしても無駄に過ごしてみたいという人はどうぞ。きっとご満足いただけるでしょう。ちなみに主演は久保田利伸です。 [review][投票]
★3ソウ4 SAW4(2007/米)前パートを復習せずの鑑賞だった為、フラッシュバックを挿入してもらっても「はて、なんだっけ???」なとこ(人物も)があった。正直「もうなんだっていいや!」みたいな投げやり寸前になりながらも、おなじみの畳み掛ける展開は健在でそれを許さないところは流石。ジグソウ、まさに腐っても鯛だね。 [review][投票]
★5太陽の傷(2006/日)本作は三池監督作品中「オーディション」や「極道黒社会」のように徹底したハードタッチで描かれている。殺された我が子の復讐を軸に、少年法・マスコミ・警察の危うさによって引き起こされる加害者と被害者の社会的ポジションの難しさ。有機的関係を失った人間の暴走。ホラーじゃないのにこの恐ろしさは何なんだ。主人公に共感したものの、俺的には2度と観たくない傑作だ。[投票(2)]
★5アポカリプト(2006/米)家族というものの強固な絆・恐怖心・征服欲・そして怒涛の全力疾走等にみられる野性味。これら人間が本来持ち合わせるプリミティブな本能の全開と、疫病に罹った少女の言葉・生贄の儀式・“新しい始まり”といった啓示的なものが絶妙にミックスされ、ノンストップゴア逃走劇一本槍ながら鑑賞後に寓話性も感じてしまう大満足な作品だった。 [review][投票(2)]
★4ボーン・アルティメイタム(2007/米)最終章にしてアクション面においては「やりたい事は全てやった」という充実感に溢れている。ただ、このシリーズの基本骨子“デジタル追跡網に対し、肉体・五感をフル活用したアナログレジスタンスで乗り切る”スタイルが最高潮な割りに、もう一本の柱である自分探しの内的苦悩・真実はやや尻すぼみ。まあ、でもいいシリーズだった。何か「お疲れさんっ」て感じです。[投票(1)]
★4バイオハザード III(2007/米=英=独=豪=仏)超人アリスに纏わるエピソードやゲームキャラのかなりテキトーな配置は、既に映画とゲームとの関連性云々をあっさり放棄している自分にとってはあまり問題ではなかった。むしろ(「マッドマックス2」+「死霊のえじき」もどき)を軌道衛星・地上・地下の三次元ライブで見せる手法が予想外に決まってる。そして最も良かったのは… [review][投票]
★2スリザー(2006/米)「フラッシュバック80'sホラー!」と言った感じの懐かしさが漂う。それはそれでいい。だが、懐古趣味だけで、作品そのものはパッチワーク的。ホラー映画とてリメイク流行りで、ここ最近のネタ尽き感は深刻なものがある。だがね、題材の枯渇ぶりを独自の演出で魅力ある作品にする事は可能だと思う。まあ、とりあえずはジェームズ・ガン、そのへんセンス無し。[投票]
★4インベージョン(2007/米)母親力を中心に、適度なアクションを交えつつ、追い詰められる緊張感も持続させる事に成功している。画面から受ける温度・色彩的なものは、前3作よりも「フォーガットン」の“行ってらっしゃ〜い!”を抜きにした印象。SFスリラーの傑作とは言わないが、秋の夜長にひっそりと観るにはちょうどいいかもしれない。なんとなく。 [review][投票]
★3サンシャイン 2057(2007/米)まず「このメッセージを見て8分後に太陽に変化が現れたら成功の証だ」っていうのがいい。全くありきたりなフレーズだが、なんというか地球と太陽の絶妙な距離感における成功確率、みたいな。邦題だけでも「8分後...」って手もあったね。まあでも結構ハードSFな様相を呈し、それが悪くなかっただけに、突然の5人目はバランス崩したね。[投票(2)]
★4ヒルズ・ハブ・アイズ(2006/米)俯瞰で捉えるクレーター墓場を始めとした荒野の死闘エリアの奥行き感はオリジナルを凌ぐ。オリジナルで感じた登場人物達の行動における「?」感も是正され、納得のいく弔い合戦として集中出来た。中盤迄はトレース気味の展開だが、何故かマネキンが寛ぐ異様な村落に突入する後半は、血と砂埃にまみれたバイオレントホラーを堪能出来る。[投票(3)]
★5プラネット・テラー in グラインドハウス(2007/米)これはもう痛快作だね。本格派ゾンビ映画としてではなく、あくまでゾンビ系70’〜80’チック・アクションとして。事態急変に対して「何故なんだ!?」とか「うわあ、どーしよう!」などという疑問や迷いを全く見せないハイパーな老若男女達の活躍に、笑いを含みつつハイテンションを維持させてくれた。歪んだ足フェチ君も必見だ!(俺も今日から仲間入り) [review][投票(6)]
★3デス・プルーフ in グラインドハウス(2007/米)ん〜、イマイチ。たしかに監督の趣味丸出しで、良くも悪くも独自性を保っているが、俺的には中盤過ぎで作品への興味・期待感がvanishing。 [review][投票(1)]
★3レミーのおいしいレストラン(2007/米)今一“人間−ネズミ間”における訴えかけや交流にパワー・説得性を感じないが、お子様向けとしては充分な出来。スピーディー且つ縦横無尽な厨房アクションの快活ぶりは、料理がどうのこうの店の権利どうのこうのより面白い。序盤のショットガン婆さんがGoodで、そのまま壮絶血みどろ追いかけっこ映画(80分位の尺)にしたら更にヒットしただろうに。個人的にね。[投票(1)]