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KEIさんのコメント: 更新順

★5海底2万マイル(1954/米)舞台は海だが、未知への憧れが横溢していて、昔のことを思い出させる。又平和主義者でもあったヴェルヌの主張を汲んだメッセージも良かった。一昨日(2016.5.27)米国オバマ大統領が広島を訪問した。が、現実は、新しい世界はまだまだ遠い。[投票]
★4海街diary(2015/日)4姉妹の仕事、学校の挿話はTVドラマか何かで見聞きしたモノばかりで、イメージが埋没しそう。が、各々の関わり、生活、家の中のシーンになると、俄然精彩を放つ。後者を中心に脚色したホン(も是枝)が成功のモトだろう。[投票(1)]
★3スリーデイズ(2010/米)観客に最小限の情報しか与えない進行は、話が早くて良いが、最初からこれでは上すべりの物語しか、つかめない。突然、話が3年後に飛ぶのも乱暴だろう。状況設定が穴だらけだ。後半の盛り上がりで、監督の実力は認めるとしてもね。[投票]
★4白熱(1949/米)カメラアングルの確かさには目を瞠る―位置関係、状況が実に分かり易い。また捜査官の追跡車が犯人車を見失ってしまうシーンにおいては、車、画面が震えている―捜査官のあせりが伝わって来た。やはりラオール・ウォルシュ、ただ者ではない。[投票(1)]
★4コルドラへの道(1959/米)原作は未読だが、日本の時代小説のように米国では西部小説というジャンルがあり、その秀作だろう。戦闘シーンは映像ならではの迫力があった。逆に人物の心理描写は少し物足りない。G・クーパー58歳お疲れ気味か。R・ヘイワースも41歳さすがにとうが立った。[投票]
★1ネイチャー(2014/英)何という事のないブツ切りの映像が多い。悪く考えると、何かの目的で撮った映像の端尺を適当につないだようにも見える。だからテーマも本当は無いのだが、ナレーターの言葉でテーマらしい‘水’に無理に近づけている、ごまかしている様なのも不愉快だ。[投票]
★5バーディ(1984/米)生物の多様性ではないが、観賞中段々と鳥の視線になった。今迄看過してたよくある戦争シーン−多くの鳥が飛び立つシーンでの鳥たちの恐怖が伝わって来る。人間程他の生物に恐怖を与えた生物はいない、と改めて思う。でも思わず笑がこぼれたラストに+1点。[投票]
★3スーパー・マグナム(1985/米)上手な筋運び。何ということのない話だが、徐々にエスカレートしていく火薬の量が観ていて飽きを来させない。ラストの一発ドン!もすっきりさわやか。ブロンソンの渋さと相まって好感のもてる映画だ。[投票]
★4HK 変態仮面(2013/日)SMママ役の片瀬那奈。実は私は隠れファン(隠れることはないのだが)です。30才頃からか('81年生れ)イケイケ役が多くなり、性格から演リ易いだろと思っているのだが、それでも今回は1番ハードで、彼女の30台前半の代表作になると思う。[投票]
★4パリ、テキサス(1984/独=仏)渇いたエレキ・ギターの曲が素晴らしい。砂漠の画も悪くない。そんな中で語られる、歳の離れた男と女のよくある愛の話だが・・・ [review][投票]
★4シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011/米)前作に比べ、見せ場がきっちりと描けている。脚本家を変えたのが良かったか?アクション映画に成り下がった、とは言わないが謎が無くなった、小粒になったのは推理ファンとしては残念。ただラスト20分は原作+色々アイディアがあり、満足。[投票]
★5山の郵便配達(1999/中国)父親は息子に何をどれだけ伝えられるのか、といつも思ってきた。時代が違うし、背中を見ろと言ってもやはり言葉で言わないと分からないだろうし。そして結局、してやれることは何も無い、彼には彼のやり方があり、それを見守るしかない・・・ [review][投票]
★3台北に舞う雪(2009/中国=日=香港=台湾)最初キムタクの月9かと。「失踪しても誰も探してくれなかったら、さみしいだろう」「愛する人に傷つけられることはない」―いいセリフもあるが、話が陳腐。むしろ、今後の主人公2人が気になる。やっぱ月9レベルだ。[投票]
★4シャーロック・ホームズ(2009/米)音楽は拾い物。ゴチャゴチャしているが力作。最後にすべての謎解きをするお約束は、実に楽しい。テンプル第4修道会:恐怖で人々を操り世界制服を企む。今(2016年)もイスラム国、アジア某国・・・世界が何となく短絡的で理性を失っていないか!?[投票]
★4ティモシーの小さな奇跡(2012/米)良質の映画。無理のない筋運び。初めて子供を持った夫婦がよく描けている。最初からカットバックを使っているが、それがラストシーンに生きてくる。時系列に並べたのでは、ラストに間延びが生じ、これ程ホロッとするラストにならなかったに違いない。[投票]
★2アレックス・ライダー(2006/英=米=独)穴だらけ。話のつなぎが甘いし、細部の描き方もいい加減だ。コミカルものかと思えば、リアルになったりする。色々ブチ込んでいるのは分るが、バランスが悪い。続編狙いが見え見えなのも不愉快だ。[投票]
★4沈黙の報復(2007/米)社会的マイナーの味方をしながら「俺はもっとタチが悪いぜ」なんて言うが、とにかく無敵で堂々としている。最近の映画は悩むヒーローが多くて、困る。ヒーローが悩んでどうするんだ?堂々としていて欲しいと思う。で、あえて4点にしたのは・・・ [review][投票]
★5くちびるに歌を(2015/日)原作が当然良いのだろうが、脚本もよく出来ている。映像を生かして、活字よりも漫画よりもより深い印象を与えるシーンも多い。落ち着いた画と語り口もいい。中学生2人の直面する問題というか状況は胸に突き刺さる。[投票]
★5さらば愛しき女よ(1975/米)本作は、ナレーションを使った物語展開が分かり易く、(原作通りの)セリフも決まっていて、夜の灯がまた雰囲気を醸し出している。ミッチャム・マーロウの良し悪しは別にして、私は好きなランプリングの目力の魅力に沈没しました。[投票]
★3少年と自転車(2011/ベルギー=仏=伊)すっきりしない―各キャラの描き方がもう1つ。サマンサの動機付けが弱いし、父親と不良は類型的。最後のエピソードが面白いと言えば面白いが。文句なしは音楽。ロンドンフィルとブレンデルのピアノ―これはすっきりした。[投票]