★4 | さすらいのカウボーイ(1971/米) | この作品はウォーレン・オーツが、裏のというか本当の主人公ではないかと思うのだが、どうだろう? 彼の演技の表情の陰影が実に見事、という事は別にして。
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★3 | スクール・オブ・ロック(2003/米=独) | 途中で、校長の本音が聞けるくだりが有り、ここから話が広がって行くのかと期待したが、何のことはない、変わらぬブラックのノリが続いた。でも楽しかった。楽しいのが一番だ。それは押さえられていたね。 | [投票] |
★3 | 神は許せど、俺は許さず(1967/伊) | つかみも話も音楽も、なかなかのものだが、やはり「夕陽のガンマン」「荒野の用心棒」の影響が強い。二番煎じかと突っ込みたくなる所が一杯。ドッグ(犬)、キャット(猫)というのは、上2作の主人公、名無しのジョーを真似て、何でもいいという意味だろう。3.5点。 | [投票] |
★3 | フォックスキャッチャー(2014/米) | 主人公(デュポン)の余りにも小さな世界。そこ居たのは母だけ。マザコンと断じれば終わりだが、本人と母の心理の突っ込み不足も感じる。作者は冗長の削ぎ落しというかもしれないが、デュポン社に遠慮した?小さな世界でクルクル回っていた彼が哀れだった。 | [投票] |
★4 | 頭上の敵機(1949/米) | 組織の人材育成は本当に難しい。普通では、目標は達成出来ない。体、心を壊してどこ迄やればよいのか?最大努力をしても出来ない事はあるという事を、上官は分っているべきだ。戦争がある度に組織論も進歩してきたが、本作のようにいつ迄も、懐古であって欲しい。 | [投票] |
★3 | モンスターズ 新種襲来(2014/英) | そもそもモンスターが出現する必要があるのか?と言うと、身も蓋もないコメントだが。実は私はモンスターが主役と思って観ていたのだ。しかし主役は米軍新兵―考えると当たり前なのだが―だった。そうすると、これはもう反戦映画と評するしかないと思う。 [review] | [投票] |
★3 | 劇場版 どうぶつの森(2006/日) | デフォルメされたキャラたちが一杯だが、可愛さでは‘あいちゃん’が一番。「才能は使わないと賞味期限切れになる」とか「女同士は会えば昔に戻れるが、女と男ではそうはいかない」なんて大人の鑑賞にも耐える・・・かな?夢と希望にあふれた優しい映画。 | [投票] |
★4 | ハーフ・ア・チャンス(1998/仏) | マフィア、警察が絡んで、これ程緊張感がない作品も珍しいが、ベルモンドとドロンじゃ仕方ないね。更にドロンの引退興行だし、皆で楽しくやるしかないだろう。最後に顔をしかめてもつまらない。バネッサの笑顔が昔から好きで、今回も良かった。笑顔に+1点。 | [投票] |
★4 | 何が彼女をそうさせたか(1930/日) | 傾向映画の代表作らしいが、今ではよく有る面白い物語。その嚆矢と言える。世の中が、それ程プロレタリアート化、民主化して来たということか。舞台より実写の良さを生かした撮影が良い。高津慶子の大きな目、可愛い八重歯が印象に残る。 | [投票] |
★3 | 海底47m(2017/米) | 最後は、しっかり盛り上がった。がそれ迄が、B級。顔アップの多用―暑苦しい。やたら騒ぎ立つ主人公たち―うるさい。何故かサメもコワくなかった―作り物ッぽい感じ。「ほらほらB級だけど、タイトル忘れたけど、あれ観た?」・・・という映画になりそう。3.5点 | [投票] |
★4 | スノーピアサー(2013/韓国=米=仏=チェコ) | ポンジュノのSFなんて期待していない分、面白かった。ハードSFではなくエンターテイメントなので細部は不問だが、死んだ(と見えた)男が何度も起き上がるのは、頂けない。この映画のように次世代は韓国等に期待したいので、ええ加減なシーンは無くして欲しい。 | [投票] |
★4 | コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019/日) | TVからのファンです。赤星氏登場は第1作。その後出来栄えが下降線を辿ったが、映画で復活。古沢さんもここぞとばかり頑張った。拍手。すべてが明らかになった時は、唖然としたね。メンバー皆もTV以上にノッていた。でも一番は春馬の笑顔かな。2020.7.18 合掌。 | [投票] |
★5 | アバウト・タイム 〜愛おしい時間について〜(2013/英) | そういう事だったのか!
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★5 | イップ・マン 継承(2015/中国=香港) | イップ師匠に再会できるのは欣快とするところです。今回は更に家族を描いていて、私自身武闘も好きだが、よりこちらに興味があるので、大満足。仕上がりは、師匠と同じで派手さが無く、奇をてらわない、作為の無い、全く地味で素直な作品。これも好みです。 [review] | [投票] |
★3 | ビール・ストリートの恋人たち(2018/米) | この作品に高得点を付けない自分が、辛い。もう慣れてしまっているのだ。先々月(2020.5.25)夜路上でまたしても、黒人G.フロイドさんが殺された。しかし今回違ったのは、その一部始終がFacebook動画で全世界へ流れたことだ。 [review] | [投票] |
★3 | マーニー(1964/米) | 謎自体は2/3程の所でネタばらしがあるので、ほぼ分かってしまうが、最後まで細かくまとめたのは、さすが。またファクターは火サス劇場等至る所で今でも使われている。新婚旅行はクルーズ船一隻貸切り(いや自前?)は、我々貧乏人には想像も出来ない。唖然とした。 | [投票] |
★4 | 浪人街(第1話〜第3話)(1928/日) | 山上のホンは庶民感覚にあふれ、共感を呼ぶ。更に雅弘の力で勢いのある画になった。第1話は、とにかく面白い、に尽きる。2話は展開がもたつき、評価は落ちるが、新婚の話は落語の映像化の様で、興趣が尽きない。 | [投票] |
★5 | マネーモンスター(2016/米) | 一気見、必至。真剣な当事者たちをまぜっ返す他局のお笑い番組とか悪ふざけして盛り上がる市中の人々も描いていて、観ているこちらも、あるあると盛り上がる。何という映画だ。
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★5 | クォ・ヴァディス(1951/米) | ノーベル文学賞の原作、映画共々面白い。(もっとも共々昔の事で、半分忘却)。ただ映像の力は素晴しく、側近詩人ペトロニウスとネロの姿は目に焼き付いている。片や芸術が分かっている皮肉屋、片や芸術が分かった気になっている、小心者故の傲慢な男だ。
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★2 | ダブル・トリガー(2012/米) | 話を面白くしようとしているのは理解出来るが、大切な所で、無理矢理次の展開につなげている。その無理矢理も度重なると、はっきり言って白けて来る。もし観ようと思われるなら、何も期待しないことをお勧めする。 | [投票] |