★5 | 幌馬車(1923/米) | まずその雄大さに驚く。そして次はその毎日の生活がじっくり書き込まれているので、実際の幌馬車隊に同行でもしたのじゃないかと。鋤の話とか「昔は友が友を信頼できた」という射撃の挿話とか、そして清々しいラストも忘れ難い。 | [投票] |
★3 | 三悪人(1926/米) | シーンとしては赤ん坊を助けるとか、教会を襲う等いくつか良いものがある。ストーリーも面白いが物語進行はだらだらとしており切れ味は悪い。 | [投票] |
★4 | センター・オブ・ジ・アース(2008/米) | これは3Dの為に作った?キノコの森が秀逸!点数は本当に低いね。 [review] | [投票] |
★3 | ジャズ・シンガー(1927/米) | 「お楽しみはこれからだ」と言うセリフ。そう、これからトーキーの時代が始まる。 | [投票] |
★4 | 二等兵物語 前篇女と兵隊 後篇蚤と兵隊(1955/日) | アチャコが大阪弁でまくしたてる。「(軍隊生活は)あほらしゅうて、あほらしゅうて」そして「・・・あぁ、おもろ」(笑うしかない)と続く。戦後70年の今(2012年)真面目に暮らしている者が、あほらしゅうてあほらしゅうて笑うしかないという世の中は大きく変わったか? | [投票] |
★3 | さよなら子供たち(1987/独=仏) | 神父が説教で、独軍に加担する仏人を“持てる者”と暗喩し「持てる者は宴を控えるべきだ」と。それに反発して立ち去る人、そして主人公の母(金持ち)は「言い過ぎだ」と言う。作者は何のコメントもしていないが、それは持つ者の論理であり、エゴだと思う。 | [投票] |
★4 | 黄金の七人(1965/伊) | 何十年か前に観た。ロッサナ・ポデスタの妖艶さにしびれ、教授のカッコ良さに憧れた。が、今(2012.8.2)観ると彼女はちょっときれいな女に過ぎず、教授も普通の男に見えた。私は歳を重ねたが、映画は歳を取らないんですね。でも昔のようにたっぷり面白かった。 | [投票(1)] |
★4 | バルカン超特急(1938/英) | 何といっても謎が素晴らしい。そして後半はアクションが楽しめるという贅沢な1本だ。英国紳士はクリケット狂と揶揄するのも面白い。そしてマーガレット・ロックウッドの可愛さが作品を引き立てる。ラストも決まっている。 | [投票] |
★4 | サマーウォーズ(2009/日) | 今どきの物語だが、よく描かれていると思ったシーン2つ。主人公が年下の佳主馬の部屋にパソコンを借りに行く。急いでいるのに「お得意先にお願いするように言って下さい」。私の親戚のガキも同じようなことを4,5年前に言っていた。作者も経験したに違いない。 [review] | [投票(2)] |
★4 | タバコ・ロード(1941/米) | 良し悪しはあろうが、深刻などん底の話をコミカルな面に光を当てた戯曲作家(本作はその戯曲の映画化)ジャック・カーランドに人間的なたくましさを感じる。そして、ラストのあたりがフォード節か。 | [投票(1)] |
★3 | ロイドの要心無用(1923/米) | スゴいんですけどね。着想のみという感じがする。好みの問題でしょうか?でも1度は見るべき作品でしょう。 | [投票] |
★5 | 雀(1926/米) | 暗い話だが、逆に明るささえ感じる。モリーというキャラのせい−魅力あるキャラクターがどれだけ重要かということだ。明るく楽しくくじけず健気、すっとぼけてもいる。昨今「勇気を貰う」なんて言葉の氾濫で私なぞ貰い過ぎてアップアップしているが、改めて本当に勇気を貰った。 | [投票(2)] |
★3 | 旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ(2008/日) | 実話らしいが、ありふれた話。が最後迄あくびが出なかったのは、興水らしいTVで鍛えた飽きさせないホンと、役者達の演技。実在者を演ずる為か、自分の持ち味を抑え、役柄を前に出したのが良かった。マキノは悪くない。ちゃっかりラストシーンに出てもいるしね。。3.5点。 | [投票] |
★3 | ダウト 偽りの代償(2009/米) | すべて reasonableな(理屈に合った) 謎解きでよかった、よかった。ただ、設定が異常すぎる。その線で推理するとすべてが見えてくるのが欠点。 | [投票] |
★4 | 最後の人(1924/独) | 冷たいようだが、米版より独版の方が良い。米版はピーンと張りつめて来たものを壊しているように思う。原題も“letzte mann”で・・・、 [review] | [投票] |
★4 | シャレード(1963/米) | サスペンス映画として4.5点。オードリーの映画として3点。 | [投票] |
★3 | Mr.インクレディブル(2004/米) | 前に観た事をしっかり忘れており、今回TV(12.07.25)で又鑑賞。どうも記憶からすり抜ける作品だ。感動なし、というより私の感受性が問題?それとも最近ヒーローものも更に突っ込んだものが多々あるせいか?頭で考えるといい作品なんですが。ところで、製作者に要望。 [review] | [投票] |
★3 | スウィングガールズ(2004/日) | いやージャズもいいですね。映画はもう一つですが。出て来た企画、アイディアに検討を重ねないでそのまま映像化した感じ。所謂“しっかりしたホン”になっていない。感動がすり抜けていく。もっとも製作者は感動より、楽しさだけを描きたかったのかもしれないけどね。 | [投票] |
★4 | デジャヴ(2006/米) | 要所要所にあっ!とか成程!とかがあって最後まで楽しませてくれた。片目は・・・、片目は・・・疾走する―見ないと意味は分からないですね―なんてよく思いついたものだ。“掘り出し物”というと、ブラッカイマーとトニー・スコットに失礼か。 | [投票] |
★4 | アイアン・ホース(1924/米) | アメリカの歴史そのものを描いているので当然なのだが、米映画らしい米無声映画だ。新人監督ジョン・フォード、時に29歳。佳い画が撮れた。また細かい描写が心にくい。 [review] | [投票(2)] |