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ロープブレークさんのコメント: 更新順

★2ゼブラーマン(2003/日)特撮への愛が感じられないんだよなあ。新しい世界観もなく実験精神もない。マスクとスーツの下の荒い呼吸と汗も感じられない。特撮ならではのスタッフキャスト全員のばからしくも求道的な手作りの熱気が伝わってこない。哀川翔の生真面目さと渡部篤郎の味と鈴木京香のゼブラナースには拍手を送るけど、それだけ。特撮ファン以外の人のための映画。残念。[投票]
★5魔界転生(2003/日)神を頼らぬと言いながら十字架を持ち続け個の解放を唱える天草四郎が魔界からの転生であることの現代的な意義よ!原作はヴェーバー「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」ではないのか?柳生の剣が斬るのは「精神のない専門人、心情のない享楽人」なのだ。あっさりやられる魔界衆に、今や魔界人は怨念のみに生くるにあらずという監督のリアルなメッセージを見た。麻生久美子のセリフ回しのみ惜しい。[投票(1)]
★4ティンク・ティンク(1994/日)沖縄は一つではない。多数のミュージシャンを輩出する沖縄市は、那覇から1時間ほど。琉球が統一される前の中山王朝の記憶が今も人々の心に生活に生きている。大和の時代がありました、アメリカの時代がありました、琉球の時代がありました、唐の時代がありました、と歌うりんけんバンドの視線は冷静で、そして熱い。沖縄の深層に触れることのできる作品。[投票]
★3ロボッツ(2005/米)米国お得意の子供映画の意匠を借りた自国批判だが、『アダムスファミリー2』や『チーム★アメリカ』ほどの毒はない。[投票]
★3サハラ 死の砂漠を脱出せよ(2005/米=スペイン)小学校高学年〜中学生にお奨めしたい冒険譚。大人にとってはご都合主義のストーリー展開はわかりやすさの美徳に、抑制されたラブシーンも好都合な美点となります。逆R15指定。小中学生にはまじめにお奨めします。[投票]
★2狂わせたいの(1997/日)この程度では狂えません。今からでも遅くありませんので唐十郎氏のテント芝居などを見て勉強なされては…。[投票]
★1いかレスラー(2004/日)主演の西村修は実生活でも癌を克服しリングに戻ってきた経歴を持つ男である。もし彼以外のレスラーが主演でなければ、洒落として面白おかしく見ることができたかもしれない。しかし、主演は西村修なのだ。中途半端な不真面目さは罪でしかない。[投票]
★1キル・ビル(2003/米=日)オマージュだって?こんな映画は糞食らえ。痛みのわからないサイコ野郎が作った唾棄すべき映画。これを見たのが沖縄だったからか、英霊たちが俺に言わせる。ガイジンさんよお、日本は殺人ゲームの遊び場じゃねえ。 [review][投票(5)]
★5凶気の桜(2002/日)これだけ暴力シーンばっかりなのに見事に反暴力映画になっている。わざとに軽い映像は見てほしい観客層に向けての確信犯的行為でしょう。間抜けかつ気持ちの悪い右傾ラップも逆説的に効果的。プチナショナリストにつきつけた本気のドス。脱帽。 [review][投票(3)]
★5グッバイ、レーニン!(2003/独)作者の苦渋が寸止め空手のような演出としてにじむ。笑いも寸止め、批判も寸止め。そのことが見る側に心苦しさを与える。もちろん仮に登場人物が実在したらその心苦しさには比べるべくもないが。振り切らないことが熟考を促す素晴らしい映画だ。[投票(5)]
★2陰陽師 II(2003/日)スタッフ&キャストが前作の失敗を学んだからか、破綻のないこぢんまりしたB級娯楽作になった。危さのない映画なんて見るだけ時間の無駄。[投票]
★4ビューティフル・マインド(2001/米)見終わったときにはよい映画だと思った。しかし、あとで史実にかなりの程度忠実でないのだと知って割り切れない思いが生じた。実在の人物名をそのまま使う手法には疑問を感じる。ゴルゴ13式に実在の誰かを暗示するだけにとどめておいてくれればよかったのに。[投票(1)]
★3千年火(2003/日)鶴見辰吾ってこんなにいい俳優だったっけ。[投票]
★5人造人間ハカイダー(1995/日)公開当時、悪の秘密基地の隣のビルで働いていたという個人的な理由と宝生舞が「これ誰?」的に過去最高に美しく撮れているので5点つけました。[投票]
★2となりのトトロ(1988/日)日本の田舎の妖怪はこんなもんじゃあない!自然への畏怖も超自然への畏怖もみじんも感じられないこの映画によって開発初期の文明国を再帰的に追体験することは、かえって今もある向こうの世界との結節点をアニメの絵の具で塗りつぶすことにはならないか、などと田舎生まれの私は思う。あ、でも都会暮らしで就学前の子供に見せるのなら5点です。そしていつかホントの田舎に連れて行ってあげよう。[投票(6)]
★3スパイダーマン(2002/米)普通のアメリカ人の描き方が秀逸。でも、個人的にはティム・バートンバットマンのようにエンターテイメントプラスアルファな世界像へのこだわりが欲しかった。[投票]
★4幸せになるためのイタリア語講座(2000/デンマーク=スウェーデン)このしょぼさは昭和の日本を感じさせる。美容院でコーヒー出てくるし。で、この幸せも昭和の日本的なのだ。そう、私は1960年代生まれ。[投票]
★2踊る大捜査線 THE MOVIE(1998/日)全体としては面白いけど、酒●●●事件(1997)を彷彿とさせる台詞だの歯科矯正を気味悪いものを表す小道具として使う設定だの細部に不愉快になる要素があって結局見終わった後に不快感だけが残る。キョンキョンよ、それでいいのか![投票]
★3TAXi3(2003/仏)ちょっとちょっとクルマ壊しすぎでっせ!私に一台まわしてちょうだい。[投票]
★3REVIVAL OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に(1997/日)キリスト教をファッションとして使うだけじゃあ物足りない。もっと切り込めよ![投票(2)]